PAOPAO WONDER LAND PHOTO REPORT

イベントレポート・ワンフェス2010[夏]

WONDER FESTIVAL 2010 SUMMER (2010.7.25)

新作オリジナルキットを中心に、ワンダーフェスティバルで発売された、ゴジラ・怪獣関連情報を紹介します。 なお訂正や補足情報お持ちの方は、メールでご連絡下さい。
最終更新:2010.9.8

■幕張へ

 幕張開催も3回目となる真夏のワンフェス。 関東でも猛暑が続き、最も暑い7月最後の日曜日での開催となりました。
 過去最大の面積となるメッセ8ホール使用や、ディーラーダッシュを避けるための、仕切り部分の10分間通行禁止なども定例化されてきています。 「走らないで下さ~い」の声と共に通路に係員はいるものの、開始アナウンスと同時に小走り気味に右へ左へとディーラー入場者が散っていく光景は相変らずでした。
 怪獣関連を出すディーラー数は、毎回1割程度が入れ替わっていますが、全体ではほぼ横ばいといった印象です。 近年のプロップサイズや、ドでかアイテムも健在で、WFらしい光景は続いています。

 右画像:海外メーカー製「45cmメカタイタン」完成品(クリックで拡大画像あり)

■五十音順ディーラー紹介

凡例:…東宝怪獣 …ウルトラ怪獣 …大映怪獣 …その他の怪獣・怪人 …メカ …完成品、中古品、その他
■浅井造型

浅井篤氏主宰の、怪獣専門メーカー。 30cmサイズで統一された、怪獣フリークスシリーズを展開しています。

  • 「からかさ」
  •    最新作「モスラ対ゴジラ・追撃!岩島最終決戦」原型展示の予定でしたが、全面改修のため展示無しへ。 そのこだわりに、期待しましょう。 卓を飾ったのは、ギリギリまで内緒にしていた大映妖怪の「からかさ」。 初心に帰るべく、当日版権で何かやりたいとサプライズで出してきたものですが、もちろん片手間で造ったようなものではなく、全高27cmとボリュームもあり出来もご覧の通りの優れもの。 妖怪好きの人は、百物語のシリーズ化のリクエストをしてみては?
    ■アス工房

    GK最初期に、マーメイドで活躍した浅川洋氏の主宰する、怪獣専門メーカー。 「アレイド」ブランドより、"中の人"を30cmサイズとしたレジンキットをリリースしています。

  • 「海底原人ラゴン」
  • 「凶暴怪獣アーストロン」
  •    新作は、チャンドラーに続きウルトラマンシリーズ第3弾となるオスのラゴン。 マーミット用原型のレジン版キットでは、新作でアーストロンが並びました。 共に、定番となった専用の電飾キットも別売されています。
    ■アトラゴンGK&イーグルクラフト

    宮崎逸志氏主宰の特撮専門メーカーと、南田哲郎氏主宰の怪獣専門メーカーの共同ブース。 毎回30cmウルトラ怪獣が並ぶ、ジョイントブースです。

  • アトラゴンGK「友好珍獣ピグモン」「ミイラ怪獣ドドンゴ」
  • イーグルクラフト「毒ガス怪獣ケムラー」
  • イーグルクラフト「冷血魔人クモゲルゲ」「スペクトル怪獣シャモラー」
  •    アトラゴンGKからは、最新作のドドンゴが参考展示。 四つ足といっても、得意の腹ばいではなく、二人がかりという変化球の着ぐるみですが、実にうまくまとめています。 予価も予想をはるかに下回る価格で、20年振りに決定版の更新が起こりそうです。
     イーグルクラフトからは、ボリューム感満点の「ケムラー」が彩色済みで展示され、他に新作として『超人バロム1』から「クモゲルゲ」、『キャプテンウルトラ』から「シャモラー」なども並びました。
    ■アトリエG-1

