PAOPAO WONDER LAND PHOTO REPORT

イベントレポート・ワンフェス2008[夏]

WONDER FESTIVAL 2008 SUMMER (2008.8.3)

新作オリジナルキットを中心に、ワンダーフェスティバルで発売された、ゴジラ・怪獣関連情報を紹介します。 なお訂正や補足情報お持ちの方は、メールでご連絡下さい。
最終更新:2008.9.23

■真夏の祭典

 8月も初旬の最も暑い時期の開催に戻り、1階エアコンの故障もあり汗だくの一日となりました。
 会場は、2006年冬以来の西館1階と4階を使った、上下分割のレイアウト。 オープニングにPerfumeの『GAME』が流れ、開始のわくわく感もつかの間、全国ニュースにまでなったエスカレータの事故でけが人まで出す事態が発生。 1階←→4階の移動が事実上ほぼ不能となり、困惑しながら取材を続ける事に。
 怪獣関連の出品数は、前回に続き東宝怪獣が最も多く、次にウルトラ怪獣や他社の怪獣が続きます。 一部版元の、版権許諾の基準が厳しくなったようで、新作や参考展示が絞られた印象でした。

 右画像:ハニーボーンズ「ガメラ2-ハコガメReMix2-フルバーニアン」(クリックで拡大画像あり)

■五十音順ディーラー紹介

凡例:…東宝怪獣 …ウルトラ怪獣 …大映怪獣 …その他の怪獣・怪人 …メカ …完成品、中古品、その他
■i.s.m.

怪獣GKの完成品と、ミレゴジのオリジナルキットが並んだ初参加のディーラーです。

  • 「ゴジラ ミレニアムバージョン」
  •    独自の解釈で立体化された、ミレゴジが登場。 ねこ科を彷彿させる、頭部のフォルムが新鮮です。 完成品では、T's Factoの作品が展示されましたが、水槽と霧発生装置を使うなど、ディスプレイにも一工夫が加えられていました。
    ■アウトローファクトリー

    アニメから怪獣まで幅広く扱う、WFディーラー。 久々に準備稿版イラストを元にした、EXシリーズが再販されました。

  • 「ガメラEX-F」
  • 「ギャオスEX」「ガメラEX」「レギオンEX」
  •    EX名で統一された、準備稿デザインを元にしたガメライメージモデル群。 フライングガメラは、実に絵になります。
    ■浅井造型

    浅井篤氏主宰の、怪獣専門メーカー。 今回は、怪獣フリークス30cmシリーズよりフラバラが原型展示されました。

  • 「フランケンシュタイン対地底怪獣・許されざる命の激突」
  • 「フランケンシュタイン対地底怪獣・許されざる命の激突」2
  •    今回の新作は、待望のフランケン対バラゴンの対決セット。 GKでは実に7年振りの、東宝フランケンの立体化です。 フランケンの原型は、ゲスト原型師としてMM28の丹羽俊介氏が担当。 浅井氏のバラゴンとのにらみ合いを再現しています。
    ■(同)アゾット

    昨年新潟で設立された、怪獣特撮モノとアニメフィギュアを扱うGKメーカー。 オリジナルキットも、レジンとソフビの2本立てで展開中です。

  • 「キンゴジ放射火炎」ソフビキット版
  • 「シーモンス」「シーゴラス」
  •    急な事情で出店を危ぶまれましたが、無事参加されました。 ただ、今後の継続については、いずれHPで正式に発表があるとのこと。 こちらのメーカーのキットが欲しい人は、特別セール実施中の今のうちに手に入れましょう。
    ■アトラゴンGK

    神戸から参加の、宮崎逸志氏主宰の特撮専門メーカー。 近年は、30cmウルトラ怪獣補完計画をシリーズ化して、意欲的に新作をリリースしています。

  • 「深海怪獣 ピーター」
  •    今回は、ピーターの原型展示と販売がされました。 スチールで発覚したヒゲについては、「発見した以上、再現しないと」という事で、よく見ると細かい口ヒゲが再現されています。
    ■アトリエG-1

