PAOPAO WONDER LAND PHOTO REPORT

イベントレポート・ワンフェス2012[夏]

WONDER FESTIVAL 2012 SUMMER (2012.7.29)

新作オリジナルキットを中心に、ワンダーフェスティバルで発売された、ゴジラ・怪獣関連情報を紹介します。 なお訂正や補足情報お持ちの方は、メールでご連絡下さい。
最終更新:2012.9.9

■幕張へ

 幕張開催で定着した、造形の祭典ワンダーフェスティバル。 世の中では、熱帯夜をロンドンオリンピックの観戦で夜更かしする人多数の週の開催となりました。
 メッセ8ホール全使用や、ディーラーダッシュを避けるための、仕切り部分の通行禁止も定着し、今回もスタート曲やカウントダウンなどの演出もなく、あっさりとスタートしました。
 怪獣関連を出すディーラー数はほぼ横ばいで、落ち着いた印象です。

 右画像:真・造形とかの会。「キノコガラモン」 (クリックで拡大画像あり)

■五十音順ディーラー紹介

凡例:…東宝怪獣 …ウルトラ怪獣 …大映怪獣 …その他の怪獣・怪人 …メカ …完成品、中古品、その他
■(株)アートスピリッツ

 ガメラの激造シリーズを販売する、新進のフィギュアメーカーです。

  • 「レギオン」
  •    前田ヒロユキ氏原型の、超激造シリーズ~レギオン~の限定レジンキット版がお目見え。 ガメラに比べても、ボリューム満点の作品です。
    ■アウトローファクトリー

     アニメから怪獣まで幅広く扱う、WFディーラーです。

  • 「イリスEX」ポーズ変更例
  •    準備稿版イラストを元にした、ガメラEXシリーズ。 前回新作のイリスでは、ノーマル作例のほかポーズ変更例もディスプレイされました。
    ■浅井造型

     浅井篤氏主宰の、怪獣専門メーカー。 30cmサイズで統一された、怪獣フリークスシリーズを展開しています。

  • 「南海の大決闘・大海原の凱歌」
  •    いよいよ新作の南海対決がお披露目。 ポーズは、ご存知エビラの一本背負いの有名なスチールより。 見事なのは、エビラも無垢のレジンなのに、支柱なしで自立すること。 一本背負いのキットもこれで打ち止めかな。
    ■アス工房

     GK最初期に、マーメイドで活躍した浅川洋氏の主宰する、怪獣専門メーカー。 「アレイド」ブランドより、"中の人"を30cmサイズとしたレジンキットをリリースしています。

  • 「ひとだま怪獣フェミゴン」
  • 「吸血植物ケロニア」
  •    最新作は、帰りマンよりフェミゴンが登場。 帰りマン独特の、カラフルな彩色が映える一品です。 初展示のケロニアも、過去の作品を一蹴する出来。 ザラガスなど近作5体が並んだテーブルは、壮観でした。
    ■ATRAGON-GK & イーグルクラフト

     宮崎逸志氏主宰の特撮専門メーカーと、南田哲郎氏主宰の怪獣専門メーカーの共同ブース。 毎回30cmウルトラ怪獣が並ぶ、ジョイントブースです。

  • 「深海怪獣グビラ」
  • 「ギエロン星獣」
  •    アトラゴンGKは、グビラの途中原型を展示。 宮崎ディティールともいえる、シワの入れ方の過程もわかり、発売が待たれます。
     イーグルクラフトからは、今秋発売予定のギエロンが展示されました。 冬に比べて、腕が広がっているのが分かるでしょうか。
    ■イマージュ

     川崎市で完成品工房も営む、ショップディーラーさんです。 店長たまお氏のオリジナルキットも、増えてきました。

  • 「1996 ガメラ2」
  • おみやげシリーズ「レッドキング」
  • おみやげシリーズ「ネロンガ」
  •    リアルタイプの新作は、イマージュでも初となる25cmサイズのG2。 今後、シリーズ化されるか注目です。 一方、おみやげシリーズの新作は2点。 たまお氏のネロンガと、前回より参加のMAC氏のレッドキングが並びました。
    ■ウルトラ☆マシーン製作所

     長年、ウルトラメカを中心に造型している、kei2氏主催のメカ専門のWF常連ディーラーです。

  • 「黒鮫号」
  •    黒鮫号との空中戦を再現できる、α号飛行型は残念ながらおあずけ。 という事で、写真は相方の黒鮫号を。 この右側には、1/72スケールのウルトラホーク1号も勇姿を飾っていました。
    ■ウルトラやホビー