    奥田茂喜氏主宰の、怪獣専門メーカー。 独自路線のフルアクションモデルと、レジンキットが並びます。

  • 「ゴロー」「ガイガン1972レジンキット」
  •    新作は、以前ソフビで販売された昭和ガイガンのレジン版キット。 ソフビ版よりどっしりとした印象がありますがいかがでしょう? こちらは、手触り抜群のゴローの隣に飾られました。
     一方、ウルトラファイトリアルソフビシリーズはエレキングも追加され、かなりにぎやかな状態となっていました。
    ■イマージュ

    川崎市で完成品工房も営む、ショップディーラーさんです。 一捻りしたポーズのオリジナルキットも、お馴染みとなりました。

  • 「モスゴジ」半身像
  • 「DFおみやげGMKゴジラ」
  • 「DFおみやげトラウマガメラ」
  • 「快獣ブースカ」
  •    東宝怪獣ではギドゴジ上半身モデルに続き、同サイズのモスゴジ半身像が登場。 今後のシリーズ化はいかに? おみやげシリーズの新作では、GMKゴジラ、トラウマガメラと’恐い顔’シリーズ(!?)が続きます。
     新しいところでは、店長たまお氏が大好きというブースカが、愛らしいポーズで並びました。 バサラ、バサラ!
    ■ウルトラ☆マシーン製作所

    長年、ウルトラメカを中心に造型している、メカ専門のWF常連ディーラーです。

  • 「黒鮫号」
  •    前回に続き、展示販売された『緯度0大作戦』の黒鮫号。 すきの無いデザインを再現したこのキットは、船首をちょっと下げたディスプレイも栄えます。 予定していたウルトラホーク1号については、次回は間違い無く出そうです。
    ■ウルトラやホビー

    堺市のホビーショップが出店する、怪獣専門のWF常連ディーラーです。

  • 「バニラ」
  • 「DF大戦争ゴジラ」
  •    ようやく販売となった、30cmサイズのリアルタイプ・バニラ。 カプセル付きで販売されます。 一般版権に移行しているため、相方のアボラスも次回WFを待たずして販売される予定だそうです。 気になる方は、お店の方に問合せを。 DFシリーズからは、新作として大戦争のシェーゴジラが販売されました。
    ■おまんたワールド

    高垣利信氏と橋本智氏との、2人組ユニット・ディーラーです。 王道あり、マニアックありのアイテム選択で活動中です。

  • 「小松崎茂初稿版ナタール人」
  • 「ダイモン」
  • 「物体Xコロリン」
  •    高垣氏の新作は、小松崎茂氏のデザインから「初稿版ナタール人」。 金属製のアンテナパーツや、ホースが付属します。 操演版モスラ幼虫は、ちょっとおあずけかな?
     橋本氏の新作は、『妖怪大戦争』から「ダイモン」と『快獣ブースカ』より「物体Xコロリン」。 共に30cmサイズで、大映妖怪の大悪役と、高山造形の隙間をつくようなアイテムをチョイスしています。
    ■怪獣商会

    お馴染みの、怪獣専門完成品工房のブースです。

  • 「逆襲ゴジラ対アンギラスジオラマ」
  •    1年振りに、見応えのあるジオラマをWFに持ち込んでくれた羅呑(らどん)八木沢氏。 今回は、酒井氏の逆ゴジとイマージュのアンギラスを使った、20cmサイズの岩戸島ジオラマを展示。 岩のかたまりのベースは突貫作業で作ったそうですが、なかなか雰囲気出ています。
    ■怪獣造形・ケチャップ堂

    怪獣一筋、きんぐまいまいこと高野吉昭氏主宰のWFディーラー。 高野氏を中心に、判治靖郎氏、原潜館氏の怪獣作品を扱っています。

  • 「ノウゲルゲ」
  •    今回は、高野氏の新作1点が登場。 それにしても、ノウゲルゲって結構気持ち悪いデザインなんですね~(^^;)
    ■怪獣無法地帯

