怪獣ワーフェスはできるだけ会場の雰囲気が伝わるよう、再販や再掲の写真も掲載します。
なお訂正や補足情報お持ちの方は、メールでご連絡下さい。
最終更新:2025.7.20
会場を、浅草寺から5分の産業貿易センター台東館に移して3回目となった怪獣ワールドフェスティバル。 梅雨入り前の少し曇った、過ごしやすい1日の開催となりました。
今回も、テーマごとに3つのテーブルに別けて会場中央に配置されたG-worksの完成品展示テーブル。
入り口からすぐの正面テーブルAでは、酒井ビオゴジと浅井ビオランテの夢の対決が実現。テーブルCでは、怪獣以外に懐かしい圆句氏のシレーヌ舞「恨」(1991年ボークス)や竹谷氏の「エイリアンパイル」(1999年フューチャーモデルズ)など歴代の名作キットの完成品も並びました。
一方怪獣GKファンの完成作品を展示紹介する『怪獣ZONE』に参加するディーラーテーブルは、メーカーテーブルと同様会場の周りにぐるりと配置されました。
キトラから独立したtoc氏は「幻怪庵」としてこちらで参加。お馴染みとなったキンゴジの他、オリジナルの「清姫」「ガマ妖獣」なども展示されました。
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東 |
桑名市から参加する、浅井篤氏主宰の怪獣専門メーカーです。
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イベント恒例となった怪獣オーナメントシリーズから、「デストロイア・クロール体」 を展示・販売。 タイトルプレートは既発の5種に「海底軍艦」と「空の大怪獣ラドン」の2種が追加されました。 |
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GK最初期に、マーメイドで活躍した浅川洋氏の主宰する怪獣専門メーカー。 "中の人"を30cmサイズとしたウルトラマンシリーズをメインにリリースしています。 当日は『特集展示/怪獣原型師の世界』にて、約50体に及ぶ歴代の名品もずらりと展示されました。
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最新作のバニラは原型を展示。それに合わせて相方のアボラスも原型が参考展示されました。 |
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ウ |
南田哲郎氏主宰の怪獣専門メーカーです。
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怪獣やメカまで南田氏の力作が並ぶテーブル。 今回は、『ウルトラマン』第25話よりレッドキング二代目が展示・販売されました。 |
東 |
川崎市で完成品工房を営む、ショップディーラーさんです。 代表たまお氏原型の約8cmのデフォルメモデルシリーズや、西川伸司氏イラスト・監修のMDAシリーズをリリースしています。
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新作は、昨年30周年を迎えた『ゴジラvsスペースゴジラ』から3体をリリース。 リトルはスペースゴジラとの2体セットで販売、ご覧のようにゴジラと捕獲作戦のベースは連結できる仕様になっています。 一方「~闘眠~」から始まった南海シリーズの既発2点も併せて展示・販売されました。 |
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増田剛氏が主催するディーラーさん。 怪無時代のPOST monstersシリーズのリイシューシリーズや、30cmサイズのリアルタイプモデルが並びます。
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デフォルメモデルから、Re:POST monstersシリーズの「ダンカン&ギラドラス」「ドドンゴ&テレスドン」「ペギラ&ラゴン」が展示・販売されたのですが... ごめんなさい!機材トラブルで会場撮りの写真が撮れなかったため、まっくさんのご好意でご自身が撮ったX告知用の写真を掲載させていただきます。 |
完 |
羅呑八木沢氏主宰の、怪獣専門完成品工房のブース。一般版権から当日版権のレアキットまで、様々な完成品を展示・販売しています。
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まず目を引いたのは、熱線から先がクリアパーツで成型された工房MURASAKIの「キンゴジ熱線発射バージョン」。
冬WFのKOCブースでは未彩色だったため、彩色済み完成状態の初展示になります。
その横にあるのは、これまたレアなJOKU Productionsの「メカゴジラ1974」、何でも日本には3体しかないとか。
同じ2024年のWFで販売された生物部の「デストロイア完全体 大」、マー工房の「ゴジラ~1991~」と共に完成品が展示・販売されました。
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人形師加トュー氏主宰の、怪獣工房のブースです。
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今回はアス工房との共同企画で、青色発泡怪獣アボラスを捕獲して液状化するという、超古代人の対怪獣作戦をアス工房の新作キットを使用してジオラマ化。 超古代人の対怪獣防御・攻撃・捕獲装置が配置された大型ジオラマは、『特集展示/怪獣原型師の世界』のブースでお披露目。 隣には、2020年にG-worksブランドから一般版権で販売された加トュー氏原型の「怪獣液状化作戦」2体も並びました。 |
