PAOPAO WONDER LAND PHOTO REPORT

イベントレポート・ワンフェス2005[冬]

WONDER FESTIVAL 2005 WINTER (2005.2.20)

新作オリジナルキットを中心に、ワンダーフェスティバルで発売された、ゴジラ・怪獣関連情報を紹介します。 なお訂正や補足情報お持ちの方は、メールでご連絡下さい。
最終更新:2005.3.27

■小雨のち曇り

 前日はなんと関東は雪、当日は天気が心配され、家を出る早朝には小雨にも降られましたが、なんとか冬曇りの1日に戻りました。
 会場は、久々の東館開催。 3館ブチ抜きのディーラースペースは、やはり西館より周るのが楽です。 その中で、怪獣を出すディーラーはまた少し増えた様子。 食玩の反作用は続き、新進ディーラーでもいきなり30cmサイズ前後のモデルでデビューするディーラーが増えています。 見応えはありますが、アイテムがぶつかるなど、購入者側の嬉しい?苦悩も続きます。

*右画像は、酒井ゆうじ造型工房「ゴジラファイナルウォーズ ポスターバージョン」

■五十音順ディーラー紹介

凡例:…東宝怪獣 …ウルトラ怪獣 …大映怪獣 …その他の怪獣・怪人 …メカ …完成品、中古品、その他
■浅井造型

浅井篤氏主宰の、怪獣専門メーカー。 今回は、怪獣フリークス30cmシリーズより前後篇に分れた対決セットの後編、もだえモスゴジの登場です。

  • ブース
  • 「モスラ対ゴジラ・静之浦の死闘(後篇)」
  •    今回は、このモスゴジが新作。 成虫モスラの販売も継続しています。 今回も卓が島の角だったため、コーナーを斜めに切るようにモスゴジ対決セットのジオラマがディスプレイされました。
    ■海豹屋

    大阪から参加のWFディーラー。 海豹等と共に、岸本氏の怪獣が毎回増えていきます。

  • ブース
  • 「ゴモラ」大阪城ジオラマ
  • 「初代ゴジラ」ギニョールヘッド版
  •    新作は、ゴモラの大阪城尻尾チョン切られバージョンです。 初代ゴジラは、前回の「ベースを自作すれば、ほら、出現シーン」のディスプレイをそのままキット化、ギニョール版のコンパチヘッドに大戸島ベースを付けて別売となりました。 この他、ウルトラから風船タイプのスカイドンが再販されています。

    ■アトリエG-1

    奥田茂喜氏主宰の、怪獣専門メーカー。 独自路線のフルアクションモデルと、レジンキットが並びます。

  • 「GMKゴジラ雛型モデルソフビキット」
  • 「ガメラ3究極版レジンキット」
  • 「ポリストーンミニシリーズ・G3」
  • 「昭和ガメラオールスターデミセット」
  •    今回の目玉は、ソフビキット化された品田氏原型のゴジラ雛型モデル。 会場では、購入者向けに品田氏のサイン会も行われました。 奥田氏原型では、究極のガメラ3のレジン版キット、ポリストーンミニシリーズのG3も少数ですが販売されました。 また、山脇氏原型の昭和ガメラオールスターデミセットは、今回よりポリストーン製彩色済み完成品として商品化されています。
    ■アトリエ夢の森

    京都から参加の、森啓行氏主宰の怪獣&恐竜専門メーカー。 2回目の参加です。

  • 「ゴモラ」
  • 「オリジナル トリケラトプス」
  •    前回に続き、全高26cmのゴモラが再販されました。 参考展示では、オリジナルテイストの恐竜、トリケラトプスが並べられました。
    ■イーグルCRAFT

    南田哲郎氏主宰の、怪獣専門ディーラー。 WF3回目の参加です。

  • 「初代アンギラス」
  • 「スペースゴジラ」
  • 「ベムスター」
  •    今回は、一挙に新作3点をリリース。 ありそうでなかった初期の背中割れバージョンの、ワイルドなアンギラスは30cmで立体化。スペースゴジラは20cmサイズですが、透明レジン製で結晶体付きの豪華なベース付き。 ベムスターは25cmと、いずれも見応え充分のブースでした。
    ■イマージュ