    奥田茂喜氏主宰の、怪獣専門メーカー。 独自路線のフルアクションモデルと、レジンキットが並びます。

  • 「ショゴジサバイブ」
  •    今回の目玉は、ハニーボーンズ前田氏のショゴジサバイブ・ソフビ版モデル。 サンプル版の展示ですが、しっかりとしたディティールで抜けていました。 足元にあるおまけのデフォルメモデルも、いい味をだしています。
    ■イーグルCRAFT

    南田哲郎氏主宰の、怪獣専門ディーラー。 毎回30cmサイズの怪獣が並ぶ、WFディーラーです。

  • 「アイアンロックス」
  • 「ゆうれい怪獣ゴースラー」「毒液魔人ナマコルゲ」「テロチルス」
  •    ウルトラ系の新作は、30cmサイズのアイアンロックス。 全長は40cmに及び、これまたすごいボリュームです。 他に『キャプテンウルトラ』からはゴースラーが、『超人バロム・1』からはナマコルゲが、再販のテロチルスと並んで展示されました。
    ■イマージュ

    川崎市で完成品工房も営む、ショップディーラーさんです。 一捻りしたポーズのオリジナルキットも、お馴染みとなりました。

  • 「DFおみやげモスゴジ」
  •    今回は、いろいろ忙しく、小田氏の新作は無し。 そのかわりに、プンプン星人でも知られる店長"たまお"氏原型の、おみやげモスゴジが登場。 イベント限定として販売されました。
    ■ウエストケンジ

    WF常連となった、ショップディーラーさんです。 オリジナルキットは、ロボットアニメから怪獣まで様々。 怪獣は、一般版権でソフビ化された製品群が並びます。

  • 「DFガメラ1996」「リアルデフォルメ・ガイガン」
  •    今回、怪獣関連は展示も控えめ。 イベント限定のガメラシリーズから、前回のG2ガメラが再販され、完成品としても販売されているガイガンとともにディスプレイされました。
    ■ウルトラやホビー

    堺市のホビーショップが出店する、怪獣専門のWF常連ディーラーです。

  • 「DFモスラ対ゴジラ」
  • 「DFメカゴジラII」「DFメカゴジラ」「DFシーサー」
  • 「DF2代目ラドン」「DF決戦ゴジラ」「DFキングギドラ」
  •    今回DFシリーズの新作は、モスラ対ゴジラがお目見え。 幼虫モスラとの対決セットで、ジオラマ展示がされました。 その他再販では近年のDFモデルが並べられ、昭和後期のゴジラシリーズの世界が再現されました。


    ■おまんたワールド

    高垣利信氏と橋本智氏との、2人組ユニット・ディーラーです。 今回は、かつてマーメイドで活躍した浅川洋氏(Jスペース)を招いて、悪魔くんシリーズも並びました。

  • 「セミ人間」
  • 「キュラソ星人」「SOS DADA-人間標本器」
  • 「マネキン妖怪」「ドクロン」「ペロリゴン」
  •    高垣氏の新作は30cmセミ人間。 バルタン星人同様、眼球はクリアパーツ二重構造で、チェロケースと透明ビニールスーツの型紙付きです。
     橋本氏の新作は、巨大化バージョンで炎の中で鳴くポーズのキュラソと人間標本器。 このあたりのチョイスも実にマニアックです。
     さらに今回は浅川氏を招いて、『悪魔くん』の妖怪を30cmサイズで立体化。 それぞれの持ち味を活かした造型で、高垣氏のマネキン妖怪、浅川氏のドクロン、橋本氏のペロリゴンがずらりと並びました。
    ■怪獣造形・ケチャップ堂

    怪獣一筋、きんぐまいまいこと高野吉昭氏主宰のWFディーラー。 高野氏を中心に、判治靖郎氏、原潜館氏の怪獣作品を扱っています。

  • 「岩石怪獣サドラ」
  • 「宇宙調査員メイツ星人」
  •    お馴染みの円谷シリーズは、『帰ってきたウルトラマン』より。 メイツ星人の販売と、サドラの参考展示です。 それにしてもサドラ、でかいですね~
    ■怪獣無法地帯