    オフィスカイムの出店ブース。 もちろん、ウルトラ怪獣専門です。

  • 「ゴーロン星人」
  •    モンスタークラシックスからは、発売中の新作「ゴーロン星人」がコマネチ!ポーズでお出迎え。
  • 「ペテロ&ザンパ星人」
  •    モンスターギャラリーシリーズからは、近作の「ペテロ&ザンパ星人」「グドン&ツインテール」などが展示されました。
    ■怪物屋

    オリジナルキットもリリースする、大阪のモンスター専門ショップ、怪物屋の出店ブースです。 海外GKコーナーでは120cmに及ぶ巨大なマンモスをはじめ、クリーチャーや動物キットも飾られています。

  • 「ビネット・ガラモン」
  • 「大魔神胸像」
  •    新作は、新機軸となる「塗装済みキット」の「ビネット・ガラモン」。 右側の、全高25cmの専用アクリルケースに入った姿が完成状態です。 既発の大魔神胸像も、同様に「塗装済みキット」として再販となりました。 このほか、キンゴジ、ビオゴジ、84ゴジラ、GMKゴジラなどが一般版権販売に向けて準備中とのこと。 ただし、東宝アイテムは全て単色レジンの未塗装・未組立キットのみ可との事です。
    ■GOWROW

    RIC、ダイモスなどでもお馴染みの原型師、當幸宗氏が主宰する、怪獣専門のプライベートメーカーです。

  • 「モスゴジ胸像」「破壊神胸像(GMKゴジラ)」
  •    イベント限定で続いている胸像シリーズの新作は、GMKゴジラ。 唸った時の荒々しさが、良く出ている表情です。 ピンボケで写真がボツになりましたが、その隣には50cmミレゴジも彩色済みで並べられました。
    ■かなめみお

    各種イベントで活躍する、まんがとGKのご夫婦ディーラーです。 怪獣GKでは、リアルタイプの30cmモデルをリリースしています。

  • 「テレスドン」
  •    ライダー怪人と、ウルトラシリーズの怪獣・宇宙人が並ぶブース。 お馴染み『ウルトラセブン』からの新作は、抜き立て?の「テレスドン」が並びました。
    ※珍しく、彩色済みが間に合わなかったようです。
    ■ガリレオ

    WFは、20年振りの参加とのこと。 別のディーラーで出ていた、オキシジェン・デストロイヤーが再販されました。

  • 「オキシジェン・デストロイヤー」
  •    2006年に、「Art Samurai」というディーラー名で販売されていたオキシジェン・デストロイヤーが再販されました。
    ■GALVANIC

    斉藤淳司氏が代表を務める、動物の骨格・頭骨を販売するショップ・ディーラーです。

  • 「ゴメス頭骨」「リトラ頭骨」
  • 「アボラス頭骨」「バニラ頭骨」
  •    近年、怪獣の頭骨モデルもラインナップに加わったブース。 新作として、ゴメスとリトラ頭骨2点が追加されました。
    ■ギニョール造形工房吉埜

    東京から参加の吉埜氏による、ギニョール・モデル群がずらりと並ぶディーラーです。 毎回、放射火炎の実演も行われます。

  • 販売品「バラゴンヘッド」
  • 「60cmバラゴンギニョール」正面ジオラマ
  • 「ガイラ・ギニョール」「70cmキンゴジギニョール」「70cmモスゴジギニョール」
  •    今回は、正面ステージでバラゴンの上半身ジオラマがお出迎え。 頭部モデルは、一点ものの販売もされました。 台の上方には成虫モスラが飛び、下では写真のように大型ギニョールが所狭しと陳列されて相変わらずの盛況ぶりでした。
    ■Kimz

