PAOPAO WONDER LAND PHOTO REPORT

イベントレポート・ワンフェス2009[夏]

WONDER FESTIVAL 2009 SUMMER (2009.7.26)

新作オリジナルキットを中心に、ワンダーフェスティバルで発売された、ゴジラ・怪獣関連情報を紹介します。 なお訂正や補足情報お持ちの方は、メールでご連絡下さい。
最終更新:2009.8.5

■五十音順ディーラー紹介


 1年振りとなる今回は、十数年振りの7月の開催となりました。
 会場は、昨年のエスカレータ事故を受けて初の幕張メッセ。 過去最大の面積となる、メッセ7ホール使用となり、さらに成人コーナーを分離するなど、はじめてずくしの回となりました。
 怪獣関連を出すディーラー数は、新規参入組がようす見のためか、常連ディーラーによるほぼ横ばいの印象です。 版権の関係から、東宝ものの新作、参考展示が少し減ったような気もします。

 右画像:(株)大頭「メカゴジラ・ヘッド 」(クリックで拡大画像あり)

■五十音順ディーラー紹介

凡例:…東宝怪獣 …ウルトラ怪獣 …大映怪獣 …その他の怪獣・怪人 …メカ …完成品、中古品、その他
■アウトローファクトリー

アニメから怪獣まで幅広く扱う、WFディーラーです。

  • 「ギャオスEX」「ガメラEX-S」「レギオンEX」
  •    EXシリーズは、準備稿版イラストを元にした、ガメライメージモデル群。 ガメラEX-Fは、甲羅差し替えで立ちモデルにもなるようEX-Sにグレードアップされました。
    ■浅井造型

    浅井篤氏主宰の、怪獣専門メーカー。 30cmサイズで統一された、怪獣フリークスシリーズを展開しています。

  • 「海底軍艦・我レ帝國ノ野望ヲ粉砕セリ」
  • 「フランケンシュタイン対地底怪獣・許されざる命の激突」富士山麓ジオラマ
  •    最新作は、轟天号vsマンダの対決セット。 まだ、ご覧の状態ですが、2体がどう絡むのか、完成が楽しみです。 前作のフラバラは、HJ誌にも載った富士山麓のジオラマ仕様で展示されました。
    ■アス工房

    GK最初期に、マーメイドで活躍した浅川洋氏の主宰する、怪獣専門メーカー。 「アレイド」と言う新ブランドで、レジン版のキット販売を開始しました。

  • 「宇宙怪獣 ベムラー」
  • 「帰ってきたウルトラマン」「ウルトラマンA」「ゾフィ」
  •    販売中の、マーミットで原型を手がけたリアルソフビシリーズのマン3点のレジン版モデルに加え、ウルトラマンシリーズ第一弾としてベムラーをリリース。 "中の人"を30cmサイズとしたキットは、かなりのボリューム。 ベムラーは、頭頂高36cm、全高38cmほどになります。 今後の展開にも注目です。
    ■アトラゴンGK&イーグルクラフト

    宮崎逸志氏主宰の特撮専門メーカーと、南田哲郎氏主宰の怪獣専門メーカーが合体。 30cmウルトラ怪獣を中心に、迫力のディスプレイでした。

  • 「化石怪獣ステゴン」
  • 「超深海生物アリゲトータス」
  • 「一つ目タイタン」「アメゴン」「メカゴジラ1974」「ヒッポリト星人」
  •    アトラゴンGKからは、ステゴンと2年越しの新作アリゲトータスの2体が登場。 アリゲトータスは、巨大化する前のピーターを、生物風にアレンジして再現しています。
     イーグルクラフトからは、30cmサイズでメカゴジラ1974、ヒッポリト星人など東宝・円谷怪獣のほか、『キャプテンウルトラ』や『仮面ライダーストロンガー』よりアメゴン、一つ目タイタンなども並びました。
    ■アトリエG-1