    オフィスカイムの出店ブース。 もちろん、ウルトラ怪獣専門です。

  • 「ゴルドン」「ペロリンガ星人」
  •    モンスタークラシックスからは、今春発売の「ゴルドン」と、次回作の「ペロリンガ星人」がディスプレイされました。
  • 「モグネズン」「グドン&ツインテール」
  •    モンスターギャラリーシリーズは、『帰ってきたウルトラマン』からの怒涛のリリースが続いています。 最新作は、グドン&ツインテール。 グドン、エサのツインテールの股間に噛み付いています?!
    ■怪物屋

    オリジナルキットもリリースする、大阪のモンスター専門ショップ、怪物屋の出店ブースです。

  • 「デフォルメ ガラモン」
  • 怪獣ひな壇
  •    今回の新作は、かなりの変化球。 60年代オーロラのモンスターカーシリーズをイメージした構成で、車に乗るガラモンを大胆にカリカチュアライズした、大型のデフォルメモデルです。 ガラモンは、ラット・フィンクでお馴染みのエド・ビッグダディ・ロス風アレンジが加えられ、強制パース付きのクラシックカーの顔(全面)には、なんとセミ人間が! 遊び心溢れる一品です。 他に再販品では、ゴジラプラークや胸像シリーズなどお馴染みの作品が怪獣卓を飾りました。
    ■GOWROW

    ダイモス、D-techなどに原型提供していた當幸宗氏が興した、新進のプライベイトメーカー。 2年目の夏に突入です。

  • 「ビオゴジ胸像」
  • 「初ゴジ電車くわえ」
  • 「ショッキラス」
  •    胸像シリーズの第2弾、ビオゴジ胸像は、イベント限定でついに販売開始。 一般発売済の電車咥え初ゴジと共に並びました。 さらイベント限定の小品シリーズからは、ショッキラスが登場。 作例では、ラメ塗装と背中に植毛もされていました。
    ■かなめみお

    各種イベントで活躍する、まんがとGKのご夫婦ディーラーです。 怪獣GKでは、リアルタイプの30cmモデルをリリースしています。

  • 「ケムール人2代目」
  • 「ガイロス」「ケムール人2代目」「アリキメデス」「ヤモゲラス」
  •    ライダー怪人と、ウルトラシリーズの怪獣・宇宙人が並ぶブース。 ウルトラシリーズの新作は、ケムール人2代目とガイロス。 かなめ氏は、5年前にゼットン星人を立体化していますが、今回はケムール(ヘッド)バリエーション中もっともがっちり体型で、ダダスーツの流用か?と言われている2代目が登場。 いつか、最も腺病質体型の初代ケムール人も立体化してほしいですね。 他にライダー怪人の新作では、アリキメデスとヤモゲラスも並びました。
    ■GALVANIC

    斉藤淳司氏が代表を務める、動物の骨格・頭骨を販売するショップ・ディーラーです。 怪無でも活躍する佐藤和由氏が参加しています。

  • 「ネロンガ頭骨」「ゴモラ頭骨」「ペギラ頭骨」
  • 「ダリー」
  •    前回から、怪獣の頭骨モデルを並べるブース。 既発の3点の再販に加え、新作のレッドキング、マグラ、グビラなどの頭骨モデルも並びました。 この他、アレンジの効いたクリーチャー風のダリーも再販されました。
    ■ギニョール造形工房吉埜

    東京から参加の吉埜氏による、ギニョール・モデル群がずらりと並ぶディーラーです。 毎回、火炎放射の実演も行われます。

  • 「ギニョール群」
  • 「逆襲ゴジラ ギニョール2」
  • 「キンゴジスモールヘッド」
  • 「モスゴジスモールヘッド」
  •    手作り一点ものギニョールの販売も、今回で3回目。 今回は、25cmの小ぶりのヘッドで、キンゴジ、モスゴジが販売されました。 一方展示品では、成虫モスラ、逆襲ゴジラ デスゴジが加わり、怪獣テーブルもさらににぎやかさが増していました。
    ■グリプト

