PAOPAO WONDER LAND PHOTO REPORT

イベントレポート・怪獣ワールドフェスティバル VOL.4

KAIJU WORLD FESTIVAL VOL.4 (2018.4.22)

ワンフェスではディーラー数が多いため基本新作に絞って紹介していますが、怪獣ワーフェスはできるだけ会場の雰囲気が伝わるよう怪獣以外のアイテムも含めて再販や再掲の写真も掲載します。
なお訂正や補足情報お持ちの方は、メールでご連絡下さい。
最終更新:2018.4.29

■メイド喫茶を横目に見つつ廣瀬無線電機ビルへ

 完成品工房のG-Worksが主催する、怪獣に特化したイベントの4回目。 東京では30℃まで気温が上がる、夏日での開催となりました。

■G-Worksテーブル

 今回は、まず入り口から会場への通路にテーブルが1列並べられ、ショゴジサヴァイブを初めとする作品がお出迎えです。 通路を抜けた会場の中央には、いつもの広いテーブルが展開されて、30cmラインを中心に東宝、ウルトラ、ガメラなどの怪獣がところ狭しと並べられていました。

■五十音順ディーラー紹介

 参加ディーラーのテーブルは、壁を背にして中央テーブルを囲むようにぐるりと配置されていました。

凡例:…東宝怪獣 …ウルトラ怪獣 …大映怪獣 …その他の怪獣・怪人 …メカ …完成品、中古品、その他
■ACRO

■ACRO

■ACRO

KAIJU Remix Seriesで独自路線を行くACROのブース。近年は、故韮沢靖氏のデザインの立体化に力を入れています。

  • 「KRS×NIRASAWA テレスドン」「KRS×NIRASAWA ゴモラ」
  • 「KRS×NIRASAWA ネロンガ」
  •   KRS×NIRASAWA より、新作・近作の3点。 ゴモラは、ドラコと同じくT's Facto山脇氏が原型を担当して韮澤氏のイラストを立体化したもの。 ネロンガはWFと少し別の角度からの再掲です。 ちなみに、ケムール人のマスクキットは大きいですが大人では被れなさそうです。
    ■浅井造型

    ■浅井造型

    ■浅井造型

    浅井篤氏主宰の、桑名市から参加する怪獣専門メーカーです。

  • 「シン・ゴジラ ハイレリーフ 第3形態」「シン・ゴジラ ハイ・レリーフ」
  •   このイベントで先行販売されたレリーフモデル2体。 新作は、左側の天を仰ぐ第3形態で、半濁を再現した目の塗装が良い感じでした。 浅井さんは、次は第2形態を出すと言ってましたが、顔だけでは判別しにくいので、この第3形態を横向きにしてそのまま出すんじゃないかと隣のブースの丹羽氏らに突っ込まれていました。
    ■アス工房

    ■アス工房

    ■アス工房

    GK最初期に、マーメイドで活躍した浅川洋氏の主宰する、怪獣専門メーカー。 「アレイド」ブランドより、"中の人"を30cmサイズとしたレジンキットをリリースしています。

  • 展示ブース
  • 「磁力怪獣アントラー」「毒ガス怪獣ケムラー」
  •   近作がずらりと並んだ展示ブース。 最新作のアントラーは、彩色済み初展示。 目やハサミの電飾が、展示物のクオリティを上げているブースです。
    ■イーグルクラフト

    ■イーグルクラフト

    ■イーグルクラフト

    南田哲郎氏主宰の怪獣専門メーカーです。

  • 「マグラー」
  • 「円盤生物ブラックテリナ」「円盤生物ブラックドーム」「ヤプール老人」
  •   精力的に作品を増やしている南田氏。 写真は、彩色済みは初掲載となるマグラーと20cmサイズの近作作品群を。
    ■イマージュ

    ■イマージュ

    ■イマージュ

    川崎市で完成品工房も営む、ショップディーラーさんです。

  • MDA・怪獣総伸劇シリーズ
  • MDA 2週年記念スペシャルキット「X星人波川さん」
  • MDA 2週年記念スペシャルキット「X星人波川さん」バックショット
  • MDA「ミレニアムゴジラB-4改」
  •   こたつMASHさんに見守られて、MDA・怪獣総伸劇シリーズからは、最新作の「モスラ幼虫」「ゴロザウルス」を加えた4体が並びました。 ぺたりんこゴジラに囲まれてポーズするのは、MDA2週年記念スペシャルキットのかわいいX星人波川さん。 たまおさんがぷりケツを写せというので、禁断のバックショットも公開。 最後はWFでブレてしまった、B-4改のリベンジ再掲を。
    ■うらまっく