    奥田茂喜氏主宰の、怪獣専門メーカー。 独自路線のフルアクションモデルと、レジンキットが並びます。

  • 「シーボーズ」「イカルス」
  • 「ガラモン2」「ヘドラ成長期」
  • 「ゴジラ1974」
  •    新シリーズとなるウルトラファイトリアルソフビシリーズからは、イカルス、シーボーズの2体がお目見え。 圧巻なのは、ガラモン2。 メディコムトイのRAH原型をレジンキットにしたもので、恐さと可愛らしさのバランスの取れた秀作、同じくヘドラのレジンキット版とともに卓を飾りました。
     ほかに、精密模型と言っても良いデミシリーズの2作目となる、井野氏原型のメガロゴジラも販売されました。
    ■イマージュ

    川崎市で完成品工房も営む、ショップディーラーさんです。 一捻りしたポーズのオリジナルキットも、お馴染みとなりました。

  • 「ギドゴジ・新宿ver」
  • 「DFおみやげシリーズ」
  •    プンプン星人でも知られる店長"たまお"氏原型の、30cmギドゴジが登場。 新作のガメラ3がラインナップされた、おみやげシリーズと共に卓を飾りました。
    ■ウルトラやホビー

    堺市のホビーショップが出店する、怪獣専門のWF常連ディーラーです。

  • 「アボラス&バニラ」ジオラマ
  • 「DFシリーズ」
  •    今回は、DFシリーズの再販のみ。 次回作は、30cmサイズのリアルタイプモデルで『悪魔はふたたび』よりアボラスとバニラの2体。 オリンピック競技場のジオラマで参考展示されました。
    ■おまんたワールド

    高垣利信氏と橋本智氏との、2人組ユニット・ディーラーです。 今回は、『バラージの青い石』と『マタンゴ』です。

  • 「ノアの神」
  • 「チャータム」
  • 「マタンゴ」
  •    高垣氏の新作は30cmノアの神。 人体のフォルムを持つウルトラマンが、バラージの神殿ジオラマで展示されました。
    *後壁、両側壁、両柱の神殿壁画は、田宮教明氏によるもの
    もちろん隣には、森口氏原型の弓恵子さん演じるチャータムもいます。
     橋本氏の新作は、マタンゴ。 箱入りマタンゴに続き、メイン?のマタンゴ怪人の立体化で、この秋にも発売の予定です。 さらに次回作として、レッドキング、リトラの名前もあがっていました。
    ■怪獣商会

    お馴染みの、怪獣専門完成品工房のブースです。

  • 「モスゴジ・名古屋城ジオラマ」
  •    いつも、見応えのあるジオラマ展示をしてくれる羅呑(らどん)八木沢氏。 今回は、なんと酒井氏のモスゴジを使った20cmサイズの名古屋城ジオラマを展示。 15cmサイズはキットでも以前ありましたが、1/250スケール、20cmサイズになると城のディティールなどもまったく変わってくる力作です。
    ■怪獣造形・ケチャップ堂

    怪獣一筋、きんぐまいまいこと高野吉昭氏主宰のWFディーラー。 高野氏を中心に、判治靖郎氏、原潜館氏の怪獣作品を扱っています。

  • 「ウデゲルゲ」「エリート怪人ザンジオー」「ギエロン星獣」「吸血植物ケロニア」
  •    およそ20cmサイズで統一された、オリジナルキット。 お馴染みの円谷シリーズからは、新作のケロニア、ギエロン星獣と再販のサドラなどが並びます。 ほかに新作で、『仮面ライダー』からザンジオー、『超人バロム1』からウデゲルゲが並びました。
    ■怪獣無法地帯

    オフィスカイムの出店ブース。 もちろん、ウルトラ怪獣専門です。

  • 「ペロリンガ星人」
  •    モンスタークラシックスからは、次回作の「ペロリンガ星人」がディスプレイされました。
  • 「ペテロ&ザンパ星人」「グドン&ツインテール」
  •    モンスターギャラリーシリーズは、『帰ってきたウルトラマン』からの怒涛のリリースを小休止して、『ウルトラセブン』の「月世界の戦慄」よりペテロ&ザンパ星人。 帰りマンの最新作、ツインテールの股間に噛みつくグドンらといっしょに展示されました。
    ■怪物屋