     堺市のホビーショップが出店する、怪獣専門のWF常連ディーラーです。

  • 「ザラブ星人」
  • おまんたワールド「海のフランケンシュタイン ガイラ」
  •    新作は間に合わなかったため、今回の画像は前回未塗装だったザラブ星人の彩色済みを。 完成品として、左のザラブはくるくる回り、右のザラブでは電飾作例が展示されました。 また、おまんた作品の販売窓口として、欠席した高垣氏の最新作ガイラの完成品も飾られました。
    ■おまんたワールド

     高垣利信氏と橋本智氏との、2人組ユニット・ディーラーです。 王道あり、マニアックありのアイテム選択で活動中です。

  • 「-アンドロイド0指令- おもちゃじいさん」
  •    今回、高垣氏は都合により欠席。 そのため、彩色済みのガイラは、販売窓口も務めるウルトラやホビーさんのテーブルで展示されました。
     橋本氏の新作は、チブルヘッド(頭頭?)のおもちゃじいさん。 毎回ひねりの効いた選択です。
    ■怪獣工房『彦』

     WF2回目の参加となる、下平信彦氏が主宰するプライベートメーカーです。

  • 「ゴジラ2003 迎え撃つ」
  •    前回に続き、展示・販売された機龍ゴジラ。 今回は、市街地ジオラマで展示されました。
    ■怪物屋

     オリジナルキットもリリースする、大阪のモンスター専門ショップ、怪物屋の出店ブースです。 海外GKコーナーでは、新旧のモンスターや動物キットも飾られています。

  • 「ガメラ3」「1962キンゴジ」
  • 「青坊主」
  • 「ジラヘッド壁掛け」
  •    うろこうろこした大山ディティールが活きる、大型サイズのナイトメアガメラが格安で登場。 シリコン型も見てみたくなる、体表表現です。 『妖怪大戦争』の青坊主は、プレデターの元ネタになったと言われる妖怪で、映画版よりシェイプアップされ、かっこいいポーズで立体化されています。 この他、手ごろなサイズのキンゴジヘッドと、全然手ごろじゃないサイズ(!)のジラヘッドが並べられました。
    ■GOWROW

     RIC、ダイモスなどでもお馴染みの原型師、當幸宗氏が主宰する、怪獣専門のプライベートメーカーです。

  • 「キングギドラ1964(HEAD MODEL)」
  •    おなじみとなったイベント限定の胸像シリーズに、初代ギドラが追加されました。 でもやっぱり、1本だとちょっと寂しいですね。
    ■かなめみお

     各種イベントで活躍する、まんがとGKのご夫婦ディーラーです。 怪獣GKでは、リアルタイプの30cmモデルを中心にリリースしています。

  • 「ザザーン」
  •    ライダー怪人と、ウルトラシリーズの怪獣・宇宙人が並ぶブース。 お馴染み『ウルトラセブン』からの新作は、もりぞう...じゃなくて「ザザーン」。 ヒドラは、次回以降へ持ち越しです。
    ■GALVANIC

     斉藤淳司氏が代表を務める、動物の骨格・頭骨を販売するショップ・ディーラーです。

  • 「金星ガニ」「シラリー」「コダラー」
  •    前回に続き、ウルトラマングレートからリアルタイプモデルの2作が卓を飾りました。 今回は、カニさんと記念撮影です。
    ■ギニョール造形工房吉埜

     東京から参加の吉埜氏による、ギニョール・モデル群がずらりと並ぶディーラーです。 毎回、放射火炎の実演も行われます。

  • 「大戦争ゴジラ・ギニョール」
  • 「決戦ゴジラ・ギニョール」
  • 「ギニョール・飛びキングギドラ」
  •    新作は、シェーができる大戦争ゴジラの1mモデルと、決戦ゴジラという憎い選択。 前回から展示されているスーツサイズのキングギドラは、今回は操演のワイヤーを増やし、飛び姿の再現もしていました。
    ■クダフ ロミ

     福田浩史氏が主宰する、プライベートメーカー。 ビオランテの連作で、WF2回目の参加です。

  • 「ビオランテ第一形態A」
  • 「ビオランテ第一形態B」
  • 「ビオランテ第二形態」
  •    新作としてつぼみタイプを加え、3態が揃ったテーブル。 開場前には、造-K.Oの小野地氏がブースに訪れ、葉の数やサイズについて熱心な情報交換がされる場面も。 こんな話しているのも、世界広しといえどここだけでしょう。
    ■クラバート

