新作オリジナルキットを中心に、JAF・CONで発売された、ゴジラ・怪獣関連情報を紹介します。
なお訂正や補足情報お持ちの方は、メールでご連絡下さい。
最終更新:2000.8.2
真夏のジャフコン・レポート[怪獣編]です。
WFに較べ、だいぶ小規模の印象となりましたが、それでも個人メーカーのオリジナル・キットが見れるイベントでは、WFに次ぐイベント。
怪獣関連も少ないのですが、その分余裕を持って周れます。
ただ、キャパの問題と入場規制もあり、午前中には入場者の列が続きました。
参考までに紹介しとくと、11時少し前の到着で、入場40分待ちでした。
とはいえ、当日は風が結構あったので、今回は待っている間も比較的涼しかったです。
最初はもちろん、酒井ゆうじ造型工房です。
イベントではWFに先駆けて、夏の新作を生で見ることができます。
今回は、イベント恒例となった出現シリーズの新作ギドゴジ出現~ゴジラ復活、原潜撃沈。
原潜とがっぷり四つに構えた北海道版のギドゴジで、新宿戦版よりしっかりした上半身など、ギドゴジ着ぐるみ2体の違いも完全に再現しています。
キットは、雑誌で紹介されたイメージより充分前かがりになっており、より衝突する力を感じました。
なお原潜は、支柱が無くてもゴジラとのパイプ接続で、浮き上がるようになっています。
また、ギドゴジプレートも新調され、咆哮するアクティブなギドゴジを再現するため、頭、下アゴ、舌が別パーツとなるプレート初のキット形態となりました。
この他には、秋に販売となる40cmミレニアムゴジラ、再販が決定した15cmギドゴジ対決「網走より」(ギドラ・ジャイアントスイング)や決戦ギドラが並んでいました。
次は30cmガラモンを出した、Brand-Two。
このサイズでのガラモン立体化は、久々です。
奥行きのある顔や、無数のトゲなど、圧巻の一品でした。
新作3体を揃えてイベント初参加したのは、大阪のGK中古店ケレンスキー。
20cmサイズのバラン、メガロ、ボーグ星人が並びました。
→ボーグ星人、ピンボケでごめんなさい!
前回のWFからイベント出店しているミアキスも、新作の泳ぎミレゴジが間に合わなかったものの、旧作3点や恐竜モデルを並べてJAF・CON初参加。
WFには、泳ぎミレゴジも並べるそうです。
この他ウルトラ系では、常連の高田造型工房やハイライトが旧作、新作を並べています。 変わりダネでは、平成のビデオ版セブンに出演した、スーツアクターの外島孝一氏自ら製作したキングジョーIIが、アウトランドの名で発表されました。
さて、その他ロボット関係のキットが並ぶ中、おやっと思ったものを2つ。
一つは、オリジナルキットから、工作部助さんの「風神雷神図屏風」。
日本古来の屏風絵からの立体化ですが、流行りに流されない、こういう立体物を見ると、造型家魂を感じてついついうれしくなっちゃいます。
もう一つは、MKプロジェクトのマン・セブン・新マンの隊員エンブレム。
科学特捜隊の流星マーク、ウルトラ警備隊のマーク、MATマークの3点セットで、アイロンで手軽に糊付けできる刺繍品ですが、こういう布物のアイテムも額装にすれば面白いですね。
さて、ちょっと怪獣は少なかったですが、あと1ヶ月もすればWFの開催です。 次は、何を見せてくれるのでしょうか。
注意:ここで紹介したイベント情報は、怪獣やガレージキットのファンのためのもので、特定のディーラーや商品の宣伝ではありません。
紹介した画像データは、当日撮影の他、各ディーラーからご好意で提供していただいた写真も使用し構成しています。
また、登場するキャラクターは、各社の著作物です。
(C)TOHO Co. (C)DAIEI Co. (C)NIKKATSU Co. (C)SHOTIKU Co. (C)TSUBURAYA PROD.
All photograph by Masato Matsumoto.