PAOPAO WONDER LAND PHOTO REPORT

イベントレポート・ワンフェス2012[冬]

WONDER FESTIVAL 2012 WINTER (2012.2.12)

新作オリジナルキットを中心に、ワンダーフェスティバルで発売された、ゴジラ・怪獣関連情報を紹介します。 なお訂正や補足情報お持ちの方は、メールでご連絡下さい。
最終更新:2012.3.14

■幕張へ

 幕張開催で定着した、造形の祭典ワンダーフェスティバル。 雪も降った寒い冬の中、比較的暖かな一日の開催となりました。
 メッセ8ホール全使用や、ディーラーダッシュを避けるための、仕切り部分の通行禁止も定着し、今回はスタート曲やカウントダウンなどの演出もなく、あっさりとスタートしました。
 怪獣関連を出すディーラー数はほぼ横ばいですが、今回は少しだけ初参加・怪獣初出品のディーラーが多かった印象です。

 右画像:タチウオ海洋連盟「シェンムー」(クリックで拡大画像あり)

■五十音順ディーラー紹介

凡例:…東宝怪獣 …ウルトラ怪獣 …大映怪獣 …その他の怪獣・怪人 …メカ …完成品、中古品、その他
■アウトローファクトリー

 アニメから怪獣まで幅広く扱う、WFディーラーです。

  • 「イリスEX」
  •    EXシリーズは、準備稿版イラストを元にした、ガメライメージモデル群。 今回新たに、イリスが加わりました。
    ■浅井造型

     浅井篤氏主宰の、怪獣専門メーカー。 30cmサイズで統一された、怪獣フリークスシリーズを展開しています。

  • 竹原春泉絵本百物語より「羽黒べったり」
  •    新作の南海対決はまだ途中とのことで、代わりにからかさに続く妖怪シリーズがお目見えしました。 妖怪は、浅井氏が「売れないだろうけど、とにかく好きで造りたかった」シリーズとのこと。 最低限の数が出れば、続けたいそうですが、果たして?!
    ■アス工房

     GK最初期に、マーメイドで活躍した浅川洋氏の主宰する、怪獣専門メーカー。 「アレイド」ブランドより、"中の人"を30cmサイズとしたレジンキットをリリースしています。

  • 「電波怪獣ビーコン」「変身怪獣ザラガス」
  • 「変身怪獣ザラガス」電飾
  •    新作として、ウルトラ怪獣コレクションNo.1のビーコン、ウルトラマンシリーズ第7弾のザラガスが加えられた圧巻のテーブル。 ザラガスの背中の電飾は、専用のCPUチップによりランダムに光ります。
    ■ATRAGON-GK & イーグルクラフト

     宮崎逸志氏主宰の特撮専門メーカーと、南田哲郎氏主宰の怪獣専門メーカーの共同ブース。 毎回30cmウルトラ怪獣が並ぶ、ジョイントブースです。

  • 「ロボット怪獣ガラモン」
  • 「ギエロン星獣」
  •    アトラゴンGKからは、プロジェクト・ガラモンより最新作のガラモンが登場。 もともと小ぶりな怪獣なので、30cmサイズで見るとかなりのボリュームです。
     イーグルクラフトからは、新作のギエロン星獣の原型が展示されました。 こちらも、ボークスのOHS版にも劣らない、なかなのボリュームで立体化されています。
    ■イマージュ

     川崎市で完成品工房も営む、ショップディーラーさんです。 店長たまお氏のオリジナルキットも、増えてきました。

  • 「1995 ~デスゴジ Revival~」
  • おみやげシリーズ「ガメラ95」
  • おみやげシリーズ「ジラース」「テレスドン」
  • おみやげシリーズ「ギャンゴ」
  •    リアルタイプの新作は、迫力の30cmサイズのデスゴジ。 たまお氏の造形も堂に入ってきました。 一方、おみやげシリーズの新作は3作。 たまお氏のガメラ、ジラースに加え、MAC氏のギャンゴが並びました。
    ■ウルトラ☆マシーン製作所

