PAOPAO WONDER LAND PHOTO REPORT

イベントレポート・怪獣ワールドフェスティバル VOL.8

KAIJU WORLD FESTIVAL VOL.8 (2024.5.26)

怪獣ワーフェスはできるだけ会場の雰囲気が伝わるよう、再販や再掲の写真も掲載します。
なお訂正や補足情報お持ちの方は、メールでご連絡下さい。
最終更新:2024.7.1

■東京都立産業貿易センターへ

 コロナ禍も過ぎ去り、復活して3回目の開催となった怪獣ワールドフェスティバル。 昨年に続き、梅雨入り前に気温が24℃を上回るほぼ夏日の開催となりました。

■G-works&怪獣ZONEの完成品展示コーナー

 今回は、テーマごとにいくつかのテーブルに別けて配置されたG-worksの完成品展示テーブル。 怪獣GKファンの完成作品を展示紹介する『怪獣ZONE』に参加するテーブルも、昨年に続き会場の一角を占めて並べられました。



■五十音順ディーラー紹介

凡例:…東宝怪獣 …ウルトラ怪獣 …大映怪獣 …その他の怪獣・怪人 …メカ …完成品、中古品、その他
■ACRO

■ACRO

■ACRO

KAIJU Remix Seriesで独自路線を行くACROのブース。竹谷隆之氏デザインや海外原型師とのコラボが続きます。

  • KRS「ギャンゴ」「ウィンダム」「Gill Beast 鯰」
  •   独自のアレンジで展開するKRS新作から、サガタキック氏原型のギャンゴ、竹谷デザイン藤本圭紀氏原型のウィンダム、ジェームス・グロマン氏原型のオリジナルクリーチャー(-NAMAZU-)が並びました。
    ■浅井造型

    ■浅井造型

    ■浅井造型

    桑名市から参加する、浅井篤氏主宰の怪獣専門メーカーです。

  • 「ビオランテ・暴走する遺伝子の乱流」
  • 「キラアク星人・鉱物生命体」
  • 「ゴジラ映画タイトルプレート」
  •   ようやくイベントで披露された浅井版ビオランテは、入り口近くの中央テーブルで特別展示。 浅井造型のテーブルでは、恒例となった怪獣オーナメントシリーズからタイトルプレート5種と「キラアク星人・鉱物生命体」が展示販売されました。
    ■アス工房

    ■アス工房

    ■アス工房

    GK最初期に、マーメイドで活躍した浅川洋氏の主宰する怪獣専門メーカー。 「アレイド」ブランドより、"中の人"を30cmサイズとしたウルトラマンシリーズをメインにリリースしています。

  • 「メガトン怪獣スカイドン」「ウルトラマンBタイプ」「変身怪獣ザラガス」
  •   今回は、最新作のスカイドンやウルトラマンBタイプに加え、再販となったザラガスが並びました。
    ■イーグルクラフト

    ■イーグルクラフト

    ■イーグルクラフト

    南田哲郎氏主宰の怪獣専門メーカーです。

  • 「サイモン星人の子ども」
  • 「スペースアロー」
  •   怪獣やメカまで南田氏の力作が並ぶテーブル。 今回は、『ウルトラマンA』よりサイモン星人の子どもと帰りマンよりスペースアローが並びました。
    ■イマージュ

    ■イマージュ

    ■イマージュ

    川崎市で完成品工房も営む、ショップディーラーさん。 テーブルには、今回も林家しん平師匠が来訪されました。

  • 「ゴジラ対ヘドラⅢ 最終章」
  • 「ゴジラ対ヘドラ三部作」
  • 「ゴジラ1995 Ver.2」「ゴジラ 1995 MELT DOWN」
  • 「蛇龍(ジャロン)試作・検討用イメージヘッドモデル」「デフォルメ ボーンフイッシュ」
  •   デフォルメモデルで「ゴジラ対ヘドラ」の対決セットをリリースしてきたイマージュ。 今回は第3弾にして最終章となるヘドラの目玉を手にしたヘドゴジを立体化。 リリース記念としてシリーズ3作と、ぺたりんこミニラ&モスゴジが並びます。 デスゴジは、お馴染みとなったデフォルメのVer.2と再販の激闘シリーズの2ショットで。 蛇龍(ジャロン)試作・検討用イメージヘッドモデルの横には、深海獣シリーズから2020年にリリースしたデフォルメ・ボーンフイッシュも並べられました。
    ■うらまっく