    ハッスルキムこと吉村剛樹氏主宰の、ハッスル工房のWF出店ディーラーです。

  • 「ケムール人」「バルタン星人Jr.」
  •    新作は、レキューム人に続きケムール人を約40cmで立体化。 かつての、OHSを彷彿させるボリュームです。 もう一体は、猪爪康博氏原型によるバルタン星人Jr.。 ケムールの隣だと小さく見えますが、こちらも全高は約30cmあります。
    ■cubist

    今回、2回目の参加となるディーラーさん。 84ゴジラの胸像が販売されました。

  • 「ゴジラ1984(胸像)」
  •    全高約30cmの84ゴジラの胸像。 前回参考展示されたものに全面改修を行い、今回初売りとなりました。
    ■グリプト

    怪獣専門のWF常連ディーラー。 30~50cmサイズの、大型モデルを並べます。

  • 「レッドキング」
  •    再販となった、全高約33cmのレッドキング。 レッキンらしいポーズで、孤軍奮闘?です。
    ■ケサランパサラン

    リアル感のある、独特の女性フィギュア作品を並べるWF常連ディーラーです。 近年、ウルトラシリーズを立体化しています。

  • 「ガラダマ」「ラゴン」「ガラモン」
  •    このディーラーは、アダルトコーナーで唯一取材するところ。 ラゴンは、以前出ていたものとは別の30cmサイズの新作。 ガラモンにはガラダマ付きが追加されました。 今度は、ぜひ彩色済みで展示してほしいですね。
    ■celtic sign

    ヒロシ氏が主宰する、WFディーラー。 40cmサイズのモスゴジで参加です。

  • 「モスゴジ」
  •    原点となった40cmサイズのモスゴジが、さらに改修を重ねてのお披露目です。 モスゴジ探求の旅は、まだまだ続く?!
    ■ゴート

    古くはボークスのOHSjr.から原型を手がける、杉本浩二氏が主宰するプライベートメーカー。 鬼将軍から独立してはじめてのWF出店となります。

  • 「一角超獣バキシム」
  •    新作は、30cmサイズでもかなりのボリュームになるバキシム。 おもちゃっぽくなりがちな配色ですが、見事な塗装がされていました。
    ■小鹿堂

    97年より参加している、kent氏と鹿野兄弟が運営するWF常連ディーラー。 ウルトラシリーズとアニメ系アイテムが並びます。

  • 「マーゴドン」
  • 「ウルトラマンタロウ対バードン」
  •    代表のkent氏原型のウルトラシリーズ。 新作は『ウルトラマン80』最終話から、マーゴドン。 再販はウルトラマンタロウ対バードン、前回のプラズマ・マイナズマが並びました。
    ■酒井ゆうじ造型工房

    ご存知、酒井ゆうじ氏主宰の怪獣専門トップメーカー。 新作の他、再販復刻計画が展開されています。

  • 30cm「ビオゴジ 大阪上陸」
  • 20cm「ゴジラ2000ミレニアム」
  •    新作は、ビオランテ戦の陸ゴジ。 平成ゴジラ中、最もバランスの取れたゴジラを30cmサイズで立体化しています。 当日は、口閉じヘッドのオプションパーツ付きセットも販売されました。 さらに最新作の、20cmサイズミレゴジも参考展示されました。
    ■G-tempest

    石川県から参加する、渡辺結樹氏主宰の怪獣メーカー。 怪獣の他、メカものにも腕が冴えます。

  • 「メガギラス」「ゴジラ(ゴジラ×メガギラス)」「初ゴジ」
  •    前回に続き、昨年の秋以降に発売されたコレクションシリーズ第6弾~第8弾の3体が勢揃い。 今回の目玉は、アニメ『攻殻機動隊S.A.C.』から全長50cmほどの「1/72 9課中型ヘリ」。 サフ吹き状態で写真がうまく撮れませんでしたが、曲線で構成されたフォルムを見事に立体化していました。
    ■出張鵺の巣工房