    ■うらまっく

    ■うらまっく

    漫画家でもある増田剛氏が主催するディーラーさん。 WFではモンハン中心ですが、こちらではビネット風デフォルメセットが並びました。

  • 「ミイラの叫び」
  •   ビネット風にまとめたデフォルメセット第3弾は、ドドンゴとミイラ人間上半身があしらわれた「ミイラの叫び」。 ジオラマベース付きで、「シー家族誕生」とともに販売されました。
    ■怪奇造形堂・蟲式

    ■怪奇造形堂・蟲式

    ■怪奇造形堂・蟲式

    怪奇造形堂さんと蟲式さんのジョイントディーラーさんです。

  • 怪奇造形堂「妖怪イソビョウタン」
  • 蟲式「ガッツ星人像」「メトロン星人像」「ヒクイドリ」「アミガサくん」
  •   怪奇造形堂・實方氏からは、オリジナルの妖怪イソビョウタンを。 カラバリは、カラーレジン成形によるものです。
    蟲式・テドリタイスケ氏の方は、怪獣を含む近作4点。 ヒクイドリとアミガサくんは、初掲載です。
    ■GOWROW

    ■GOWROW

    ■GOWROW

    原型師當幸宗氏が主宰する、怪獣専門のプライベートメーカーです。 毎回大型のヘッドモデルや迫力の怪獣モデルが並びます。

  • 「ゴジラvsビオランテ レリーフ」
  • 「逆襲ゴジラ(海外版)」
  • 「カメーバ(2003)」
  •   WFをお休みしたGOWROWからは、一挙に新作3点がリリース。 幅22cmほどあるゴジビオのプレートは、イベント販売限定品。 ジャイガンティスとカメーバは、KWF先行販売。 隣はうけけ団のブースで、14年振りのカメーバキット2体が並ぶという珍しい光景になりました。
    ■クダフ ロミ

    ■クダフ ロミ

    ■クダフ ロミ

    福田浩史氏が主宰する、プライベートメーカー。 ビオランテの連作を展示・販売しています。

  • 「バルタン星人2代目」
  •   G-WORKSのブランドから、円谷怪獣へ初チャレンジ。 第1弾は、バルタン星人の2代目。 しかし、福田氏本人がブースにいないと思ったら、完成品のビオランテコーナーの前で過去の名作群を眺め倒していました。
    ■KOC

    ■KOC

    ■KOC

    ボークスの時代から怪獣を造り続けている、茨木彰氏が主宰する怪獣メーカー。

  • 「初代ゴジラ」
  • 「ゴジラ2016 第4形態覚醒バージョン電飾ヘッド」
  •   KOCの作品がずらりと並んだブース。 まず目を引いたのは、40cmの初代ゴジラ。 原型はほぼ完成していて、近日発売予定とのこと。 パーツ状態のカマタ君の隣に展示されたのは、新作となるクリアパープル成型の第4形態電飾ヘッド。 右は同モデルに彩色したもので、体表の薄い部分も紫に光っていました。
    ■源工房

    ■源工房

    ■源工房

    東京から参加の、伊原源造氏が主宰する怪獣メーカー。

  • 「ゴミ箱怪獣 バスーラ」
  •   版権ものとは一味も二味も違う、オリジナル怪獣。 設定から怪獣名まで、創造する楽しみが味わえるのが魅力と語ってくれました。
    ■CCP

    ■CCP

    ■CCP

    リアル怪獣のソフビ完成品を多数リリースしている完成品メーカーです。

  • 「テレスドン」「ガラモン」「キングジョー(マウント)」
  •   左から新作のテレスドンやガラモンが並ぶテーブル。 その横には、かなりマニアックなセブンに馬乗りになるキングジョーも見えます。 さらにこれでもかと、ウルトラヒーローがずらりと並ぶ壮観なテーブルとなりました。
    ■絶滅屋

    ■絶滅屋

    ■絶滅屋

    オフィスカイムの時代から、怪獣を造り続けている佐藤和由氏。 自ら主宰のディーラーで、クトゥルフや怪獣をリリースしています。

  • 「ベムスター」
  •   こちらもG-WORKSのブランドから、円谷怪獣を一般版権でリリース予定。 一般版権の第1弾は、30cmサイズはある大きなベムスター。 夏のWFには、彩色済みで展示されると思います。
    ■造型工房キトラ

    ■造型工房キトラ

    ■造型工房キトラ

    埼玉県から参加の、岡健之氏が主宰する怪獣メーカー。50cmサイズの大型モデルも並びます。

  • 「50cmゴメス」ジオラマ
  • 「ガメラ3」
  • 「ゴルザ」
  • 「ミニガヴァドンB」
  •   50cmサイズのコーナーでは、ゴメスの北山トンネルジオラマとガメラ3がお出迎え。 迫力の2体が並びます。 小サイズの新作は、手ごろなサイズで再造形されたゴルザと成田デザイン版のガヴァドン。 ガヴァドンは、高垣氏以来史上2回目の立体化です。
    ■ダイモス