    怪獣専門のWF常連ディーラー。 30~50cmサイズの、大型モデルを並べます。

  • 「逆襲ゴジラ」
  • 「再生ドラコ」
  •    前回に続き、ライガー氏作の逆襲ゴジラが仁王立ちしたブース。 ディティールが追加され、塗装済みで展示されました。 この他再生ドラコも参考展示されていました。
    ■ケサランパサラン

    リアル感のある、独特の女性フィギュア作品を並べるWF常連ディーラーです。 近年、ウルトラシリーズの女性キャラクターを販売しています。

  • 「ケムール人胸像」「ラゴン胸像」「バルンガ」
  •    今回は、胸像を含むウルトラQ5種を一挙に立体化。 ラインナップが広がります。 *胸像とバルンガは撮影できましたが、全身像は午後の展示とのこと。 私は午後は1階に移動し、エスカレータの事故で4階に戻れないため、撮影はあきらめましたが、この後展示されたのかな?
    ■小鹿堂

    97年より参加している、kent氏と鹿野兄弟が運営するWFディーラー。 ウルトラシリーズとアニメ系アイテムが並びます。

  • 「カメレキング」
  • 「ガマス」「カメレキング」「ギロン人」「アリブンタ」
  •    代表のkent氏原型のウルトラシリーズ。 新作は、『ウルトラマンA』から古代超獣カメレキング。 再販は、前回のガマスと近年の作品からアリブンタ、ギロン人が並びました。
    ■酒井ゆうじ造型工房

    ご存知、酒井ゆうじ氏主宰の怪獣専門トップメーカー。 新作の他、再販復刻計画が展開されています。

  • 「キンゴジ・予告編バージョン」
  • 再販復刻計画「ゴジラファイナルウォーズポスターバージョン」
  •    約5年振りとなる30cmサイズの新作は、キンゴジ・予告編バージョン。 予告編だけに登場する名シーンの立体化です。 復刻計画からは、写真のさらばゴジラをはじめ、平成ギドラを振り回す「網走にて」や15cmモスゴジ、ドームマスコットのミレゴジひな形単体版などが販売されました。
    ■桜前線

    ウエストケンジの新進原型師、石井勝巳氏主宰のディーラーです。

  • 「モスゴジ」「ギララ」
  •    原型師も作品も充実してきた桜前線。 怪獣テーブルには、モスゴジに加え、石井氏が原型担当した地球防衛軍秘密基地のギララも並びました。
    ■侍

    筋肉系の硬派のアニメキャラと、怪獣が並んだブース。 WF初参加です。

  • 「ゴジラ1954 でぃふぉるめ」
  •    初代ゴジラの有名なスチールシーンを、強制パース付きのデフォルメで再現した作品。 初参加とは思えない、手なれた感じの作品です。 次回作にも期待大です。
    ■G-tempest

    石川県から参加する、渡辺結樹氏主宰の怪獣メーカー。 怪獣の他、メカものにも腕が冴えます。

  • 「ゴジラ2000」
  • 「伊-507」
  •    1年振りの新作は、極端な前傾姿勢が荒々しいミレニアムゴジラ。 大きさも35cmサイズ相当で、迫力の一品。 メカではお馴染みとなった、伊-507のバリエーションが並びました。
    ■仁工房

    大阪で完成品製作を行うショップディーラーです。 今回は、大魔神の再販がありました。

  • 「大魔神」
  •    初オリジナルキットとなる大魔神。 前回に続き、生木を使ったディスプレイなど、2体の完成品が睨みを効かしています。 容量の都合で画像は割愛していますが、完成品では、テカテカメタリック塗装のメカニコング、ブラックメタル塗装のかっぱ堂(!)メカゴジラなども展示されていました。
    ■SHINZEN造形研究所