    エロ、パロディー、クリーチャーなどいろんな物を出しているディーラーさんです。

  • 「イリス」
  •    製作が間に合わずに、参考展示となった飛びイリス。 こうやって見ると、イリスって使徒?! 同じく製作途中のT-REXヘッドの上に飾られていました。 次回までには完成するかも?
    ■仁工房

    大阪で完成品製作を行うショップディーラーです。

  • 「オキシジェン・デストロイヤー」
  • 怪物屋「ゴジラ1995」完成品
  •    川北監督監修で、ディアゴスティーニのセレクト通販のページにも載ったオキシジェン・デストロイヤー。 1/1プロップサイズは、ボリュームあります。 もう一つの目玉は、完成品工房として怪物屋の「デスゴジ」を用いて、CPU電飾光379個を内蔵・搭載した究極版メルトダウンゴジラの完成品。 このサイズのゴジラで、光の照度が変っていくさまは壮観です。
    ■SHINZEN造形研究所

    四国から参加の、竹内信善氏主宰のWF常連ディーラー。 恐竜をメインに、アニメキャラから怪獣まで精力的に造型をこなしています。

  • 「ビオゴジ~海中進撃~」
  • 「デフォルメ・ビオゴジ~海中進撃~」
  •    新作は、20cmサイズに戻ってのビオゴジ、泳ぎポーズです。 ミレゴジではいくつか泳ぎポーズがキット化されていますが、ビオゴジでは以外にも初キット化かな?。 とても気持ち良さそうに泳いでますね。
    ■ステルス田中雷工房

    プロ原型師田中雷氏が主宰する、WF常連ディーラーです。 近年プロップサイズの模型を手元にというコンセプトで、大型のメカ系GKをリリースしています。

  • 「90cm ウルトラホーク2号」
  • 「1/1 イデ用マルス アタッシュケース付き」
  • 「ステーションホーク1号」
  •    先に出た1号と3号にサイズを合わせて立体化された、ウルトラホーク2号。 90cmと表記していましたが、実際は1mを越してしまったとか。 とにかくでかかったです。 マルスのバリエーションは、イデ隊員用をアタッシュケース付きでリリース。 UH2号の足元に飾られているのは、次回作の約30cmのステーションホーク1号です。
    ■造型工房キトラ

    埼玉県から参加の、岡健之氏が主宰する怪獣メーカー。 毎回50cm級の大型モデルを発表しています。

  • 「振向きモスゴジ」
  • 「手踊りリムエレキング」「アントラー」
  •    前回の原型参考展示から、彩色済み完成品展示&キット販売となった振向きモスゴジ。 目線の先の成虫モスラは、さすがに50cmサイズでは立体化しないかな~。 発売の決まったラテックス製リムエレキングの隣には、次回作の50cmサイズ・アントラーなども展示されました。
    ■造形工房ユウ

    宮城県から参加のディーラーさん。 サイボーグ009とデフォルメ怪獣が並ぶブースです。

  • 「DFガボラ」
  •    新しいシリーズのDFウルトラ怪獣シリーズより、第7弾のガボラが登場。 頭はご覧のようにコンパチで、ひれ閉じバージョンにも差替えられます。
    ■造-K.O

    小野地哉人氏が主宰するWFディーラー。 平成版メカ怪獣をラインナップしています。

  • 「MOGERA」「メカゴジラ93」
  •    前回に続き、今回も旧作2点の参考展示のみ。 昭和の逆襲版メカゴジラはだいぶ難産のようですが、いずれ完成させるとのことで、今後に期待しましょう。
    ■蘇生工房 3ON