    川崎市で完成品工房も営む、ショップディーラーさんです。 一捻りしたポーズのオリジナルキットも、お馴染みとなりました。

  • 「地底怪獣バラゴン」
  • 「ミニデフォルメDX ファイナルウォーズゴジラ」
  • 「ミニデフォルメDX 終劇・メルトダウンゴジラ」
  • 「ミニデフォルメDX 終劇・逆襲ゴジラ」
  •    激闘シリーズの新作は、No.15のバラゴン。 昭和のフラバラ版で、コンパチのたれ耳付きです。 ミニデフォルメシリーズは全てDX仕様、新作のファイナルウォーズゴジラ、メルトダウンゴジラ、既発の逆襲ゴジラが並びました。
    ■ウエストケンジ

    WF常連となったの、ショップディーラーさんです。 オリジナルキットは、アニメから怪獣まで様々。 怪獣は、一般版権でソフビ化された製品群が並びました。

  • 怪獣ひな壇
  • 「ゴジラ@71」
  • 「ゴジラ@66」
  • 「快獣ブースカ」
  • ミニソフビ「DFモスゴジ」「DF龍ゴジ」
  • 「究極版 MFS-3 3式機龍」
  •    怪獣アイテムも増え、前回に続き怪獣だけのひな壇が組まれました。 新作として、上段中央にパンさんのレジン版リアルキット2体が、中段中央には森茂雄氏のソフビ製デフォルメキット2体が並びました。
     別のテーブルには同じくパンさんのブースカが並び、さらに準備中の巨大な45cm機龍の参考展示がありました。
    ■ウルトラ☆マシーン製作所(旧M.F.T.)

    ウルトラメカを中心に造型している、メカ専門のWF常連ディーラー。 前回よりディーラー名が、「ウルトラ☆マシーン製作所」となりました。

  • 「1/144 ウルトラホーク2号」
  • 「TDF超高感度レーダーアンテナ」
  •    中央にディスプレイされた、再販の1/144ウルトラホーク2号。 彩色見本は初展示です。 左のわだつみ&クレーンはベストセラー品で、いい味出しています。 新作は、直径10cmのTDF超高感度レーダーアンテナ。 今回は「試作のみ」との表記ですが、次回は販売有り?
    ■ウルトラやホビー

    堺市のホビーショップが出店する、怪獣専門のWF常連ディーラーです。

  • ブース
  • 「DF総進撃ゴジラ」
  • 「DFキングシーサー」
  •    今回は、最近のデフォルメシリーズが、それぞれ自家製ベース付きで展示されました。 中でも、中央にディスプレイされたキングシーサーの洞穴ジオラマは目を引きました。
    ■MRD

    サークルMRDが出展する、WFディーラー。 前回より、惑星大戦争版の轟天が並んでいます。

  • 「(惑星大戦争版)轟天」
  •    前回販売された、惑星大戦争版轟天。 今回は参考展示ですが、めったにキット化される事の無いアイテムのため、このサイズの立体化は貴重な存在です。
    ■鬼将軍 JAPAN

    プロモデラー寒河江弘氏主宰の、WFディーラー。 鬼将軍のメンバーに加え、織田尚氏(瀬戸内プロ)、杉本浩二氏(ゴート)、木村(えなり)和義クンらもジョインント参加する特撮プロディーラーでもあります。

  • 「防衛庁女性オペレーター」
  •    ビーチガールやクリーチャーと並んで、「あの人」が立体化。 横には「日本アカデミー賞 最優秀主演女優賞おめでとう記念」「企画:赤イ竹」などのポップが...


    ■おまんたワールド

    高垣利信氏と橋本智氏との、2人組ユニット・ディーラーです。

  • 「息子とサエコ」
  • サエコのアップ
  •    高垣氏の新作は、「息子とサエコ」。 このサイズの、ギニョール版ミニラにびっくり。 サエコは森口修氏原型で、もうどこから見ても前田美波里しています。
  • 「X星人」
  • 「ラゴン」
  •    一方橋本氏の新作は、X星人とラゴン。 怪遊星人シリーズ3部作の最後を飾るのは、X星人でレディーガード付き。 Q版ラゴンは、卵と子ラゴン(!)付きです。
    ■怪獣造形・ケチャップ堂