     長年、ウルトラメカを中心に造型している、kei2氏主催のメカ専門のWF常連ディーラーです。

  • 「ウルトラホーク1号」
  •    1/72スケール、全長60cm弱に及ぶウルトラホーク1号がいよいよお披露目。 kei2氏の「α号は太い感じで」との言葉通り、横からのシルエットでも厚みが感じられる、存在感のあるUH-1号となっています。
    ■ウルトラやホビー

     堺市のホビーショップが出店する、怪獣専門のWF常連ディーラーです。

  • 「ザラブ星人」
  •    デフォルメシリーズと並行して充実してきた、30cmサイズのリアル怪獣シリーズ。 新作は、橋本氏と呼応するかのようなザラブ星人。 もちろん、必須アイテムの通訳機付きです。
    ■尾崎翔三工房

     昭和の特撮作品や、モンスターハンターのアイテムが並ぶディーラーさんです。

  • 「ジェットジャガー」
  •    今回はファイティングポーズが決まったジェットジャガーのリアルタイプを、30cmサイズでリリース。 このサイズでは、ビリケン商会以来十数年振りの立体化です。
    ■おまんたワールド

     高垣利信氏と橋本智氏との、2人組ユニット・ディーラーです。 王道あり、マニアックありのアイテム選択で活動中です。

  • 「海のフランケンシュタイン ガイラ」
  • 「ザラブの気配」
  • 「湖のひみつ」
  •    高垣氏の新作は、海のフランケンシュタイン、ガイラ。 両手を広げた前がかりのポーズで、2003年のサンダの相方が揃いました。
     橋本氏の新作は、ひねりの効いた「ザラブの気配」と「湖のひみつ」の2作。 子供が演じたとの推定で立体化したマント姿のザラブと、オバグラ時代の対決セットに最近作のエレキング幼獣を抱える謎の少女をセットにした一品。 そういえば、WFが紹介されたNHKの番組リポーターも食いついていましたね。
    ■怪獣工房『彦』

     東京からWF初参加の、下平信彦氏が主宰するプライベートメーカーです。

  • 「ゴジラ2003 迎え撃つ」
  •    WF初参加・初売りは、白鷺を咥えたシーンが印象的な機龍ゴジラ。 30cmサイズでは、村上氏以来、約10年振りの立体化です。
    ■怪獣造形・ケチャップ堂

     怪獣一筋、きんぐまいまいこと高野吉昭氏主宰のWF常連ディーラー。 15~20cmサイズのウルトラ怪獣を中心に、活動を続けています。

  • 「吸血三葉虫ザンブロンゾ」
  •    新作は、30cmサイズのライダー怪人ザンブロンゾ。 ここのところ、ノウゲルゲとか人型の怪人が続いていますが、セブンの宇宙人なども見てみたいですね。
    ■怪獣風紀委員会

     かわいいゴメスを並べた、かいちゃん氏が主催するご新規ディーラーさん。

  • 「DFゴメス」
  •    今後、ウルトラQが続くかどうかは未定との事ですが、チャンスがあればリトラだけでも並べてやりたいですね。
    ■怪物屋

     オリジナルキットもリリースする、大阪のモンスター専門ショップ、怪物屋の出店ブースです。 海外GKコーナーでは120cmに及ぶ巨大なアメゴジをはじめ、クリーチャーや動物キットも飾られています。

  • 「歴代ゴジラヘッド・レリーフ改」
  •    改訂版となって再販された、歴代ゴジラヘッド・レリーフ。 中央部パーツが加えられ、ゴジラクロックとしても使ってほしいとの事。
    ■GOWROW