東 |
當幸宗氏が主宰する、怪獣専門のプライベートメーカーです。 毎回大小さまざまな東宝怪獣モデルが並びます。
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左手に展示されたのは、新作の「呉爾羅(2023)」。 いよいよGOWROWもマイナスワンゴジラの競作に参戦です。 右手には、新作レリーフプレートの「ゴジラ×メガギラス(レリーフ)」を展示。 いずれもこの夏WFから販売予定です。 |
ウ |
埼玉県から参加の、岡健之氏が主宰する怪獣メーカー。50cmサイズの大型モデルも並びます。
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最新作は、20cmサイズで造形されたエレキング対ミクラスの対決ジオラマ。
名シーンがコンパクトにまとまっています。
テーブルの両脇には、夏WFで販売・再販を予定しているその2怪獣の50cmモデルを迫力の展示。
その他既発のバルタン星人分身ジオラマキットも販売されました。 さらに、ジョイント参加したヒカリトイズの「ウルトラマン~地上破壊工作カラー」(こちらはソフビ完成品フィギュア)もジオラマで展示され、とてもにぎやかなテーブルとなりました、 |
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山脇隆氏主宰の、怪獣専門プライベートメーカーです。
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最新作は、どっしりと構えたマイナスワンゴジラ。 その隣に並んだのは、準新作のシン・ゴジラ雛型検討用モデルと近作の「GODZILLA Millennium Design version Ⅱ」と、いずれも33~40cm弱の大型モデルで圧巻のテーブルとなりました。 |
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丹羽俊介氏が主宰する、桑名市から参加の怪獣専門ディーラーです。 映画のポスターを縮小したホリゾントが飾られるなど、展示でも楽しませてくれます。
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中央に展示されたのは最新作のオルガ。 その両脇を固めるように、近作となる『メカゴジラの逆襲』からの2体とガイガンが卓を飾りました。 |
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岡悟氏主宰の、ヒーロー&特撮専門メーカーです。 怪獣特撮関連では、マンやセブンなどのヒーローと対戦怪獣が立体化されています。
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初お披露目となった、岡氏自身の手によるウルトラセブン。 一部スジ掘りがまだ鉛筆書きの途中原型が展示されました。 |
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埼玉県から参加する、加藤智之氏が主宰するディーラーさんです。 Ma.K.マイスターの加藤氏ですが、自身が手掛けるセブン怪獣の他、近年では橋本氏(痛快娯楽劇場)や浅川氏(アス工房)の当日版権作品を一般版権で復刻再販しています。
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新機軸としてスタートしたOTOMEブランド。
韓国在住のOTOME氏を招いて、同氏原型のウルトラ怪獣シリーズを立ち上げました。
第1弾は、頭部コンパチキットではなくABC3体の全身を造り分けたおそらく史上最初のキットとなる全高39㎝のダダ。
劇中のそれぞれのイメージでポーズや小道具を決めたとのこと。
第2弾は7月発売予定で予約が開始されたジラース、右奥には次回作のゴモラ(監修中)も見えます(ジラースは頭頂高36㎝、ゴモラは全高34㎝といずれも35cm前後のモデルです)。 一方浅川作品(アス工房)の「凶暴怪獣アーストロン」も、一般版権による復刻再販がされました。 |
東 |
日米合体ディーラー。 ビルズキッチン主宰のビル・グドムンドソン氏と、日本の複数原型師による作品を中心に、30cmサイズの怪獣が数多く並びます。
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ビルの最新作「デストロイア飛翔体」が中央に並んだテーブル。 その横では杉田氏近作の飛びジェットジャガーと、ねこだまし氏のタイトルロゴ立体プレート6種も展示・販売されました。 |
注意:ここで紹介したイベント情報は、怪獣やガレージキットのファンのためのもので、特定のディーラーや商品の宣伝ではありません。
紹介した画像データは、当日撮影の他、各ディーラーからご好意で提供していただいた写真も使用し構成しています。
また、登場するキャラクターは、各社の著作物です。
(C)TOHO Co. (C)DAIEI Co. (C)NIKKATSU Co. (C)SHOTIKU Co. (C)TSUBURAYA PROD.
All photograph by Masato Matsumoto.