    四国から参加の、竹内信善氏主宰のWF常連ディーラー。 恐竜をメインに、アニメキャラから怪獣まで精力的に造型をこなしています。

  • 「メカキングギドラ」「ギドゴジ」
  • 「DFドラット」
  •    怪獣の新作は、メカキングギドラ。 既発のギドゴジに合わせた21cmサイズですが、首も羽根も大きく広げられ、全高が45cmに及ぶ大作となっています。
    ■ステルス田中雷工房

    プロ原型師田中雷氏が主宰する、WF常連ディーラーです。 近年プロップサイズの模型を手元にというコンセプトで、大型のメカ系GKをリリースしています。

  • メカ群
  • 「ウルトラホーク3号」
  • 「ジェットビートル」「シュピーゲル号」
  • レーザー彫りプレートシリーズ
  •    ウルトラ系のメカがずらりと並ぶブース。 今回は、近年の乗り物に加え、1/1スケールのスパイダーショットと新マルス133など銃モノが並びました。 ウルトラホーク3号も彩色展示され、タイトルレーザー彫りプレートシリーズには、ウルトラQが加わりました。
    ■造型工房キトラ

    埼玉県から参加の、岡健之氏が主宰する怪獣メーカー。 雲斎こと廣瀬直樹氏がジョイント参加する、ゴジラ系ブースです。

  • 岡健之作「キンゴジ咆哮」
  • 岡健之作「ビオゴジ進撃」
  • 廣瀬直樹作「逆襲ゴジラ睥睨」「初代ゴジラ」
  •    前回の原型参考展示から、彩色済み完成品展示&キット販売となったキンゴジ咆哮。 オーソドックスながら飽きのこないポーズです。 次回作は、前回頭部のみだったビオゴジ進撃が全身で展示されました。
    廣瀬氏の方は、逆襲ゴジラ睥睨の再販と、同サイズの初代ゴジラが初展示されました。
    ■造形工房ユウ

    宮城県から参加のディーラーさん。 サイボーグ009とデフォルメ怪獣が並ぶブースです。

  • 「DFレッドキング」「DFバルタン星人」
  • 「DF古代怪獣ゴモラ」
  •    新しいシリーズのDFウルトラ怪獣シリーズより、第2弾となる新作のレッドキングとバルタン星人が登場。 金属プレートやラミネートカードのおまけも継続しています。 既発のガメラシリーズとともに、展示されました。
    ■造-K.O

    小野地哉人氏が主宰するWFディーラー。 平成版メカ怪獣を持参して、2回目のWF参加です。

  • 「MOGERA」「メカゴジラ93」
  •    新作として、前回参考展示だった平成版MOGERAを販売。 平成版のメカゴジラとともに卓を飾りました。
    ■蘇生工房 3ON

    大型のウルトラ怪獣とゴジラが参考展示された、初参加のディーラーです。

  • 「ギャンゴ」
  • 「モスゴジ」
  • 「アストロモンス」
  •    約30cmで展示されたギャンゴとモスゴジ。 その横には、二廻りは大きい36cmサイズのアストロモンスが並べられました。
    ■ダイナミック・マスター

    ウエストケンジで原型をしているモリ・シゲオ氏が、独立して起した自身の怪獣専門メーカー。 自身のブランドで、商品展開中です。

  • 「獣王神殿」玄武
  • 「獣王神殿」白虎
  • 「デストロイア ポスターイラストバージョン」
  •    1年半振りの参加で、持ち込まれたのは獣王神殿という新しいコンセプトのオリジナル作品。 玄武や白虎、鳳凰や青龍といった中国神話に登場する四神をモチーフに、神殿を護る4大オリジナル怪獣を製作中です。
    ■ダイモス