     RIC、ダイモスなどでもお馴染みの原型師、當幸宗氏が主宰する、怪獣専門のプライベートメーカーです。

  • 「スペースゴジラ胸像」
  • 「デスギドラ(最終形態)」
  •    前回参考展示だったスペースゴジラ胸像が、満を持してリリース。 デスギドラも、彩色澄みで卓を飾りました。
    ■かなめみお

     各種イベントで活躍する、まんがとGKのご夫婦ディーラーです。 怪獣GKでは、リアルタイプの30cmモデルを中心にリリースしています。

  • 「かまきり男」「ワイルド星人」
  •    ライダー怪人と、ウルトラシリーズの怪獣・宇宙人が並ぶブース。 お馴染み『ウルトラセブン』からの新作は、「ワイルド星人」。 頭の飾りはクリアーパーツ成型です。
    かまきり男との体形の違いも見所ですが、なんと言っても生顔とのぞかせた表情の造形が秀逸な一品です。
    ■GALVANIC

     斉藤淳司氏が代表を務める、動物の骨格・頭骨を販売するショップ・ディーラーです。

  • 「コダラー」「シラリー」
  •    頭骨モデルから一変、ウルトラマングレートからリアルタイプモデルの2作が卓を飾りました。
    ■ギニョール造形工房吉埜

     東京から参加の吉埜氏による、ギニョール・モデル群がずらりと並ぶディーラーです。 毎回、放射火炎の実演も行われます。

  • 販売品「キンゴジヘッド」
  • 「ギニョール・キングギドラ」
  •    販売となった1/2スケールのキンゴジヘッドも、早3体目。 そして今回の目玉は、スーツサイズのキングギドラ全身像。 首を振り、翼をはばたかせる操演に、人だかりとカメラ撮影が絶えませんでした。
    ■クダフ

     福田浩史氏が主宰する、プライベートメーカー。 いきなりビオランテの連作で、WF初参加です。

  • 「ビオランテ(花獣タイプ)」
  • 「ビオランテ」
  •    10年以上キットに恵まれなかったのに、なぜか同じ回のWFに、3体もならんだ花獣ビオランテ。 さらに成獣タイプは、かつてのボークスOHS畑中氏のものと同サイズで、見る人を圧倒していました。
    ■クラバート

     竹添展氏が主宰する、プライベートメーカー。 自身のディーラーを興して、WF初参加です。

  • 「モスゴジ・倉田浜干拓地出現」
  •    うけけ団から出したサイボットゴジラに続く、原型師デビュー2作目のモスゴジ。 頬が燃える前の、プルプルモスゴジの再現モデルです。
    ■ケサランパサラン

     リアル感のある、独特の女性フィギュア作品を並べるWF常連ディーラーです。 近年、ウルトラQシリーズを立体化しています。

  • 「ラゴン胸像」「ケムール人胸像」「バルンガ」
  •    残念ながら新作は間に合わず、再販品が彩色澄みでずらりと並べられました。 広告では最後と告知されましたが、パゴス胸像とマンモスフラワーは次回持ち越し??
    ■celtic sign

     ヒロシ氏が、自身のモスゴジを展示するWFディーラー。 モスゴジだらけのテーブルです。

  • 「モスゴジ胸像2」
  • 「モスゴジ胸像」
  • 「モスゴジ-2」「モスゴジ-1」
  •    唯一の販売品となった11cmの新作胸像に加え、過去にお披露目された40cmの胸像や全身像がずらりと並べられました。
    ■ゴート

     古くはボークスのOHSjr.から原型を手がける、杉本浩二氏が主宰するプライベートメーカーです。

  • 「変身超獣ブロッケン」
  • 「怪魚超獣ガラン」
  •    さすがにブロッケンあたりで30cmサイズになると、ものすごいボリューム。 超獣独特の、もっさり感もよく出ています。 新作の人体デッサンが見事なアルビノジョーカーや、再販のガランとともに卓を飾りました。
    ■国分寺工房