    大型のウルトラ怪獣やゴジラが参考展示される、近年参加のディーラーさんです。 今回から、ディーラーが2つに分れました。

  • 「ケロニア」
  •    大型のQ版ラゴンを出した原型師さんはこちら。 今回は、新作として同サイズのケロニアが登場です。
    ■蘇生工房 3ON 別館

    大型のウルトラ怪獣やゴジラが参考展示される、近年参加のディーラーさんです。 こちらの別館には、長島氏原型のウルトラ怪獣が並びます。

  • 「モチロン」「テロリスト星人」
  •    再販のでかいモチロンと並ぶのは、新作のテロリスト星人。 モチロンの横なので小さく見えますが、頭頂高で35cmくらいあります。
    ■ダイモス

    村上寛氏主宰の、怪獣専門メーカー。 東宝をメインとした村上氏の怪獣と、パノラマアワー氏のメカを加えラインナップを展開中です。

  • 「VSギドゴジ」「大魔神」
  • 「1992モスラ成虫」「バトラ成虫」
  • 「Dr.フーのジェットヘリ」「万能潜水艦α号」
  •    既発の新作は、24cmサイズのVSギドゴジ。 台座が追加販売された、大魔神の横のお立ち台の上に飾られました。 テーブル中央に飾られたのは、まだサフ吹き状態の最新作となる善悪成虫2匹。 ダイモ君の頭や、DFメガロゴジラの姿もちょっとだけ見えます。 左手は、パノラマアワー氏のメカテーブルで、丹精なラインを再現したα号が彩色済みで飾られました。 その後寄れなかったのですが、Dr.フーのジェットヘリは朝イチでは「こんな感じ」でした(^^;)。
    ■ダミーヘッド

    映画の特殊美術で活躍する、藤原カクセイ氏主宰のWFディーラー。 とんぱち工房の伊藤成昭氏を招いて、連続参加です。

  • 「ゴジラミレニアム プロップヘッド」「ファイナルウォーズ版ラドンレプリカヘッド」
  • 「ダイモン」
  •    前回見れなかった、ゴジラミレニアムのプロップヘッド。 「マケ○トVer」といった表記を取っ払って、ラドンのヘッドや伊藤氏のダイモンと共に無事販売されました。 しかし、実に男前というか酒井さんのデザインそのままの出来です。 もし超能力があったなら、ン年前に戻ってどこぞのカラス顔の△ジラと頭※すげ替◇て...
    ■ちるそないと103

    山下真人氏が主宰する、ウルトラ怪獣専門のWF常連ディーラーです。 30cmサイズが中心になってから、いろいろなアイデアが試みられています。

  • 「幽霊怪人ゴース星人」
  • 「集団宇宙人フック星人」頭部
  • 「宇宙蝦人間ビラ星人」「ロボット超人ニセウルトラセブン」
  •    ドールヘアーを用いて再現された、ゴース星人。 宇宙服もバキュームフォーム製と、なかなかのアイデア作品で、30cmサイズだと違和感無くまとまっています。 フック星人は間に合いませんでしたが、バキュームフォーム製透明宇宙服は同じ手法になるので、先発のDelicious Rainbowとの違いがどう表現されるのかが楽しみです。
    ■T's Facto

    山脇隆氏主宰の、怪獣専門プライベートメーカー。 御馴染みとなった、立体的な展示棚と独自の飾り付けがブースを飾ります。

  • 「GODZILLA 2000 MILLENNIUM」
  • 「GODZILLA 2000 MILLENNIUM」
  •    これまた荒々しさが良く合う、30cmサイズの山脇版ミレゴジ。 ジオラマ正面からはフラッシュをたきましたが、体表ディティールが平坦に写ってしまうため、結局裏から自然光で撮り直ししました。
    ■Delicious Rainbow

    大阪から参加の、阪口晃氏が主宰する怪獣専門のWFディーラー。 立ちパゴスがいよいよ発売です。

  • 「地底怪獣パゴス」「集団宇宙人フック星人」
  •    2回目の立体化となる新作のパゴスが登場。 前回から口を開けた状態にブラッシュアップされ、ポーズもだいぶ変りました。 下に写っているのが、付属した田宮教明氏のイラストカードです。
    ■てんつく工芸