    オリジナルキットもリリースする、大阪のモンスター専門ショップ、怪物屋の出店ブースです。 海外GKコーナーでは、120cmに及ぶ巨大なマンモスが飾られていました。

  • 「デフォルメ ガラモン」
  • 「大魔神」「GMKゴジラ ver1.5」
  •    新作は、残念ながらおあずけ。 モンスターカー風のガラモンは、オーロラ社のGODZILLA'S GO CARTと KINGKONG'S THRONESTER という2大怪獣に挟まれて展示。 再販は、ロングセラーの胸像シリーズとGMKゴジラが並びました。
    ■GOWROW

    RIC、ダイモスなどでもお馴染みの原型師、當幸宗氏が主宰する、怪獣専門のプライベートメーカーです。

  • 「モスゴジ胸像」
  • 「SOSゴジラ」
  • 「サンダ対ガイラ・ジオラマセット」
  • 「ダガーラ」
  •    3作目となる胸像シリーズ、モスゴジ胸像はイベント限定で販売。 全身像の新作はSOSゴジラ、5月に発売されたばかりのサンガイ、ダガーラなども並びました。 それにしても、サンガイのジオラマベース、戦車やガレキまでレリーフされたスグレモノです。
    ■かなめみお

    各種イベントで活躍する、まんがとGKのご夫婦ディーラーです。 怪獣GKでは、リアルタイプの30cmモデルをリリースしています。

  • 「ゴースター」「ムルチ」
  •    ライダー怪人と、ウルトラシリーズの怪獣・宇宙人が並ぶブース。 ウルトラシリーズの新作は、ムルチ。 手堅い造形で、ライダー怪人のゴースターと共にお披露目されました。
    ■GALVANIC

    斉藤淳司氏が代表を務める、動物の骨格・頭骨を販売するショップ・ディーラーです。

  • 「レッドキング頭骨」「マグラ頭骨」「グビラ頭骨」「ペギラ頭骨」「ギャンゴ頭骨」「ゴモラ頭骨」「ネロンガ頭骨」
  •    前々回から、怪獣の頭骨モデルもラインナップに加わったブース。 既発の6点にバリエーションのチャンドラー、新作のギャンゴ頭骨を加えた8点が並びました。
    ■ギニョール造形工房吉埜

    東京から参加の吉埜氏による、ギニョール・モデル群がずらりと並ぶディーラーです。 毎回、放射火炎の実演も行われます。

  • 「サンダ・ギニョール」「ガイラ・ギニョール」「初代ゴジラ・ギニョールヘッド」
  • 「逆襲ゴジラ・ギニョール3」
  • 「キンゴジ全身・ギニョール」
  • 「バラゴン・ギニョール」
  •    展示と並行して、手作り一点ものギニョールの販売も行われるブース。 新作は、25cmの小ぶりのヘッドシリーズから、初代ゴジラヘッド。 後に見えるのは、今回サンダが加わったサンガイのバストアップギニョールです。 もう一点の販売品は、逆襲ゴジラのギニョール。 参考品の新作では、この工房では珍しい全身像のキンゴジ、耳も寝るバラゴンも放射火炎の実演付きで展示されていました。
    ■Kimz

    ハッスルキムこと吉村剛樹氏主宰の、ハッスル工房のWF出店ディーラーです。

  • 「レキューム人」
  •    参加2回目の今回は、ウルトラQ~dark fantasy~最終回『虚無の扉』より、レキューム人を30cmで立体化。 『2020年の挑戦』へのオマージュ溢れるエピソードで、少しマッチョな現代のケムール人造型がここにあります。
    ■クラシックモダン

    鉄人28号を立体化し続ける、足立和博氏主宰のWF常連ディーラー。 今回は、(株)大頭がジョイントし、バカでかいメカゴジラヘッドが展示されました。

  • ペーパークラフト「メカゴジラ」ヘッド
  •    怪獣のトークライブでもお馴染み、音楽プロデューサー福田裕彦氏が主宰する、クリエーター集団(株)大頭。 その大頭より、(株)Dコアが製作をした、糊やテープをいっさい使わずに組み立てられるペーパークラフトの全高60cm、奥行き60cmに及ぶメカゴジラの巨大ヘッドが展示されました。
    ■グリプト