    ■ダイモス

    ■ダイモス

    村上寛氏主宰の、怪獣専門メーカー。 東宝をメインとした村上氏の怪獣、パノラマアワー氏のメカ、福田真也氏のメカや怪獣とラインナップを展開中。 また、完成品工房レッドテール板垣氏による他メーカーも含めた怪獣完成作品が並ぶテーブルです。

  • 「恐怖の怪人」「地底怪獣バラゴン」
  • 「カマキラス/ミニラ危うし!」「妖星ゴラス/マグマ対国連VTOL機」
  • 「ガイガン1973」
  • 怪獣創庫「84ゴジラ ヘッド」
  •   いよいよ彩色済みで並べられたフラバラの2体。 2体揃うと迫力あります。 カマキラスは、今日はちゃんと羽根が付いていました。 マグマ対国連VTOL機がお披露目されたばかりの福田氏は、早くも次回作のガイガンを展示。 スーツサイズの84ゴジラヘッドは、バラゴンの原型を担当した怪獣創庫金森直史氏の個人作品です。
    ■タナカ・STUDIO

    ■タナカ・STUDIO

    ■タナカ・STUDIO

    監督や脚本など、多彩な顔を持つタナカケンイチ氏の主催するディーラーさんです。

  • 「ゴジラ・アース」
  • 「ゴジラ2014 ver2」「ゴジラ・アース」
  •   大型モデルが続くタナカ氏の新作は、40cmサイズのゴジラ・アース。 ゴツゴツの塊りが大迫力の一品。 ゴジラ2014と2体並べても、見劣りしないボリュームです。
    ■T's Facto

    ■T's Facto

    ■T's Facto

    山脇隆氏主宰の、怪獣専門プライベートメーカー。 近年は、オリジナル作品も展示・販売されています。

  • 「GODZILLA vs ORGA」
  • 「MONSTER X -REBORN-」「GODZILLA 1954 Skeleton」
  •   最新作のオルガは、今回は口の中メインの写真を。 再販コーナーでは、最近再販されたモンスターXと2015年再販の初ゴジスケルトンが並びました。
    ■モンスターメーカー・28

    ■モンスターメーカー・28

    ■モンスターメーカー・28

     丹羽俊介氏が主宰する、桑名市から参加の怪獣専門ディーラーです。 映画のポスターを縮小したホリゾントが飾られるなど、展示でも楽しませてくれます。

  • 「メカゴジラ'74」「ゴジラ'74」
  •   再販のメカゴジラと参考展示のゴジラ、この2体のツーショット展示は第2回のKWF以来?! 次回作は、84サイボットとのことです。

    ■夢工房ハイライト

    ■夢工房ハイライト

    ■夢工房ハイライト

    岡悟氏主宰の、ヒーロー&特撮専門メーカーです。 怪獣特撮関連では、マンやセブンなどのヒーローと対戦怪獣が立体化されています。

  • 「ジャミラ」ジオラマ
  • 「ジャミラ」「ウルトラマンティガ」
  • ライブハウス「玉子怪獣シリーズ」
  •   今回の目玉は、いよいよ発売になったジャミラのジオラマ。 ジオラマ展示もイベントの醍醐味です。 WFでも紹介したライブハウス鯨井実氏の玉子怪獣シリーズは、前回ショーウインドウ超しでよく撮れていなかったので再掲します。
    ■レジンシェフとうけけ団

    ■レジンシェフとうけけ団

    ■レジンシェフとうけけ団

    日米合体ディーラー。 ビルズキッチン主宰のビル・グドムンドソン氏と、日本の複数原型師による作品を中心に、30cmサイズの怪獣が数多く並びます。

  • 「カマキラス飛翔形態」
  • 「ヘドラ」
  • 「メカキングギドラ」
  • タイトルロゴ立体プレート各種
  •   冬のWFから2ヶ月しか経っていませんが、早くも新作ラッシュのうけけ団。 ビルは、約17年振りとなるカマキラスを飛翔形態でリリース。 去年のKWFでお披露目された大作のメカキングギドラは再掲です。 杉田氏の次回作は、大好きなヘドラの水中期。 ねこだましさん原型の立体プレートは、「ゴジラVSビオランテ」と「ゴジラVSキングギドラ」の2点が追加されました。

    注意:ここで紹介したイベント情報は、怪獣やガレージキットのファンのためのもので、特定のディーラーや商品の宣伝ではありません。

    紹介した画像データは、当日撮影の他、各ディーラーからご好意で提供していただいた写真も使用し構成しています。 また、登場するキャラクターは、各社の著作物です。
    (C)TOHO Co. (C)DAIEI Co. (C)NIKKATSU Co. (C)SHOTIKU Co. (C)TSUBURAYA PROD.
    All photograph by Masato Matsumoto.