    鮫順こと松本健一氏が主宰する、怪獣専門のWFディーラーです。

  • 50cm「逆襲ゴジラ」
  •    諸般の事情で飾られたのは、50cm逆襲ゴジラのみ。 この大きさの逆ゴジは、初お披露目なんじゃないでしょうか。 本当に、逆ゴジ好きなんですね~。
    ■特撮フィギュア館

    千葉県より初参加の、井祐尚彦氏が主宰する特撮メカをメインとするWFディーラーです。

  • 「ナタール円盤」「コンクルーダー」
  •    新作は、マイティジャックからのコンクルーダー。 再販のナタール円盤とのツーショットは、ちょっと寂しいけど次回に期待、かな?
    ■トヨダ金属造形

    大阪より初参加の、豊田真採国氏が主宰するディーラーです。 珍しい、ステンレス製の怪獣が並びました。

  • 「ビオゴジ」
  • 「アンギラス」「ガメラ3」「総攻撃版キングギドラ」
  •    ステンレス製の怪獣を従えて参加した、トヨダ金属造形さん。 材質で言えば、恐らく最も珍しい作品群じゃないでしょうか。 組み立ては溶接で行い、ギドラのウロコなどは削り出しだそうです。 全高38cmのゴジラは、重さも14kgと簡単には持ち上がらない重さでしたが、ホワイトメタルと違い、尻尾などもしっかりと付いていました。
    ※アンギラスのトゲなんかも、一本一本溶接したそうです。
    ■パーラーつげちゃん

    柘植史成氏主宰の、WF参加3回目のディーラーです。 17cmサイズで、ウルトラ怪獣を展開予定です。

  • 「ライブキング」「ナックル星人」
  •    第3弾となる新作は、ライブキングとナックル星人をリリース。 この下の段には、再販のチブル星人、メシエ星雲人、再製ドラコなども並びました。
    ■HONEY BONES

    前田ヒロユキ氏主宰の、WF出店ブース。 秀逸なデフォルメ作品に加えて、リアルタイプでは独自のイメージゴジラやガメラも並びます。

  • 「キングギドラ」
  • 「タイニー キンゴジ」
  • 「悪夢ガメラ」
  •    新作がギドラと聞いた時はビックリ、リアルタイプの全高55cmと聞いた時は2度ビックリ!! 会場で見ると本当にでかく、初ゴジ・サバイブや悪夢ガメラで見せた超絶なディティールと凶悪な面構えも健在です。 その横では、得意のカリカチュアモデルでキンゴジも立体化しており、悪夢ガメラをはじめとした再販キットとあわせて、とても見応えのあるテーブルとなりました。
    ■マルヤス 富川屋

    いつもは、ウルトラマンシリーズのおせんべいなどを販売しているメーカーのディーラーさん。 前回に続き、平尾モデル製150cm轟天号が展示されました。

  • 150cm「轟天号」
  •    販売は終了していますが、まだ版権が生きているので、せっかくだからと参考展示された150cm「轟天号」。 今回の一般展示後は、企画した谷口氏が参加しているラジコン潜水艦の走行会以外では、ほぼ見る事が出来なくなるそうです。
    ■モンスターメーカー・28

    丹羽俊介氏が主宰する、石川県から参加の怪獣専門ディーラー。 映画のポスターを縮小したホリゾントで飾り付けられたブースに、毎回新作を欠かさず持参してくれます。

  • 「ラドン&モスラ64」
  •    前回の決戦ゴジラに合わせて発表された、ラドンとモスラ。 再販の決戦ゴジラと共に、簡易ジオラマで卓を飾りました。 こうなると、次はいよいよ金色のあれの登場かな?
    ■YAMAKAWA造型部