     七松氏主宰のWFディーラー。 撮影プロップ並の、ラテックスモデルが並びます。

  • 「ペギラ・ドール」「初代ゴジラ ギニョール版」
  •    販売品として、初登場のペギラ・ドールは、ご覧の大きさ。 再販の初代ゴジラ・ギニョール版とともにお披露目です。 このほかモスゴジとギドラの胸像も、コスプレゾーンで展示されました。
    ■酒井ゆうじ造型工房

     ご存知、酒井ゆうじ氏主宰の怪獣専門トップメーカー。 新作の他、再販復刻計画が展開されています。

  • 「30cmギドゴジ」
  • 「ギドゴジ胸像-アップ用マペットタイプ-」
  •    今回は、ギドゴジが2種並んだ新作テーブル。 GMKゴジラに続く30cmシリーズでは、口閉じバージョンの威圧感がたまりせん。 一方胸像は、オーソドックスな口開きバージョンで立体化。 プレートのゴジラザウルスも、精密な技巧が冴える逸品でした。
    ■GG'R

     普段は完成品代行などを行っている、仙田耕一氏主宰のショップディーラー。 完成品代行で鍛えられた、怪獣塗装技術も映えます。

  • 「パンドン」
  •    オリジナルキット第1号となる、棘のかたまりパンドン。名品です。 常圧ながら棘の先まできれいに抜けており、20分で完売したとか。 残念ながら再販はなさそうですが、次回作もセブンの怪獣とのこと。 期待して待ちましょう。
    ■G-tempest

     石川県から参加する、渡辺結樹氏主宰の怪獣メーカー。 海洋堂リボルテックの原型や、メカものにも腕が冴えます。

  • 「マザーレギオン」
  •    新作は、特撮リボルテックの原型複製を未可動キット版に改修したもの。 GKならではの造りこみが施され、ダメージヘッドも付けられました。
    ■システマチックカオス ~すべてがGになる

     長澤正紀氏主宰の、プライベートメーカー。 WF初参加です。

  • 「核露怪獣ゴルドキング」
  •    着ぐるみ造形的にはレッキン族の末裔ですが、設定では先祖にあたるゴルドキングの途中原型が参考展示されました。 なお、PRカードで告知されたDFクラッシュホーンは、残念ながら版権が下りなかったとの事。 販売に向けての活動は継続するそうですので、詳細は長澤氏のブログをチェックしてください。
    ■仁工房

     大阪で完成品製作を行うショップディーラーです。

  • 「1mキンゴジ」
  • 「海底軍艦・轟天号」
  •    大魔神から始まる、歴代のオリジナルキットが展示される中、ひときわ目立っていた巨大なキンゴジ。 ディティールは途中ですが、大山竜氏渾身の一作といった面持ち。 2mの轟天号といい、でかモノが並びます。
    →買える人、飾れる場所を持ってる人がうらやましいですね。
    ■SHINZEN造形研究所

     四国から参加の、竹内信善氏主宰のWF常連ディーラー。 恐竜をメインに、アニメキャラから怪獣まで精力的に造形をこなしています。

  • 「たまビオゴジ(お試し版)」
  •    今回は、10cmサイズのデフォルメ作品を単体で販売。 試験販売との事なので、好評ならシリーズ化するかもしれません。
    ■ステルス田中雷工房

     プロ原型師田中雷氏が主宰する、WF常連ディーラーです。 近年プロップサイズの模型を手元にというコンセプトで、大型のメカ系GKをリリースしています。

  • 60cm「ジェットビートル」
  • 30cm「ステーションホーク2号」
  • 「月面探検車スカイタンク」
  • 30cm「マックス号」
  •    相変わらず、手応えのある大きさのメカキットが並ぶブース。 雷氏のジェットビートルは、プロップを超えた迫力の大きさで、主翼は湾曲しないようにFRP製です。 西谷福朗氏のセブンメカシリーズは、ステーションホーク2号、スカイタンク、艦底付きで再販されたマックス号と並びました。
    ■すみながし