    村上寛氏主宰の、怪獣専門メーカー。 東宝をメインとした村上氏の怪獣と、パノラマアワー氏のメカを加えラインナップを展開中です。

  • 「超猿人ゴーロン星人」
  • 「DFギドゴジ北海道Ver」
  • 「ガバラ」
  •    ゴローの次はゴーロンと、猿好きの村上氏らしい新作展開。 再販のゴローと共に、卓を飾りました。 さらに新機軸として、ダイモスのフィニッシャーも務める完成品工房レッドテールの板垣氏によるDFギドゴジ北海道Verが並びます。 板垣氏はこれが原型デビュー作。 今後もDF作品を、大型モデルでシリーズしたいとの事です。
    ■ダミーヘッド

    映画の特殊美術で活躍する、藤原カクセイ氏主宰のWFディーラー。 今回は、とんぱち工房の伊藤成昭氏を招いて、1/1の幽霊からプロップサイズのヘッド群などが並びました。

  • 展示テーブル
  •    巨大な等身大の幽霊が、柳の木と共に飾られたブース。 ディスプレイ台には、藤原カクセイ氏のキングシーサー、ファイアーラドンのヘッドが並びます。 隣には、過去にWFでも展示販売されたとんぱち伊藤氏のデストロイアやスペゴジ、参考展示のダイモンや加藤保憲などの頭部モデルも並びました。
    ■中華料理屋 恩珍軒

    ウルトラマンレオから、珍しい円盤怪獣を並べるWFディーラーです。

  • 「円盤生物シリーズ」
  •    ウルトラマンレオ後半の恐怖の円盤生物シリーズより、円盤怪獣を立体化しているディーラーさん。 新作「ハングラー」を含む7点が、一挙に展示されました。
    ■T's Facto

    山脇隆氏主宰の、怪獣専門プライベートメーカー。 御馴染みとなった、立体的な展示棚と独自の飾り付けがブースを飾ります。

  • 「カイザーギドラ」
  •    最新作は総攻撃ゴジラですが、こちらは残念ながら写真のみ。 前回展示が間に合わなかった、カイザーギドラが初展示となります。 この他韮沢靖イラストイメージゴジラや獣神ゴジラGHOST、逆襲ゴジラ、ゴジラを上半身のみに切り取ったゴジラvsジラなどが展示されました。
    ■D・MONSTER

    こちら、ウルトラ系デフォルメ怪獣の小品を並べる、WF常連ディーラーです。

  • 「DFギエロン星獣」「DFザラブ星人」「DFベロクロン」
  •    デフォルメ具合が小気味よい、D・MONSTERの小型怪獣。 新作は、ギエロン星獣、ザラブ星人、ベロクロンの3体。 最近は、全て彩色済みで展示されています。
    ■Delicious Rainbow

    大阪から参加の、阪口晃氏が主宰する怪獣専門のWFディーラー。 1年振りの参加となります。

  • 「集団宇宙人フック星人」
  •    前回、参考展示だったフック星人。 透明の服をバキュームフォームで再現して、販売実現となりました。 バキュームフォームは、外注による専門業者抜きで、質感もかなりの再現率とか。 阪口氏の○○も再現されいるそうです。
    ■てんつく工芸

    鮫順こと松本健一氏が主宰する、怪獣専門のWFディーラーです。

  • 「モスゴジ」
  • 「逆襲ゴジラ」ジオラマ展示
  • 「逆ゴジ対アンギラス胸像」
  •    新作は、30cmサイズのモスゴジ。 恐い系のモスゴジですが、禍々しさは一緒に展示された逆ゴジにも活かされています。 その横には、40cmはある逆ゴジ対アンギラスのバストアップモデルも。 それにしても、前回展示の噛み付き対決セット全身版など、逆ゴジをいったいいくつストックしてるんでしょうね、この人(笑)
    ■VS