    怪獣一筋、きんぐまいまい氏主宰のWFディーラー。 きんぐまいまい氏&判治靖郎氏原型の、ミラーマンや帰りマンの怪獣を扱っています。

  • 「キングマイマイ(成虫)」
  • 「ゴキネズラ」「ノコギリン」「ザニカ」
  •    今回はなんと全て新作、30cmサイズのキングマイマイ(成虫)を筆頭に、ゴキネズラ(以上原型きんぐまいまい氏)、ノコギリン、ザニカ(以上原型判治靖郎氏)など帰りマンの怪獣4体が並びました。
    ■怪獣無法地帯

    オフィスカイムの出店ブース。 もちろん、ウルトラ怪獣専門です。

  • モンスタークラシックス・ブース
  • 「パンドン」
  •    チャンドラーやレッドキングと共にディスプレイされた、クラシックシリーズの新作パンドン。 向って右側の口は開き口、1匹で阿吽ができるのも"双頭怪獣"ならでは?
  • モンスターギャラリー・ブース
  •    こちらは新作の「シーゴラス&シーモンス」を始め、「ウルトラマン VS ガボラ」「ウルトラマン VS ザンボラー」と馬乗り2体の再販が並びました。


    ■怪物屋&アトラゴンGK

    大阪のモンスター専門ショップ、怪物屋の出店ブース。 神戸のアトラゴンGKと共同出店です。

  • 「'84ゴジラ」
  • 「キンゴジ」「ビオゴジ」「GMKゴジラ」
  •    オリジナルキット第4弾は、30cmサイズの'84ゴジラ。 大山氏の壮絶な体表ディティールは、84ゴジラにも合っています。 再販のビオゴジ、キンゴジ、GMKゴジラと共にキットブースを飾りました。
    *でもやっぱり、GMKゴジラはでかいです
  • 「ガマクジラ」
  • 「マタンゴ怪人」
  •    こちらアトラゴンの新作はガマクジラ、いやらしいあの顔がそのまま立体化されています。 30cmサイズとありますが、すごいボリューム、体表のブツブツもちゃんと抜けています。 再販は、マタンゴ怪人が並びました。
    ■かっぱ堂

    田中海人(TZ)氏が主宰する、大阪より参加の完成品工房ディーラーです。 今回は、ゲスト原型師を迎えて大型の怪獣2体が並びました。

  • 「デストロイア完全体」
  • 「ガイガン(ファイナルウォーズ版)」
  •    怪獣の新作を引っさげて、3回目の出展。 かっぱ堂のご主人、田中海人氏の新作は、アグレッシブなポーズのデストロイア完全体。 キットでは少ない立ちポーズ、しかも迫力の40cmサイズでの立体化です。 もう一体は、ファイナルウォーズ版の30cmガイガン。 原型担当には、リキッドストーンの今江紀之氏を迎えて、映画最新作から早くも立体化です。
    ■かなめみお

    各種イベントで活躍する、まんがとGKのご夫婦ディーラーです。 怪獣GKでは、リアルタイプの30cmモデルと10cmウルトラ怪獣をリリースしています。

  • 「バド星人」
  • 「ガヴァドンA」
  • 「グリーンモンス」
  •    ライダー怪人と、ウルトラシリーズの怪獣・宇宙人が並ぶ正面ひな壇。 ウルトラシリーズの新作は、バド星人、ガヴァドンA、グリーンモンスです。 中でも全長48cmに及ぶガヴァドンはかなりのボリューム。 キャッチ画像にも使用した、目の前のちっちゃいガヴァドンAは「みおの豆シリーズ」からです。
    ■グリプト

    怪獣専門のWF常連ディーラー。 ライガー版ゴモラなど、大型モデルが多いところです。

  • 「ザラガス」
  • ウルトラファイト版「エレキング」「イカルス星人」
  •    今回は、40cmサイズのザラガス巨大ジオラマと、最近続いているウルトラファイト版シリーズの、エレキング、イカルスが並びました。
    ■クレイジーブルー