     アニメなどのアイテムが並ぶ、WFディーラーさんです。

  • 「ソルジャーレギオン」
  •    映画などのメカ美術班で活躍する梶政幸氏が、懇意にしているディーラーで並べたソルジャーレギオン。 メカ畑の梶氏が、シリコン食らいの怪獣を鉱物感満点の造形&塗装で仕上げています。
    ■造型工房キトラ

     埼玉県から参加の、岡健之氏が主宰する怪獣メーカー。 毎回50cm級の大型モデルを発表しています。

  • 「初代ゴジラ(電車咥え)30cm」
  • 「ミレニアムゴジラ胸像」
  • 50cm「ミレニアムゴジラ・バストアップ」
  •    新作の目玉は、以前発表した「初代ゴジラ(電車咥え)」を30cmサイズで再現したもの。 新解釈も加えられ、より片足荷重バランスの造形となっています。 予告された1/2胸像シリーズはミレゴジのみで、その代わりにミレゴジのこれまた巨大なバストアップが展示されました。
    ■造形工房ユウ

     宮城県から参加のディーラーさん。 サイボーグ009とデフォルメ怪獣が並ぶブースです。

  • 「DFケムラ-」
  •    ラインナップも充実してきたDFウルトラ怪獣シリーズより、新作ケムラ-が登場。 デフォルメですが、意地悪そうな面構えは健在です。
    ■造-K.O

     小野地哉人氏が主宰するWFディーラー。 平成版敵怪獣をラインナップしています。

  • 「ビオランテ(花獣タイプ)」
  •    次回の販売に向けて、原型が参考展示されたビオランテの花獣タイプ。 夏のWFで、販売の予定です。
    ■蘇生工房 3ON

     複数の原型師により、大型のウルトラ怪獣や東宝怪獣が参考展示される近年参加のディーラーさんです。

  • 「油獣ペスター」
  • 「宇宙大怪獣ムルロア」
  • 「改造ベムスター」「ウルトラマンタロウ」
  • 「メガギラス」「大怪獣バラン」
  •    40cm弱のシリーズで、油獣ペスターが登場。 30cm超は、怪無以来でしょうか。 二人がかりの怪獣なので、かなりのボリュームがあります。 40cmサイズとの事でしたが、45~50cmはありそうなバランも印象的でした。
    ■ダイモス

     村上寛氏主宰の、怪獣専門メーカー。 東宝をメインとした村上氏の怪獣と、パノラマアワー氏のメカを加えラインナップを展開中です。

       残念ながら、今回は急な事情により不参加となりました。
    ■タチウオ海洋連盟

     トビラに使ったシェンムーも並ぶ、海洋堂系原型師さんのディーラーです。

  • 「バルタン星人」「DFガラモン」
  •    ストレートな造形ですが、どこかユーモラスなバルタン星人。 独自の感性によるデフォルメがされた、ヤブにらみのガラモン。 シェンムーと合わせて、独特の味わいの小作品が並ぶテーブルでした。
    ■T's Facto

     山脇隆氏主宰の、怪獣専門プライベートメーカー。 御馴染みとなった、立体的な展示棚と独自の飾り付けがブースを飾ります。

  • 「GODZILLA 1954 Guignol Type」
  • 「GODZILLA vs SPACE GODZILLA」
  •    最新作は、初代ゴジラのギニョールタイプ。 30cmサイズの上半身モデルに、ビルベースが付いて2万円を切るアイデア作品です。 近作のモゲゴジとスペゴジも、凶暴な顔で初展示されました。
    ■D・MONSTER

     こちら、ウルトラ系デフォルメ怪獣の小品を並べる、WF常連ディーラーです。

  • 「DFウィンダム」
  • 「DFドラコ」「DFアギラの便座」
  •    デフォルメ具合が小気味よい、D・MONSTERの小型怪獣。 新作はウィンダムとドラコに加え、再販のアギラに合わせた便座というデフォルメならではのジョークアイテム。 なお、残念ながら次回からの活動休止も告知されました。
    ■Delicious Rainbow