    ■うらまっく

    ■うらまっく

    増田剛氏が主催するディーラーさん。 怪無時代のPOST monstersシリーズのリイシューシリーズや、30cmサイズのリアルタイプモデルが並びます。

  • Re:POST monstersシリーズ
  • 「どくろ怪獣レッドキング2代目」
  •   デフォルメモデルからは、Re:POST monstersシリーズの「ゼットン&パンドン」「アストロモンス&バキシム」「エレキングVSミクラス」を展示・販売。 リアルタイプモデルからは、レッドキング2代目が並びました。
    ■怪獣商会

    ■怪獣商会

    ■怪獣商会

    羅呑八木沢氏主宰の、怪獣専門完成品工房のブースです。

  • 完成品テーブル
  •   酒井ゆうじ造型工房やマー工房、ねんど星人など、様々なメーカーの怪獣と恐竜キットの完成品が展示・販売されました。
    ■怪獣ショップてつ

    ■怪獣ショップてつ

    ■怪獣ショップてつ

    人形師加トュー氏主宰の、怪獣工房のブースです。

  • 「恐龍狩~ネロンガ対村井強衛門 弐~」
  • 「恐龍狩~禰崙牙ネロンガ対村井強衛門 参~」
  • 「山脇ネロンガ@ネロンガ対村井強衛門 参」
  •   ウルトラマン第3話に登場する伝承(劇中ホシノ少年の台詞で解説)をモチーフに、2021年に立体化された「ネロンガ対村井強衛門」に続くシリーズの第2弾・第3弾がお目見え。 ネロンガは電気を吸って怪獣化する前の中型恐竜の設定で、ご覧のように等身大の激闘ジオラマとなっています。 第2弾はてつさんのブース、山脇さん原型のネロンガを使用した第3弾は『特集展示/怪獣造形師の世界』のブースでそれぞれお披露目されました。
    ※いずれもジオラマ完成品での展示・販売です
    ■GOWROW

    ■GOWROW

    ■GOWROW

    當幸宗氏が主宰する、怪獣専門のプライベートメーカーです。 毎回大小さまざまな東宝怪獣モデルが並びます。

  • テーブル全景
  • 「モスラ1961」
  •   上段に展示されたのは、新作の「KING GHIDORAH 1968」と「モスラ1961」の2体。 下段には、恒例となったイベント限定のレリーフプレート2種が並べられました。
    ■工房RASEN

    ■工房RASEN

    ■工房RASEN

    アナログ造形にこだわるGKメーカーです。

  • 「ホースオルフェノク」「大魔王獣マガオロチ」
  •   『仮面ライダー555』より「ホースオルフェノク」、『ウルトラマンオーブ』より「マガオロチ」が展示・販売されました。
    ■ZO MODELS

    ■ZO MODELS

    ■ZO MODELS

    東京から参加の、伊原源造氏が主宰する怪獣メーカーです。

  • 「K.I.S ゴジラ1984」
  • 「K.I.S ゴジラ1989」「K.I.S ガメラ3 ver.sv」
  • 「K.I.S ガメラ2」
  • 「S.I.S 甲府事件の宇宙人」
  •   ラインナップが充実してきたZO MODELS。 ゴジラはK.I.Sから、ねんど星人氏原型の84ゴジラと福田浩史氏原型のビオゴジの2体を展示。 ガメラは平成シリーズからG2と、新たにソフビ製塗装済完成品が試みられたG3が参考展示されました。
    最新作は、S.I.S.(strange imagination series)と題された新シリーズの甲府エイリアンで、ご覧のような塗装のバリエーションとともに展示・販売されました。
    ■造型工房キトラ