    怪獣専門のWF常連ディーラー。 30~50cmサイズの、大型モデルを並べます。

  • 「初代ゴジラひな型」
  • 「ザザーン」「タッコング」
  •    2007年に展示された、ライガー氏作の初代ゴジラひな型が完成、塗装されて展示されました。 横にはウルトラの30cmの新作、ザザーンとタッコングも参考展示されました。
    ■ケサランパサラン

    リアル感のある、独特の女性フィギュア作品を並べるWF常連ディーラーです。 近年、ウルトラシリーズを立体化しています。

  • 「セミ人間」「M1号」
  • 「バルンガ」「ラゴン」「ケムール人胸像」「ラゴン胸像」
  • 「アンドロイドゼロワン」「地底人」
  •    ゼロワンや地底人など、30cmの女性フィギュアに加え、17cmの手頃なサイズで展開される、ウルトラシリーズ。 前回の3作に加え、M1号、セミ人間の2体が準備中です。
    ■celtic sign

    ヒロシ氏が主宰する、WFディーラー。 WF3回目の参加です。

  • 「モスゴジ300 浜風ホテル前」ジオラマ
  • 「モスゴジ400」
  •    30cmサイズの全身像を使い、劇中の1シーンをジオラマで再現。 前回からかなりの改修が入って、モスゴジを模索しています。 一方40cmサイズは、ヒロシ氏のイメージするモスゴジを、そのまま立体化したような個性的なモスゴジに仕上がっています。
    ■小鹿堂

    97年より参加している、kent氏と鹿野兄弟が運営するWF常連ディーラー。 ウルトラシリーズとアニメ系アイテムが並びます。

  • 「ヒッポリト星人」
  • テーブル中央
  •    代表のkent氏原型のウルトラシリーズ。 新作は、『ウルトラマンA』から地獄星人ヒッポリト星人。 再販は、ウルトラマンレオと近年の作品からカメレキング、ガマスが並びました。
    ■酒井ゆうじ造型工房

    ご存知、酒井ゆうじ氏主宰の怪獣専門トップメーカー。 新作の他、再販復刻計画が展開されています。

  • 「キンゴジ出現スチールバージョン」
  • 「キンゴジロゴプレート」
  • 酒井ゆうじコンセプトワークス「現」
  • 「造型工房15周年記念レリーフ2枚セット」
  •    新作は、キンゴジ出現スチールバージョン。 キンゴジ出現を伝える関東新報に登場するギニョール版のキンゴジを、関東新報のスチール写真を基に立体化。 キンゴジロゴプレートも、同時発売。 このほか、酒井ゆうじコンセプトワークス第2弾の「現」の先行販売や、造型工房15周年記念レリーフ、復刻計画コーナーでは15cmシリーズのゴジラ3体なども並びました。
    ■G-tempest

    石川県から参加する、渡辺結樹氏主宰の怪獣メーカー。 怪獣の他、メカものにも腕が冴えます。

  • 「ゴジラ1989」
  • 「ゴジラ2000」「ゴジラ1989」
  •    新作初展示は、この春にリリースされたビオゴジ。 昨年のミレゴジに続く、30cmサイズオーバーの大型モデルです。 2体が並ぶと、ご覧の迫力です。
    ■SHINZEN造形研究所

    四国から参加の、竹内信善氏主宰のWF常連ディーラー。 恐竜をメインに、アニメキャラから怪獣まで精力的に造型をこなしています。

  • 「ビオゴジ Large」
  • 「初ゴジ Large」
  •    怪獣の新作は、ビオゴジ Large。 SHINZEN氏にとってこのサイズのモデルは、2002年のガメラ3以来7年振り、販売品では2作目となります。 30cmに見合うように、アレンジは控えめにしたとのこと。 決定版と言える、大作となっています。 さらに次回作もこのサイズで、初ゴジが予定されており、テストショットが参考展示されました。
    ■ステルス田中雷工房

    プロ原型師田中雷氏が主宰する、WF常連ディーラーです。 近年プロップサイズの模型を手元にというコンセプトで、大型のメカ系GKをリリースしています。

  • 「50cmアストロボート」
  • 「原子力船MAX号」海面ジオラマ
  •    毎回、特撮系のメカが並ぶブース。 中央には、どんと85cmウルトラホーク1号が飾られています。 右手には新作の50cmアストロボートが、左手には平成ウルトラから、原子力船MAX号が海面ジオラマで展示されました。
    ■造型工房キトラ