    関西から参加のWFディーラー。 りかっち同盟氏原型のガメラ胸像が並びました。

  • 「ガメラ1999胸像」
  •    兵庫県在住の原型師、りかっち同盟氏のディーラー参加初作品。 今回は、懇意にしているクレイジーブルーからの販売です。 気軽にガメラの良さを体感してもらうため、価格設定も含めて胸像スタイルを取ったとの事。 今後のラインナップにも期待です。
    ■KOC

    茨木彰氏主宰の、怪獣専門メーカー。 茨木氏の、東宝怪獣が並びます。

  • 「FWゴジラ」
  • 「ミレゴジヘッド」
  •    新作は、21cmサイズのFWゴジラ。 若狭造形と相性の良い茨木氏が、GFWより最新作のゴジラを、特徴のある天空を見上げて咆哮するポーズで立体化しています。 隣に並べられたのは、巨大なミレゴジヘッドの参考展示。 こちら、茨木氏の知人である新進原型師、岡健之氏の作品です。
    ■號

    アニメと怪獣のデフォルメが中心のWFディーラー。 今回は、ギララと大魔神の新作が並びました。

  • 「DFギララ」
  • 「DF大魔神」
  • 「大巨獣ガッパ・親子セット」
  •    約15cmサイズで展開するデフォルメシリーズに、新作のギララと大魔神が追加されました。 再販は、リアルタイプのガッパ親子セットです。
    ■工房 古釣瓶

    以前「宇宙マガ人」という名前でWFに参加していた、大阪から出展のディーラーです。

  • 「ダダ・マスク」「セミ人間胸像」
  •    代表の高橋氏によるマスクと胸像シリーズ。 再販のダダ、セミ人間などの胸像が、ブースに並べられました。
    ■小鹿堂

    97年より参加している、kent氏と鹿野兄弟が運営するWFディーラー。 ウルトラシリーズとアニメ系アイテムが並びます。

  • ひな壇
  • 「ガラン」「巨大ヤプール」
  •    代表のkent氏原型のウルトラシリーズ。 今回の新作は、『ウルトラマンA』から怪魚超獣ガラン、巨大ヤプール。 再販のドラゴリー、ムルチ2代目、メトロン星人Jrと共に並びました。
    ■彩工家

    イベントを中心に活動しているガレキ製作集団「彩工家」さんのブースです。 特撮関連では、メンバー、ケンさんの手による極小メカが並びました。

  • 「ウルトラホーク1号」展示ジオラマ
  • 「ウルトラホーク1号」
  •    今回は、ケンさんの手による極小メカから、ウルトラホーク1号とファイターバルキリーが発売されました。 ガチャポンを使用した展示ジオラマの右上に飛ぶ、ウルトラホーク1号がわかりますか? 全長2cm、スケールはおおよそで1/700、10円玉と比べてもその小ささにびっくり。 しかもこのサイズで分離合体するという、驚きの一品です。
    ■酒井ゆうじ造型工房

    ご存知、酒井ゆうじ氏主宰の怪獣専門トップメーカー。 新作ブース、復刻計画ブースと並んで、今回は作品集(写真集)の告知もされました。

  • 「ゴジラファイナルウォーズ ポスターバージョン」
  • 「ゴジラファイナルウォーズ ポスターバージョン」正面
  • 復刻計画「ゴジラ2004」
  •    メインのディスプレイは、「ゴジラファイナルウォーズ ポスターバージョン」。 ホリゾントや照明も凝っています。 復刻計画は、「ゴジラ2004」「総攻撃ゴジラ出現」の2体。 「ゴジラ2004」の後には、この夏発売予定の酒井ゆうじ作品集『ゴジラドリーム』 の告知パネルが飾られました。 他に、ゴジラ全集2の展示と先行販売も行われました。
    ■G-tempest

    石川県から参加する、渡辺結樹氏主宰の怪獣メーカー。 一般版権へ移行し、3年目のWFです。

  • 「ガイガン2005」「ゴジラ2005」
  • 「ゴジラ2004」「ゴジラ2000」
  • 「92式メーサー戦車」
  •    最新作は、GFWの2体。 残念ながらガイガンは途中原型の参考展示ですが、4月には販売できるとか。 従来品からは、「ゴジラ2004」「ゴジラ2000」のミレニアムシリーズと、メーサータンクが並びました。
    ■ジーンズ工房