     竹添展氏が主宰する、プライベートメーカー。 自身のディーラーを興して、WF2回目の参加です。

  • 「初ゴジ品川上陸」
  •    原型師デビュー3作目にして、初ゴジに挑戦。 初ゴジは神様だから難しいとのコメントも。 ちなみに、展示に使われたジオラマベースは、浅井造型の浅井さん作だそうです。
    ■グリプト

     怪獣専門のWF常連ディーラー。 30~50cmサイズの、大型モデルを並べます。

  • 「ガラモン」
  • 「チャンドラー」
  • 「レッドキング」
  •    再販のザラガスやレッドキングも並ぶテーブル。 圧巻なのは、右側のテーブルに並べられた獣神サンダーライガー氏の作品群。 ガラモン、チャンドラー、マグマヘッド、レッドキングなどが展示されました。
    ■ケサランパサラン

     リアル感のある、独特の女性フィギュア作品を並べるWF常連ディーラーです。 近年、ウルトラQシリーズを立体化しています。

  • 「バルンガ」「M1号」「ケムール人胸像」「セミ人間」「パゴス胸像」
  •    前回から繰り越されたパゴス胸像も並び、ウルトラQシリーズも一区切りとのこと。 できれば、またいつか並べてほしいものです。
    ■celtic sign

     ヒロシ氏が、自身のモスゴジを展示するWFディーラー。 モスゴジだらけのテーブルです。

  • 「モスゴジ 浜風ホテル前」
  • 「モスゴジ 半身像」「モスゴジ 頭」
  •    何度も改修が加えられている、「モスゴジ 浜風ホテル前」の現在の姿。 ゴールの無い造形レースは、まだまだ続く?
    ■ゴート

     古くはボークスのOHSjr.から原型を手がける、杉本浩二氏が主宰するプライベートメーカーです。

  • 「異次元超人巨大ヤプール」
  • 「アヴァンガメラ」
  •    新作の巨大ヤプールも、このサイズだとボリューム感満点。 さすがにきっちりと仕上げています。 アヴァンガメラは鬼将軍時代の再販ですが、当レポート初収録。 ただ、ちょっと手ブレして見にくくなってしまいましたm(__)m。
    ■酒井ゆうじ造型工房

     ご存知、酒井ゆうじ氏主宰の怪獣専門トップメーカー。 新作の他、再販復刻計画が展開されています。

  • 「30cmギドゴジ -新宿バージョン-」
  • S.H.モンスターアーツ「スペースゴジラ」
  • S.H.モンスターアーツ「デスゴジ」「ゴジラJr.」
  •    新作は、なんと前回に続き30cmギドゴジの2連発。 今作は、平成ゴジラ中最も秀麗なシルエットを持つビオゴジ(陸ゴジ版)の改修後継スーツ、ギドゴジ-新宿バージョン-です。 ギドラに合わせて、シルエットを保ちつつもボリュームアップされた重量級ファイターが見事に再現されていました。 ほかに、S.H.モンスターアーツから最新作のスペースゴジラと、商品化進行中のデスゴジ&ゴジラJr.のサンプルが展示されました。
    ■GG'R

     普段は完成品代行などを行っている、仙田耕一氏主宰のショップディーラー。 完成品代行で鍛えられた、怪獣塗装技術も映えます。

  • 「メカニズム怪獣リッガー」
  •    オリジナルキット第2号は、四つ足怪獣のリッガー。 今回も開場早々に完売との事で、次回は新作+再販も予定してほしいですね。
    ■G-tempest

     石川県から参加する、渡辺結樹氏主宰の怪獣メーカー。 海洋堂リボルテックの原型や、メカものにも腕が冴えます。

  • 「マザーレギオン」「ガメラ2」足利決戦仕様
  •    特撮リボルテックの原型複製を、未可動キット版に改修した2体。 今回、G2が追加されました。
    ■じうこ堂本舗

     宇宙戦艦ヤマトなどのアニメや、特撮関連アイテムが並ぶディーラーです。

  • 「飛びウルトラマン(Cタイプ)」
  •    今回、ウルトラマンの飛びモデルを30cmサイズのレジンキットでリリース。 過去にもM1号、センタービレッジファクトリー、ウエストケンジなどで何度も立体化されてきた、隠れた定番アイテムです。
    ■システマチックカオス ~すべてがGになる