    埼玉県から参加の、岡健之氏が主宰する怪獣メーカー。 今回からウルトラ怪獣にも挑戦です。

  • 「ビオゴジ進撃」
  • ラテックス製1/2ヘッドシリーズ
  • ラテックス製ゴモラ
  • 「ジラース52cm」
  •    前回の原型参考展示から、彩色済み完成品展示&キット販売となったビオゴジ進撃。 今回は、オーソドックスなポーズで立体化です。 新機軸は、ラテックス製のウルトラ怪獣1/2ヘッドシリーズ。 ゴモラは、ヘッドと言っていたのに、体まで付いて大変なことになっています(笑)。 さらに、次回作として50cmサイズのジラースも展示されました。
    ■造形工房ユウ

    宮城県から参加のディーラーさん。 サイボーグ009とデフォルメ怪獣が並ぶブースです。

  • 「DFドドンゴ」
  • 「DFウルトラマン」「DFドドンゴ(馬乗り)」
  •    新しいシリーズのDFウルトラ怪獣シリーズより、第4・5弾となるウルトラマンとドドンゴが登場。 ウルトラマンは、下半身を差し替えてドドンゴに馬乗りさせる事もできます。
    ■蘇生工房 3ON

    大型のウルトラ怪獣とゴジラが参考展示された、参加2回目のディーラーです。

  • 「ラゴン」
  • 「モスゴジ」
  •    まず目を引いたのが、新作の頭頂37cm、全高39cmはあるQ版ラゴン。 子ラゴンを抱いたポーズでの立体化です。 30cmモスゴジは、今回ベース付きで展示。 他に、唯一販売品となったギャンゴやアストロモンスも前回に続き展示されました。
    ■ダイナミック・マスター

    ウエストケンジで原型をしているモリ・シゲオ氏が、独立して起した自身の怪獣専門メーカー。 自身のブランドで、商品展開中です。

  • 「怪獣決戦絵巻」ポスター
  •    今回、新機軸として提案された「怪獣決戦絵巻」。 ゴジラ対ギドラなど、東宝怪獣の決戦を水墨画風に描いた平面作品で、それをあしらったポスターや絵はがきが販売されました。
    ■ダイモス

    村上寛氏主宰の、怪獣専門メーカー。 東宝をメインとした村上氏の怪獣と、パノラマアワー氏のメカを加えラインナップを展開中です。

  • 「1991キングギドラ網走決戦」
  • 「DFメガロゴジラ」
  •    最近作の、'91生ギドラやDF紋次郎ゴジラがイベント初お披露目。 30cmシリーズでは、いよいよ原点の初代ゴジラが登場ですが、展示はプレートのみで、本体はご覧のように写真展示のみでした。 この他、バラゴンリフトポーズのフラバラも卓を飾りました。
    ■ちるそないと103

    ウルトラ怪獣を格安で並べる、WF常連ディーラー復活!です。

  • 「プラスチック怪人プラチク星人」
  • 「青色発泡怪獣アボラス」「赤色火焔怪獣バニラ」ジオラマ
  •    新作は、リベンジマッチのプラチク星人。 今回も参考展示のみとなりましたが、問題だった体表の布状のパーツをレジンで抜いて、総パーツは300点くらいとか。 脱帽!です。 再販は、20cmシリーズのアボラスとバニラ。 テーブルいっぱいの、オリンピック競技場ジオラマで展示されました。
    ■T's Facto

    山脇隆氏主宰の、怪獣専門プライベートメーカー。 御馴染みとなった、立体的な展示棚と独自の飾り付けがブースを飾ります。

  • 「GODZILLA1984」
  • 「ゴジラvsデストロイア」
  • 「総攻撃ゴジラ」
  •    最新作は、84ゴジラ。 強暴さが売り物の、山脇氏の手に合う造型です。 他に、この1年で発売された総攻撃ゴジラ、ゴジラvsデストロイアなども卓を飾りました。
    ■Delicious Rainbow