    後藤文雄氏が代表を務める怪獣専門メーカー。

  • 左手ブース「NATOキンゴジ」「決戦キンゴジ」
  • 左手ブース2「NATOキンゴジ」「決戦キンゴジ」
  • 復刻シリーズ「踏ん張りキンゴジ」
  •    物議を醸した、井上氏の新作というふれこみの決戦キンゴジ。 原型途中で井上氏の手を離れた事は、井上氏、後藤氏共認めていますが、では誰がどこまで手を入れたのかは、メーカー側の正規な説明が無いままHPも閉鎖され現在(2005年3月25日)にいたっています。
    ■純喫茶ギロチンあしたをさがせ

    特撮関連では、映画の特殊美術を担当する梶政幸氏のメカが並ぶWFディーラーです。

  • 「GFW版新・轟天号」
  • 「GFW版火龍」
  • 「GFW版轟天号」
  •    今回は、HJの2月号にも載った、新・轟天号を筆頭に、火龍、轟天号と3体が並びました。 いずれも梶政幸氏がスタッフ参加したGFWで、約1/350スケールで作った検討用プロップを元に、ディティールを加えてキット化したもの。 新旧の轟天号は、全長44cmと迫力のボリュームです。
    ■SHINZEN造形研究所

    四国から参加の、竹内信善氏主宰のWF常連ディーラー。 恐竜をメインに、アニメキャラから怪獣まで精力的に造型をこなしています。

  • 「バトゴジ~海底対決~」
  • 怪獣ブース
  •    新作は、HJ5月号の記事にも載った、バトラのジャイアントスイングを再現した大型作品。 バトラはすごいボリュームです。 怪獣ブースのレギュラー品では、機龍と機龍ゴジラ、モスゴジ~岩島対決~、キンゴジなどが並びました。
    ■造形工房ユウ

    宮城県から参加のディーラーさん。 サイボーグ009とデフォルメ怪獣が並ぶブースです。

  • デフォルメ怪獣のテーブル
  •    今回は再販のみ、「DFモスラ対ゴジラ」と「DFガメラ対大悪獣ギロン」が並びました。
    ■ダイナミック・マスター

    ウエストケンジで原型をしているモリ・シゲオ氏が、独立して起した自身の怪獣専門メーカーです。 今回より、WFも独立ブースで参加です。

  • 「ゴジラファイナルウォーズ イメージオブジェ」
  • 「GMKゴジラ」「GMKバラゴン」
  • 「デストロイア ポスターイラストバージョン」途中原型
  •    メーカー始動1作目は、GFWに登場した怪獣を立体的に組み合わせたイメージオブジェ。 よくぞここまで詰め込めたな~と感心する、密度と立体構成です。 ウエストケンジから発売されていたGMKの2体は、限定のレジン版でお目見え。 さらに、次回作のデストロイアが粘土原型で参考展示されました。 こちらは、ポスターイラストバージョンという事で、かつてない前傾姿勢となっています。
    ■タイムトンネル2

    10年以上出店している、老舗ディーラー。 アニメのDFメカモデルや小サイズの特撮リアルモデルなど、ユニークなオリジナルキットが並びます。

  • 怪獣テーブル「モスゴジ対決セット」「ガラモン」
  •    6cmサイズの「モスゴジ対決セット」は、今回モスゴジとモスラセットに別けて発売。 ウルトラ怪獣からの再販は、ガラモンです。
    ■ダイモス

    村上寛氏主宰の、怪獣専門メーカー。 村上氏と當氏の怪獣を中心に、パノラマアワー氏のメカを加えラインナップを展開中です。

  • 「デストロイア飛翔体」
  • 「GFW摩天楼ラドン」
  • 「GFW版キングシーサー(立ち耳)」
  • 「GFW版キングシーサー(たれ耳)」「ガイラ」
  • 「初代キングギドラ」
  •    村上氏の新作は、番外ナンバーのデストロイア飛翔体とGFW摩天楼ラドン。 さらに最新作の人食い(!)ガイラが、原型参考展示されました。 當氏の新作は、GFW版キングシーサー。 4つ巴となった、決戦シーンを思わせる走りポーズで、耳が2種類付いています。 従来品では、初代ギドラを挟んで左手がバトラ成虫、右手がSOS版モスラ成虫と、翼モノが豪華に並びました。 この他パノラマアワー氏製作中の、GFW版初代轟天号の参考パーツも展示されていました。
    ■匠工房