     長澤正紀氏主宰の、プライベートメーカー。 WF2回目の参加です。

  • 「核露怪獣ゴルドキング」
  •    前回に続き、レッキンスーツの改造版、ゴルドキングの途中原型が参考展示されました。
    ■仁工房

     大阪で完成品製作を行うショップディーラーです。

  • 「1mキンゴジ」
  •    前回途中原型だった巨大キンゴジが、いよいよ発売。 飾るスペースだけでも一畳はいるこの大きさでも数体は売れているとのことで、飾られいるところを見てみたいです。
    ■SHINZEN造形研究所

     四国から参加の、竹内信善氏主宰のWF常連ディーラー。 恐竜をメインに、アニメキャラから怪獣まで精力的に造形をこなしています。

  • 珠(たま)シリーズ「ビオゴジ」「モスゴジ」「キンゴジ」「初代ゴジラ」
  •    前回試験販売だった、全高約10cmのたまビオゴジのコンセプトを進めて、今回は珠(たま)シリーズの新作4点を一挙にリリース。 SHINZEN造形の、新シリーズとなっています。
    ■真・造形とかの会。

     怪物屋や仁工房にも原型提供している造形家、大山竜氏主宰のWFディーラー。 個人でのWF参加は、なんと16年振りだそうです。

  • 「ガメラ3」
  • 「キノコガラモン」
  • 「ガラダマガラモン」
  •    怪物から人物像まで、個人作品が並んだ圧巻のテーブル。 1番大きかったのは、怪物屋のものとも一味違うガメラ3でしょうか。 量産を意識していないためか、ウロコの密度が加速してます。 その隣にあったのは、ひときわ注目を浴びていたキノコガラモン。 ウロコとは違う骨とヒレのディティールが、これでもかと楽しめます。
    ■ステルス田中雷工房

     プロ原型師田中雷氏が主宰する、WF常連ディーラーです。 近年プロップサイズの模型を手元にというコンセプトで、大型のメカ系GKをリリースしています。

  • 1/1スケール「エレクトロ・H・ガン」
  • 「タックファルコン」
  • 1/1スケール「スパークエイト」「小型発信弾」「スーパーガン&ペンシル爆弾」
  • 「60cmジェットビートル」
  •    とにかくでかかったエレクトロ・H・ガン、タックファルコンと同じネビィラ氏原型です。 雷氏の方は、一般版権で販売済みのスーパーガン&ペンシル爆弾の基本セットに加え、追加パーツとしてこれまたマニアックなスパークエイト、小型発信弾が発売されました。 再販品からは、今回彩色済み初展示の60cmビートルをアップします。
    ■すみながし

     アニメなどのアイテムが並ぶ、WFディーラーさんです。

  • 「GFW版新・轟天号」
  •    映画などのメカ美術班で活躍する梶政幸氏が、前回に続き参加。 ソルジャーレギオンの再販に加え、GFW版新・轟天号も7年振りに再販されました。 なお、次回は純喫茶ギロチンから参加予定です。
    ■造形工房ユウ

     宮城県から参加のディーラーさん。 サイボーグ009とデフォルメ怪獣が並ぶブースです。

  • 「DFピグモン」
  •    ラインナップも充実してきたDFウルトラ怪獣シリーズより、新作ピグモンが登場。 割と怖い顔に仕上がっています。
    ■造-K.O

     小野地哉人氏が主宰するWFディーラー。 平成版敵怪獣をラインナップしています。

  • 「ビオランテ 芦ノ湖」
  •    湖面ベース付き彩色済みで参考展示された、ビオランテの花獣タイプ。 クダフ福田氏の花獣も刺激になったようで、さらに改修を加えて次回販売の予定です。
    ■蘇生工房 3ON

     複数の原型師により、大型のウルトラ怪獣や東宝怪獣が参考展示される近年参加のディーラーさんです。

  • 「ケムール人」
  • 「改造ベムスター」
  • 「鎧モスラ」「メガギラス」
  • 「大怪獣ガメラ(バルガメ)」
  • 「酔っ払い怪獣べロン」
  •    岡本氏の40cmシリーズ新作は、ケムール人が登場。 イメージベースも付いた、好品です。 この他、販売となった鎧モスラや40cmサイズのバルガメ、巨大なバランなども並びました。
    ■ダイモス