    大阪から参加の、阪口晃氏が主宰する怪獣専門のWFディーラー。 今回は立ちパゴスに挑戦です。

  • 「集団宇宙人フック星人」「地底怪獣パゴス」
  •    透明の服をバキュームフォームで再現したフック星人に加え、2回目の立体化となる新作のパゴスが登場。 今回は途中原型の参考展示で、口を開けた状態にブラッシュアップして再登場するとのこと、期待して待ちましょう。
    ■てんつく工芸

    鮫順こと松本健一氏が主宰する、怪獣専門のWFディーラーです。

  • ゴジラ対アンギラス胸像「獣の戦い」
  • 「モスゴジ」「84ゴジラ」
  •    新作は、ゴジラ対アンギラスの胸像を求めやすいサイズと価格にした「獣の戦い」。 この大きさでも、荒々しい戦いが再現されています。 30cmモスゴジは尻尾の向きを変え、よりダイナミックな振りかえったポーズで販売となりました。 そして参考展示の84ゴジラは、なんと50cmサイズ。 眼光鋭く睨みを効かせていました。
    ■特撮フィギュア館

    千葉県より初参加の、井祐尚彦氏が主宰する特撮メカをメインとするWFディーラーです。

  • 「黒鮫号」
  • 「ナタール円盤」
  • 「ツインミサイル戦車」「ミステリアン円盤」
  •    黒鮫号は、1/350スケール表記で、全長約35cm。 ブルー塗装された完成見本は、アオシマの轟天号との夢の対決!?ジオラマ風に展示されました。 他に手頃なサイズで、東宝特撮メカや『ミラーマン』よりキングザイガーなども並びました。
    ■パーラーつげちゃん

    柘植史成氏主宰の、WF初参加の新規ディーラーです。 17cmサイズで、ウルトラ怪獣を展開予定です。

  • 「チブル星人」
  • 「初代レッドキング」
  •    なんとか販売にこぎついたものの、展示サンプルや抜きの問題など、課題も多いとのこと。 第2弾として、キュラソ星人や再生ドラコなども予告されていましたが、原型のストックはすでに10体ほど出来あがっているとの事で、今後の展開に注目しましょう。
    ■ハニーボーンズ

    前田裕幸氏主宰の、WF出店ブース。 秀逸なデフォルメ作品に加えて、リアルタイプでは独自のイメージゴジラやガメラも並びます。

  • 「ギガDFゴジラ」
  • 「ガメラ2-ハコガメReMix2-フルバーニアン」ジオラマ
  •    今回は、在庫一掃セールのごとく、過去の作品を一挙放出。 ハニーボーンズの、技と歴史を感じさせるテーブルとなっていました。 特に第5回アートプラ大賞に入賞したギガDFゴジラは、最初期の作品で私も初見。 フルバーニアンガメラの写真は、はね上げた甲羅も、横から見ると以外と目立っていないことが解るサイドショットです。
    ■モンスターショップ&群馬亭

    造形界最大の巨漢、茂木栄一氏が主宰するWF常連ディーラーです。

  • 「DFペギラ」「DFラゴン」
  •    近年毎回続いている、茂木さん原型のデフォルメシリーズ。 ウルトラシリーズにアイテムを移しての第4弾は、ペギラ。 細目のアレンジは控えめで、独自の雰囲気を出しています。
    ■モンスターメーカー・28

    丹羽俊介氏が主宰する、石川県から参加の怪獣専門ディーラー。 毎回着実に、30cmサイズの怪獣が1体ずつ増えていきます。

  • 「キンゴジ」
  • 「南海ゴジラ」「キンゴジ」「総進撃ゴジラ」
  •    毎回、映画のポスターを縮小したホリゾントで飾り付けられたブース。 人気のキンゴジを、以外と難しい、スタンダードなポーズで立体化。 新作1点、再販2点の構成も定着してきました。
    ■YAMAKAWA造型部