    山川隆生氏主宰の、怪獣専門メーカー。 四日市から参加です。

  • 「南海の大決闘 憤怒の一本背負い!」
  • 「怪獣大戦争 脅威のアタック!」
  • 「ロゴ入りミニレリーフ」
  •    新作は、小サイズながらどちらも昭和ゴジラ屈指の名対決シーンとなった、エビラの一本背負いと大戦争のゴジラのギドラ体当たり。 お互いに干渉し合っていないと本当の対決セットとは呼べないとのコンセプトから、2作とも怪獣同士の絡みが入った構成の対決セットに仕上っています。 特に大戦争は、ギドラの下半身でラドン、ゴジラまでを支えるという複雑な代物をうまくまとめています。 他に、ロゴ入りミニレリーフにも2種新作が追加されました。
    ■吉野屋徳兵衛

    鉄人28号シリーズと怪獣をリリースする老舗のディーラー。 怪獣では、荒井氏をメインにゲスト原型師の作品が並びます。

  • 「ブラックキング」
  •    新作は前回に続き、アス工房の浅川氏の手によるブラックキング。 首の太さや三角型体型のボリュームに、浅川テイストが滲みでています。
    ■レインボウエッグ

    首都圏から参加する、加藤智之氏が主宰するWF常連ディーラーです。 かねてよりのMa.K.シリーズと共に、30cmウルトラ怪獣がブースを飾ります。

  • 「ビラ星人宇宙船団」
  •    今回は、Ma.K.シリーズを充実したためか、特撮関係の新作はこちらのメカ1点のみ。 とはいえ、造るとなると三角錐の面も微妙な逆Rで構成されていて、それなりに手間がかかったとの事。 次回は宇宙人に期待!かな。
    ■レジンシェフとうけけ団

    日米合体ディーラー。 ビルズキッチン主宰のビル・グドムンドソン氏と、日本の複数原型師による作品を中心に、30cmサイズの怪獣が数多く並びます。

  • 「ラドン1964」
  • 「ゴジラ1984」
  • Nゲージ東宝自衛隊シリーズ「逆ゴジ氷詰め作戦セット」ジオラマ作例
  • 「南極怪獣マグマ」
  •    ビルの新作は、地獄和尚プロデュースの2代目ラドン。 飛行ポーズ、ゴジラを掴む脚などの、コンパチパーツ付きキットです。 84サイボットゴジラは、新鋭原型師竹添展氏のデビュー作品。 小学校4年の時に、原詠人氏のソフビ版84ゴジラと出合いGKファンになったとの事で、最も好きなサイボットゴジラで30cmモデルが無く、「こうなれば自分でやるしかない!」とフルスクラッチした事が、今回のデビューへと繋がりました。 こちらも、口開け口閉じのコンパチパーツ付きです。 黒井氏のNゲージ東宝自衛隊シリーズの新作は、「逆ゴジ氷詰め作戦セット」。 ジオラマも、上陸シーンだけならこれで済みますが、この先にゴジラを置いたら...氷山どないすんねん(笑)!
    この他、ビルのマグマに南極のジェットパイプ基地風ベースが追加され、「南極怪獣マグマ」として再販されました。
    ■WILD

    毎回アナーキーな怪獣造型物を並べる、宮城県より参加の人形作家伊藤義之氏のWFディーラーです。

  • 怪獣造型物
  •    金色の魔獣が飛びかう、はじけた造形物が並ぶテーブル。 今回は、少し引いて広角でブース全体の様子をパチリ。

    注意:ここで紹介したイベント情報は、怪獣やガレージキットのファンのためのもので、特定のディーラーや商品の宣伝ではありません。

    紹介した画像データは、当日撮影の他、各ディーラーからご好意で提供していただいた写真も使用し構成しています。 また、登場するキャラクターは、各社の著作物です。
    (C)TOHO Co. (C)DAIEI Co. (C)NIKKATSU Co. (C)SHOTIKU Co. (C)TSUBURAYA PROD.
    All photograph by Masato Matsumoto.