    普段は完成品工房をしている、ディーラーさんです。 最近では、NEO超像革命「銀河鉄道999」の造形プロデュースをするなど、活動を広げています。

  • 「ディフォルメ・総攻撃ゴジラ」「ディフォルメ・初代ゴジラ」
  •    今回怪獣関連は、再販のみ。 電車咥え初ゴジと、総攻撃ゴジラ対バラゴンの2種が並びました。
    ■T's Facto

    御馴染みとなった、山脇隆氏主宰のプライベートメーカー。 毎回立体的な展示棚と、ジオラマが目を引きます。

  • 「韮沢靖イラストイメージゴジラ」ジオラマ
  • 「初代ゴジラ・雛形モデル」「破壊神ゴジラ2002」
  •    今回中央に飾られたメインのジオラマは、韮沢靖イラストイメージゴジラ。 こういう凶悪系アレンジのゴジラは、山脇氏の作風に良く合います。 従来品のテーブルでは、初代ゴジラ・雛形モデルと破壊神ゴジラ2002も並びました。
    ■D-tech

    大阪より参加の、GK専門のギャラリーショップを開いているディーラーさん。 アニメ系から怪獣まで扱います。

  • 「熱海城決戦!!」ジオラマ
  • 「万歳モスゴジ」
  • 「新轟天号」
  •    最近作からは、DFの「熱海城決戦!!」が、ベースを大幅に拡張してジオラマ展示されました。 DF最新作は、村上寛氏の万歳モスゴジ。 こちらもベース付きです。 そして新機軸としてリアルウェポンシリーズが登場、第1弾として津村且氏原型による35cmの新轟天号が並びました。
    ■D・MONSTER

    こちら、デフォルメ怪獣の小品を並べる、WFディーラーです。

  • 「シーボーズ」
  •    やはりシーボーズには、このすねたポーズが似合います。
    *昭和怪獣には、カネゴンやシーボーズなど哀愁漂う怪獣がいました
    ■猫邪羅志

    ヒール・ホールドより独立した、猫万魔氏の主宰するWFディーラーです。 怪獣を中心に、クリーチャーやオリジナル作品を出していきたいそうです。

  • 「魏怒羅」
  • 「呉爾羅」「婆羅護吽」
  •    前回のGMKゴジラ、バラゴン再販に加え、今回は魏怒羅(ギドラ)が登場。 こちらも姿勢を低く構えた、戦闘体勢のギドラです。
    ■VS☆C-PROJECT☆

    外川祐女史主宰の、カリカチュアモデル専門WFディーラーです。 復活後、精力的に新作をリリースしています。

  • 「キングマイマイ幼虫&成虫」
  • 「プルーマ&ムルチ」
  • 「メガギラス」「ゴジラ×メガニューラ」
  • 「スペースゴジラ」
  •    帰りマンシリーズの新作は、キングマイマイ幼虫&成虫、プルーマ&ムルチの2セット。 東宝は再販のみですが、メガギラスとメガニューラセットのメガゴジかにらめっこでディスプレイ。 スペースゴジラは、新作の巨大な結晶体ベース付きで10年振りの再販、その右側に見えるのは、お馴染みの『地球攻撃命令』のディスプレイセットです。
    ■VS with ☆Mぷろじぇくと☆

    こちらVSの、長岡友吾サイド。 神田瑞穂嬢のMぷろじぇくととジョイントで、デフォルメ怪獣が中心です。

  • 「バラン」
  • 「デフォルメ ゴジラ×メガギラスinお台場決戦」
  • 「デフォルメ メカゴジラの逆襲セット」
  • 「デフォルメ GMK大桶谷対決セット」
  •    長岡氏の新作は、リアルタイプのバランとデフォルメのゴジラ×メガギラスinお台場決戦。 再販のモスラ対ゴジラ、フライングバラゴンと共に並びました。 Mぷろじぇくとの新作は、メカゴジラの逆襲セットとGMK大桶谷対決セット。 デフォルメのセットは、それぞれ旧作に新作怪獣を加えての再登場です。
    ■バイス