     村上寛氏主宰の、怪獣専門メーカー。 東宝をメインとした村上氏の怪獣と、パノラマアワー氏のメカを加えラインナップを展開中です。

  • 「デストロイア集合体」「総進撃飛行バラン」
  •    今回は、うけけ団のブースを間借りしての参加。 新作の、デストロイア集合体と総進撃飛行バランの途中原型が展示されました。
    ■獺祭工房

     野生動物の観察指導員も務める、熊谷さとし氏主宰のWFディーラー。 飛びギドラを引っさげて、WF初参加です。

  • 「飛びキングギドラ」
  •    かわいいカワウソと並んで展示された、初代の飛びギドラ。 宇宙船投稿時代から造形はしていたとの事ですが、初売り作品とは思えないほどの出来です。 ちなみに、怪獣ブースには珍しい美女二人の売り子さんは熊谷氏のお嬢さんとのこと。 必見です!
    ■ダミーヘッド

     映画の特殊美術で活躍する、藤原カクセイ氏主宰のWFディーラーです。

  • 「ビオゴジ(胸像)」
  • 「大巨獣ガッパ(胸像)」
  •    新作は、ビオゴジとガッパの胸像。 ビオゴジは、右腕まで立体化したポーズ付きの半身胸像、ガッパは純正のバストアップモデルとなっています。
    ■T's Facto

     山脇隆氏主宰の、怪獣専門プライベートメーカー。 御馴染みとなった、立体的な展示棚と独自の飾り付けがブースを飾ります。

  • 「DESTOROYAH Final Form vs GODZILLA Jr.」
  •    最新作は、飛びデストロイアとジュニアの対決セット。 山脇氏の持ち味を生かしたデストロイアですが、ジュニアとの体格差もあいまって、さらに凶悪な魔獣感がただよっていました。
    ■Delicious Rainbow

     大阪から参加の、阪口晃氏が主宰する怪獣専門のWFディーラーです。

  • 「地底怪獣パゴス」
  •    残念ながらマンVSガボラは間に合わず、パゴスの再販のみとなってしまいました。
    ■特撮フィギュア館

     千葉県より参加の、井祐尚彦氏が主宰する特撮メカや30cm超獣が並ぶWFディーラーです。

  • 「超獣ザイゴン」
  •    前回に続き、30cm超獣シリーズの第2弾として登場した超獣ザイゴン。 参考展示のみでしたが、次回は販売の予定です。
    ■トヨダ金属造形

     大阪より参加の、豊田真採国氏が主宰するディーラーです。 珍しい、ステンレス製の怪獣が並びます。

  • 「ビオゴジ」
  • 「ガメラ対ギャオス」
  •    ステンレス製の怪獣を従えて、2回目の参加となるトヨダ金属造形さん。 今回は約20cmサイズのビオゴジと15cmサイズのガメラ対ギャオス、10cmサイズのビオゴジやヘドラなどが展示されました。
    ■パーラーつげちゃん

     柘植史成氏主宰の、プライベートメーカーです。 17cmサイズで、ウルトラ怪獣を展開予定です。

  • 「タランチュラ」
  •    新作が間に合わなかったため、今回の写真は前回無彩色だったタランチュラの彩色済みを。 次回は、新作が並ぶかな?
    ■HONEY BONES

     前田ヒロユキ氏主宰の、WF出店ブース。 秀逸なデフォルメ作品に加えて、リアルタイプでは独自のイメージギドラやガメラも並びます。

  • 「ガイガン-究極怪獣兵器」
  •    新作は、頭部や尻尾など全体をシャープに絞り込み、大見得を切ったかっこいいガイガン。 バランスの改善で、ここまで良くなるという見本のようなガイガンの名品です。
    ■モンスターメーカー・28

     丹羽俊介氏が主宰する、石川県から参加の怪獣専門ディーラー。 映画のポスターを縮小したホリゾントで飾り付けられたブースに、毎回新作を欠かさず持参してくれます。

  • 「ゴジラ'64 モスゴジ」
  •    今回は、モスゴジの途中原型の展示のみ。 途中原型ということで、いつもの凝ったディスプレイもお休みです。
    ■YAMAKAWA造型部