    ■造型工房キトラ

    ■造型工房キトラ

    埼玉県から参加の、岡健之氏が主宰する怪獣メーカー。50cmサイズの大型モデルも並びます。

  • 「50cmブースカ」
  • 「ミニブースカ(完成品)」
  • 「グリッドマンヘッド」
  • 「マメゼッパンドン」
  •   新作は、着ぐるみの質感がよく再現されている50cmサイズのブースカ。 展示テーブルの前では、当時リアルタイムで番組を視聴していたOldMenの話にも花が咲きました。 他に大型のグリッドマンヘッドモデルや、岡氏が得意とする10cm弱のミニやデフォルメモデル達が並びました。
    ■T's Facto

    ■T's Facto

    ■T's Facto

    山脇隆氏主宰の、怪獣専門プライベートメーカーです。 今回のイベントでは、『特集展示/怪獣造形師の世界』で歴代の名品も並びました。

  • 「GODZILLA MILLENIUM DESIGN『韮沢靖イラストイメージゴジラ』」
  • 「GODZILLA(2016)雛型検討用モデルバージョン」「GODZILLA 1954 SKELETON」
  •   レギュラーのテーブルでは、まず再販された2004年の韮沢靖イラストイメージゴジラ(ミレゴジ)がお出迎え。 その隣には、最新作のシン・ゴジラ雛型検討用モデルと昨年末に再販された「GODZILLA 1954 SKELETON」(2006年)の大型モデル2体が並びました。
    ■モンスターメーカー・28

    ■モンスターメーカー・28

    ■モンスターメーカー・28

    丹羽俊介氏が主宰する、桑名市から参加の怪獣専門ディーラーです。 映画のポスターを縮小したホリゾントが飾られるなど、展示でも楽しませてくれます。

  • 「暴竜アンギラス」
  • 「メカゴジラⅡ'75」
  • 「ケムール人」
  •   昭和後期の東宝怪獣が続くMM28のテーブル。 最新作アンギラス2代目の展示・販売に加え、メカゴジラⅡと原型提供をしてX-PLUSからソフビ完成品が販売されることが決まったケムール人が参考展示されました。

    ■夢工房ハイライト

    ■夢工房ハイライト

    ■夢工房ハイライト

    岡悟氏主宰の、ヒーロー&特撮専門メーカーです。 怪獣特撮関連では、マンやセブンなどのヒーローと対戦怪獣が立体化されています。

  • 「ウルトラセブン」
  •   冬WFに続き、木下造形の37cmセブンが展示・販売されました。
    ■レジンシェフとうけけ団

    ■レジンシェフとうけけ団

    ■レジンシェフとうけけ団

    日米合体ディーラー。 ビルズキッチン主宰のビル・グドムンドソン氏と、日本の複数原型師による作品を中心に、30cmサイズの怪獣が数多く並びます。

  • 「ヘドラ成長期」「ゴジラ1971」
  • 「ジェットジャガー」
  • 東宝特撮タイトルロゴ立体プレート「ゴジラ対ヘドラ」
  •   デビュー作の「シャーレ・ヘドラ」(2006年)から、ヘドラのバリエーションを造形し続けてきた杉田氏。 その集大成となる成長期をついにリリース。 テーブルではビルのヘドゴジを加えた大型ジオラマ展示と、ねこだまし氏の「ゴジラ対ヘドラ」立体プレート、さらに近作の飛びジェットジャガーも展示されました。

    ■特集展示/怪獣造形師の世界 第二回『T's Facto ~山脇隆~』

     怪獣造形師にフォーカスする第二回目はT's Factokの山脇隆氏を特集。 会場の約1/5を使用して新旧の名品が並びました。

    ■合成怪獣大絵巻『怪獣デジタル画像の世界』

     もう一つの企画は、怪獣キットの完成品を使ってデジタル合成した創作画像ギャラリーの2回目。 新福小太郎さんと伊藤暢彦さんの数々の力作がパネル展示されました。

    注意:ここで紹介したイベント情報は、怪獣やガレージキットのファンのためのもので、特定のディーラーや商品の宣伝ではありません。

    紹介した画像データは、当日撮影の他、各ディーラーからご好意で提供していただいた写真も使用し構成しています。 また、登場するキャラクターは、各社の著作物です。
    (C)TOHO Co. (C)DAIEI Co. (C)NIKKATSU Co. (C)SHOTIKU Co. (C)TSUBURAYA PROD.
    All photograph by Masato Matsumoto.