    長岡友吾氏主宰の、カリカチュアモデル中心のWFディーラーです。

  • 「ファイナルゴジラ」
  • ☆Mぷろじぇくと☆のデフォルメ怪獣
  • 「DF機龍」
  • 「総攻撃ゴジラ ギニョール」
  •    長岡氏は新作はありませんが、ファイナルゴジラが再版され初展示されました。 飾り台の2/3を占めるのは、神田嬢のデフォルメ怪獣群。 右端には、新作のデフォルメ機龍も並びます。 また、映画の特美畑よりデビッド氏がゲスト参加し、ハンドパペットタイプの総攻撃ゴジラ・ギニョールを発表。 こちら、皮膜性ウレタンという新素材でできており、ラテックスのような劣化が無いとのこと。 触るとかなり柔らかくて、軟質ソフビのような感触でした。
    ■VS☆C-PROJECT☆

    外川祐女史の、カリカチュアモデル専門WFディーラーです。 復活後、精力的に新作をリリースしています。

  • 「シーモンス」「シーゴラス」
  • 「お昼寝ハネジロー」「飛んでるハネジロー」
  •    今回の新作は、珍しくリアルタイプとなるシーモンスとシーゴラス。 VSでも過去2回デフォルメでリリースされていますが、リアルタイプはン年振り? カワイイ感じはそのままに、再販されたVSのアイドル、ハネジロー2体と共に卓を飾りました。
    ■Backyard

    東京から参加の、池田貴宏氏主宰のWFディーラーです。 今回で2回目の参加となります。

  • 「大悪獣ギロン」
  • 「ガメラ3」
  • 「アヴァンガメラ胸像」
  •    今回は、平成ガメラから一転、昭和の敵役を新作でリリース。 生物感溢れるアレンジで、ギロンをす~っごく悪そうな顔で立体化。 他に看板代わりの50cmガメラ3、再販のアヴァンガメラ胸像も並びました。
    ■ハニーボーンズ

    前田裕幸氏主宰の、WF出店ブース。 秀逸なデフォルメ作品に加えて、リアルタイプでは独自のイメージゴジラやガメラも並びます。

  • 「ガメラ2-ハコガメReMix2-フルバーニアン」
  • 「ガメラ2-ハコガメReMix2-フルバーニアン」背面
  • 「初ゴジ サバイブ」全身展示
  • 「DFああ南海ゴジラさん」
  •    今回の目玉は、トップでも紹介している「ガメラ2-ハコガメReMix2-フルバーニアン」。 「守るべき者があるからこそ、立ち向かえる!」をテーマに製作したそうで、背面画像では、跳ね上がった甲羅から覗く4列のバーニアが見てとれます。 その横には、アトリエG-1からソフビ化された、初ゴジ・サバイブも全身像で展示されています。 この他、デフォルメシリーズからは再販で、ウルトラ兄弟のすっ飛びセット、ガボラとバラバラ事件になったバラゴンのお座りシリーズ、ジオラマ風味の南海ゴジラ対エビラの対決セットなどが並びました。
    ■Material Models

    林功次郎氏が主宰する、WF常連ディーラー。 リアルタイプの女性フィギュアに囲まれて、得意な怪獣アイテムが並びます。

  • 「総攻撃(GMK)ゴジラ」「ファイナル版ゴジラ」
  •    今回は、GMKゴジラとファイナル版ゴジラが再登場。 次回は、新作を構想中とのことです。
    ■モンスターショップ

    造形界最大の巨漢、茂木栄一氏が主宰するWF常連ディーラーです。

  • 「DFケムール人」「DFラゴン」
  •    近年毎回続いている、茂木さん原型のデフォルメシリーズ。 ウルトラシリーズにアイテムを移しての第3弾は、ラゴン。 ラインナップはQで3体目ですが、人型のシリーズなので、次はマンあたりに移るとのこと。 このままセブンまで続けてほしい?
    ■モンスターメーカー・28

    丹羽俊介氏が主宰する、石川県から参加の怪獣専門ディーラー。 毎回着実に、30cmサイズの怪獣が1体ずつ増えていきます。

  • 「総進撃ゴジラ」
  • 「南海ゴジラ」
  •    毎回、映画のポスターを縮小したホリゾントで飾り付けられたブース。 今回は、浅井造型でフランケンを担当したため、自身のMM28での新作はお休み。 再販で、総進撃ゴジラと個人的にも待望の南海ゴジラが並びました。
    ■YAMAKAWA造型部