     山川隆生氏主宰の、怪獣専門メーカー。 四日市から参加です。

  • 「モスゴジ(激突!名古屋城)」
  • ロゴ入りミニレリーフ「初代ゴジラ2」
  •    新作は、15cmサイズの転倒モスゴジ。 こういう1シーンの立体化も、ガレージキットならでは。 市販のプラモに、キット付属のお堀ジオラマベースを合わせると、ご覧のようなジオラマが完成します。 ミニレリーフの「初代ゴジラ2」は、前回好評だった立体ポスターを組み合わせた木製写真たて仕様のキットとして販売されました。
    ■夢工房ハイライト

     岡悟氏主宰の、ヒーロー&特撮専門メーカーです。 怪獣特撮関連では、マンやセブンなどのヒーローと対戦怪獣が立体化されています。

  • 「ゼットン」「ブルトン」「ウルトラマン(C type)」
  •    新作のキングジョーが改修中のため、おなじみの近作が並びました。
    ■吉野屋徳兵衛

     30cmサイズのウルトラ怪獣をリリースする老舗のディーラー。 荒井氏をメインに、浅川氏などゲスト原型師の作品が並びます。

  • 「黄金怪獣ゴルドン」
  •    最新作サイゴに加え、ゴルドン、テロチルスと重量級3体の名品再販でにぎやかだったテーブル。 写真は、1番お久しぶりとなったゴルドンです。
    ■レジンシェフとうけけ団

     日米合体ディーラー。 ビルズキッチン主宰のビル・グドムンドソン氏と、日本の複数原型師による作品を中心に、30cmサイズの怪獣が数多く並びます。

  • 「スピップ号」「飛行ギャオス」
  • 「ブラックホール第3惑星人 R1号」
  • 「Aサイクル光線車」
  •    ビルの新作は、スピップ号と飛行ギャオス。 得意のメカと、飛びモデルの立体化で卓を飾ります。 スピップ号には、2cmほどの極小月面探検車も付いていました。 杉田氏のR1号は、WFのみの限定販売。 変身途中の立体化です。 黒井氏も、手馴れたサイズでAサイクル光線車をリリースしています。
    なお、臨時出展となったダイモス作品の写真は「ダイモス」の項で。
    ■ロズウェルジャパン

     洋物モンスター、特にエイリアンに代表されるクリーチャー系を扱う輸入ショップ。 今回は改造の域を超えた、イマジネーションあふれるバルタン星人が展示されました。

  • 「バルタン星人」
  • 「SPECIES」
  •    佐野好彦氏が手がけた、某社のバルタン星人ソフビモデルの完成品例。 改造というより、下半身を独自の昆虫のイメージでリデザインした作品として成り立っています。 レジンキットでは、同氏原型のシル半身像(ギーガーミュージアム版)も卓を飾りました。
    ■ワールドワイドワラビィ

     アニメキャラなどが並ぶWFディーラーさん。 今回は、平成ウルトラマンシリーズの怪獣が並びました。

  • 「ブリッツブロッツ」
  •    怪獣というより、巨大怪人といったおもむきのブリッツブロッツ。 おじさん世代では、ガッ○ャマンの怪人かと勘違いしてしまいそうです。
    ■WILD

     毎回アナーキーな怪獣造型物を並べる、宮城県より参加の人形作家伊藤義之氏のWFディーラーです。

  • 怪獣造型物
  •    金色の魔獣が飛びかう、はじけた造形物が並ぶテーブル。 今回は、ゴジラ風怪獣のアップを紹介します。
    ■惑星そらまめ

     愛知県より参加の、nyoruniru氏主催のWFディーラーです。 15cmサイズのバランを引っさげて、WF初参加です。

  • 「バラン」
  •    イラストやCG制作を本業とする、nyoruniru氏。 怪獣なら造形物で表現してなんぼだろうと思い、WF参加にいたったとのこと。 一目惚れしたバランは、岩屋部落を襲撃した時のスクリーン一杯に映し出される四足歩行のポーズが一番好きでデビュー作品となりました。 今後も物珍しいけどカッコイイ怪獣を、なるべく小さいサイズでリリースしたいとのことです。

    注意:ここで紹介したイベント情報は、怪獣やガレージキットのファンのためのもので、特定のディーラーや商品の宣伝ではありません。

    紹介した画像データは、当日撮影の他、各ディーラーからご好意で提供していただいた写真も使用し構成しています。 また、登場するキャラクターは、各社の著作物です。
    (C)TOHO Co. (C)DAIEI Co. (C)NIKKATSU Co. (C)SHOTIKU Co. (C)TSUBURAYA PROD.
    All photograph by Masato Matsumoto.