    山川隆生氏主宰の、怪獣専門メーカー。 四日市から参加です。

  • 「230モスゴジ2」
  • 「成虫モスラ1961」東京タワージオラマ
  • 「MANDA1963」VS轟天号ジオラマ
  • ロゴ入りミニレリーフ
  •    最新作は、10年振りのリファインとなる230モスゴジ2。 初代モスラは、羽化したばかりのあのシーンの立体化。 プラモデル製東京タワーを加えたジオラマで、名シーンの再現をしていました。 マンダは、水晶玉を抱えた単体展示のほか、アオシマの轟天号と絡んだジオラマも展示。 また、会場限定の新シリーズとして、ロゴ入りミニレリーフ5種もリリースされました。
    ■吉野屋徳兵衛

    鉄人28号シリーズと怪獣をリリースする老舗のディーラー。 怪獣では、荒井氏や橋本氏の作品が並びます。

  • 「怪奇植物スフラン」
  •    新作は、ぎりぎりまで名前が伏せられていたスフラン。 再販のゴルドンとともに、卓を飾りました。
    ■リキッドストーン

    メカを中心に、オリジナルキットを展開するWF常連ディーラーです。

  • 「ガイガン(ファイナルウォーズ版)」
  •    2005年にかっぱ堂から販売された、リキッドストーンの今江紀之氏が原型を担当したガイガンが、復刻版として再登場しました。 完成品見本は、ACCELの矢竹氏によるもの。 塗装は、韮澤デザインのデストリガー・バージョンで、爪の赤が血にも赤サビにも見えるリアルな一品に仕上がっていました。
    ■レインボウエッグ

    首都圏から参加する、加藤智之氏が主宰するWF常連ディーラーです。 かねてよりのMa.K.シリーズと共に、30cmウルトラ怪獣がブースを飾ります。

  • 「復讐怪人ザンパ星人」「猿人ゴリー」「水棲怪人テペト星人」
  • 「岩石怪獣ゴルゴス」
  •    毎回確実に1体ずつ増えていく、ウルトラ怪獣シリーズ。 第8弾となる新作は、テペト星人がリリースされました。 また、初のウルトラQアイテムとなるゴルゴスをリリース。 こちら、中空キットで見た目よりとても軽く仕上がっていました。
    ■レジンシェフとうけけ団

    日米合体ディーラー。 ビルズキッチン主宰のビル・グドムンドソン氏と柴田幸房氏の作品を中心に、30cmサイズの怪獣が数多く並びます。

  • 「チビラくん」
  • 「破壊された街並み・ジオラマ」
  • 「ゴジラ・防衛隊出動セット」
  • 「モスラ・自衛隊出動セット」
  • 「フランケンシュタイン対地底怪獣」
  •    複数の原型師を起用して、怪獣から特撮メカまで並ぶブース。 新作では、杉田氏のチビラくん、黒井氏の怒涛のメカシリーズが並びます。 自衛隊出動セットには、Nゲージサイズでチャーフィー、隊員輸送トラック、ミサイル戦車、ロケット弾搭載ジープなどがラインナップされ、マニア心をくすぐります。 この分野に行くと、初ゴジの高射砲セットや東宝シャーマン、サンガイにも出てきたさまざまな投光機など、キリが無いのですが...
    *きっと、黒井氏が出してくれると思います(笑)
    このほか次回作として、破壊された街並みの左下にチラ見しているポンポン砲車と、柴田氏原型による30cmサイズのフラバラ対決セットも展示されました。
    ■WILD

    毎回アナーキーな怪獣造型物を並べる、宮城県より参加の人形作家伊藤義之氏のWFディーラーです。

  • 怪獣造型物
  •    金色の魔獣2匹が飛びかう、はじけた造形物が並ぶテーブル。 今回は、伊藤氏にしてはおとなしい、平成ガメラやゴジラとオリジナルの魔物が並びました。

    注意:ここで紹介したイベント情報は、怪獣やガレージキットのファンのためのもので、特定のディーラーや商品の宣伝ではありません。

    紹介した画像データは、当日撮影の他、各ディーラーからご好意で提供していただいた写真も使用し構成しています。 また、登場するキャラクターは、各社の著作物です。
    (C)TOHO Co. (C)DAIEI Co. (C)NIKKATSU Co. (C)SHOTIKU Co. (C)TSUBURAYA PROD.
    All photograph by Masato Matsumoto.