    映画のプロップも作成する、プロの模型メーカーが出展するブースです。

  • 「旧轟天号」
  •    アニメ作品に混じってディスプレイされた、GFW版の旧轟天号。 全長約31cm、ドリルパーツはアルミの削出しとなっています。
    ■フレッシュ怪獣ショップいとう

    宮城県より参加の、人形作家伊藤義之氏主宰のディーラーです。

  • ブース
  • 造形物
  •    看板代わりの巨大なギドラが飛翔する、作品ブース。 予定のガメラは間に合いませんでしたが、いつもの個性的な造型怪獣が並びます。
    ■モンスターメーカー・28

    丹羽俊介氏が主宰する、石川県から初参加のWFディーラー。 怪獣専門メーカーとして活動予定です。

  • 「GMKゴジラ」
  •    メーカー活動第1作は、丹羽俊介氏原型の全高33cmに及ぶ迫力のGMKゴジラ。 GMKゴジラは、原型師からみても根強い人気のアイテムです。
    ■YAMAKAWA造型部

    山川隆生氏主宰の、怪獣専門メーカー。 四日市から参加です。

  • 「ゴジラ対カイザーギドラ」ジオラマ
  • 「空の大怪獣ラドン・福岡襲撃」
  • 「モスラ1964」「モスゴジ40cmモデル」
  •    最新作は、GFWより「ゴジラ対カイザーギドラ」の決戦シーン。 カイザーギドラは、スーツの固い首をしならせ、かなりアレンジがされています。 テーブルの右手にはラドンの福岡襲撃、左手には待望の再販、モスゴジ40cmモデルと30cm幼虫モスラがディスプレイされました。
    ■吉野屋徳兵衛

    鉄人28号シリーズと怪獣をリリースするディーラー。 今回は、懇意にしている橋本智氏原型の30cmメトロン星人が展示されました。

  • 「メトロン星人」
  •    おまけのたばこ付きメトロン星人。 ウルトラファン必見です。
    ■楽園都市機甲兵団

    武練天氏が主宰する、「電光超人グリッドマン」ものを並べる、おそらく唯一のディーラー。 新作で、ウルトラシリーズに進出です。

  • 「バキシム」
  • 「裂刀怪獣バギラ」
  • 「忍者怪獣シノビラー」
  •    今回の新作は、『ウルトラマンA』よりバキシム。 再販は、同じく円谷プロ製作のグリッドマンより、シノビラー、バギラが並びました。
    ■レジンシェフとうけけ団

    30cmサイズの怪獣が並ぶ、日米合体ディーラー。 今回パンさんが加わり、日米香合体の国際的ディーラー?となっています。

  • 怪獣ひな壇
  • 「バイラス」
  • 「ゴロザウルス」
  • 「メガロゴジラ」
  • 「2代目マンダ」
  • 「タマゴミニラ」
  • 「明石の大蛸」
  • 「ドゴラ」
  • 再販「マグマ」
  •    ビルズキッチン30cmシリーズからは、初のガメラもの、バイラスがお目見え。
    *後に写っているのが、レジンシェフことビル・グドムンドソン氏です。
    東宝新作は2代目マンダ、再販からはシーサー、ガバラ、マグマ、カマキラスが並べられました。(マグマは前回バラバラ事件だったので、画像を載せてあります。)
     一方日本勢柴田幸房氏は、ゴロザウルスと明石の大蛸(!)で勝負。 再販は、2代目アンギラスです。 メガロゴジラは、ウエストケンジでも作品を発表しているMAK KIN SAN(PAN)氏の作品。 そして代表ジリさんの、タマゴミニラ、参考展示のドゴラと、ここだけでもお腹いっぱいになる豪華な怪獣ブースとなりました。

    注意:ここで紹介したイベント情報は、怪獣やガレージキットのファンのためのもので、特定のディーラーや商品の宣伝ではありません。

    紹介した画像データは、当日撮影の他、各ディーラーからご好意で提供していただいた写真も使用し構成しています。 また、登場するキャラクターは、各社の著作物です。
    (C)TOHO Co. (C)DAIEI Co. (C)NIKKATSU Co. (C)SHOTIKU Co. (C)TSUBURAYA PROD.
    All photograph by Masato Matsumoto.