    山川隆生氏主宰の、怪獣専門メーカー。 四日市から参加です。

  • 「デストロイア」
  • 「デスゴジ」
  •    最新作は得意の対決セットとなる、ゴジラ対デストロイア。 デストロイアは飛びポーズで、全高27cm、浮いているキット全高では40cm近くに及びます。 それぞれに付くベースは、合体可能という代物。 この他、ゴジラ対カイザーギドラ、再販されたゴジラ対バラゴンなども並びました。
    ■夢工房ハイライト

    岡悟氏主宰の、ヒーロー&特撮専門メーカーです。 怪獣特撮関連では、マンやセブンなどのヒーローと対戦怪獣が立体化されています。

  • 「ウルトラマン(B)」
  • 「バルタン星人二代目」
  •    新作は、(A)タイプに続くマンの(B)タイプ。 八つ裂き光輪Verで、一部がクリヤーパーツで再現されています。 ブースでは、バルタン星人二代目と対峙して飾られました。
    ■レインボウエッグ

    首都圏から参加する、加藤智之氏が主宰するWF常連ディーラーです。 かねてよりのMa.K.シリーズと共に、30cmウルトラ怪獣がブースを飾ります。

  • 「宇宙スパイ プロテ星人」「猿人ゴリー」「復讐怪人 ザンパ星人」
  •    毎回確実に1体ずつ増えていく、ウルトラ怪獣シリーズ。 第6弾となる新作は、プロテ星人と猿人ゴリーの2体が一挙にリリース。 前回のザンパ星人と共にお客様を横一列でお出迎え。 右側にはもう一つの顔、Ma.K.シリーズのメカも見えます。 プロテは、凄まじいディティールもきれいに抜けて再現されていました。
    ■レジンシェフとうけけ団

    日米合体ディーラー。 ビルズキッチン主宰のビル・グドムンドソン氏と柴田幸房氏の作品を中心に、30cmサイズの怪獣が数多く並びます。

  • 「変異種アンキロサウルス」
  • 「ヘドラ上陸期」
  • 「原子熱線砲」
  •    複数の原型師を起用して、怪獣から特撮メカまで並ぶブース。 新作ですが、ビルは、アンギラスのバリエーションから発展したアンキロサウルスの変異体を、オリジナル恐竜として発表。 一方杉田氏は、大型の30cmサイズでヘドラ上陸期を、メカ担当の黒井氏は、原子熱線砲を1/150でそれぞれ立体化しています。 原子熱線砲、WTMやNゲージのストラクチャーと並べて遊べますね。 *しかし、このスケールでも東京タワーは2mを超えます。初代モスラ、どこまで巨大なんでしょう!?
    ■Re:Vanilla it a Me

    赤羽俊彦氏が主宰する"レバニライタメ"、長野県から参加のWFディーラーです。

  • 「サイボットゴジラ胸像 咆哮版」
  •    赤羽氏が1番好きだという84サイボットゴジラ。 前回に続き、咆哮版胸像が並びました。
    ■WILD

    毎回アナーキーな怪獣造型物を並べる、宮城県より参加の人形作家伊藤義之氏のWFディーラー。 前回から、ディーラー名がWILDに変更になりました。

  • 怪獣造型物
  •    相変わらずエネルギーを感じる、はじけた造形物が並ぶテーブル。 ギドラやゴジラの尻尾など、イバラを思わせる造形も見て取れます。

    注意:ここで紹介したイベント情報は、怪獣やガレージキットのファンのためのもので、特定のディーラーや商品の宣伝ではありません。

    紹介した画像データは、当日撮影の他、各ディーラーからご好意で提供していただいた写真も使用し構成しています。 また、登場するキャラクターは、各社の著作物です。
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    All photograph by Masato Matsumoto.