     大阪から参加の、阪口晃氏が主宰する怪獣専門のWFディーラーです。

       当日に急な発熱に襲われた阪口氏、医者に行ってインフルエンザではなかったそうですが、大事をとって不参加となりました。
    ■特撮フィギュア館

     千葉県より参加の、井祐尚彦氏が主宰する特撮メカをメインとするWFディーラーです。

  • 「蛾超獣ドラゴリー」
  •    1年振りの参加で登場したのは、メカから一転、なんと30cmサイズのドラゴリー。 こちらも、超獣独特のやぼったさが表現された一品。 30cm超獣シリーズは、まだまだ続く?
    ■2代目怪獣マニア

     特撮ヒーローやウルトラ怪獣を並べる、WFディーラーさんです。

  • 「新マン対ベムスター」
  • 「イリス」
  •    販売品では、新マン対ベムスターを並べたディーラーさん。 面白かったのが、参考展示の飛びイリス。 翼部分がなんと切り出したペットボトルという、アイデア作品です。 ほかに、20cmサイズのドラゴリーなども参考展示されました。
    ■のりしろ

     丸みをおびた、かわいいアイテムが並ぶディーラーさんです。

  • 「カネゴン」
  •    コインを抱える、お座りカネゴンを出したディーラーさん。 版権モノの怪獣は珍しいのですが、カネゴンにはこういうアレンジも良く合います。
    ■VS

     長岡友吾氏と神田瑞穂嬢の、デフォルメモデル中心のWFディーラーです。

  • 「デフォルメ ラドごじ」「デフォルメ メカゴジラ」
  •    新作は、神田嬢のラドごじと平成版メカゴジラ。 これで昭和、平成、ミレニアムとメカゴジラは3代が揃った事になります。 一方長岡氏のビオゴジは、ぎりぎり16時過ぎに展示・販売されたとか。 大半の参加者は帰った後だと思いますが、次回再販も前向きに検討するとの事でご安心を。
    ※次回は、ちゃんと10時からブースに人が居るよーにしましょうね
    ■パーラーつげちゃん

     柘植史成氏主宰の、プライベートメーカーです。 17cmサイズで、ウルトラ怪獣を展開予定です。

  • 怪獣ひな壇
  •    前回お休みだったとはいえ、ノンマルト、ズール星人、キュラソ星人、タランチュラ、アンチラ星人と、なんと新作5体をいっきょにリリース。 タランチュラの眼は、裏に複眼のモールドが付いたクリアーパーツとなっています。
    ■蜂の巣

     代走氏が主催する、特撮ヒーローが並ぶWFディーラーです。 代表の代走氏は、メカ系ヒーローが好きとのことで、東宝怪獣からモンスターXがラインナップされました。

  • 「モンスターX」
  •    こういう風に立体化されると、ますます等身大の怪人にも見えるモンスターX。 やはり、カイザーギドラへの変身って、かなり無理な設定じゃないかと再確認...(^^;)
    ■HONEY BONES

     前田ヒロユキ氏主宰の、WF出店ブース。 秀逸なデフォルメ作品に加えて、リアルタイプでは独自のイメージギドラやガメラも並びます。

  • 「キングギドラ-銀河龍王-」
  • 「ディフォルメ アギラ」
  • 「大怪獣ガメラ」
  • 「ディフォルメ ミクラス&ウインダム」
  •    東日本大震災で大破したギドラが、約1年がかりの修復を経て公開されました。 両翼も、金属パイプにささえられてご覧のように自立しています。 ギドラの足元では、お馴染みのディフォルメ作品や激造ガメラと同サイズの初代ガメラなども並べられていました。 このほか、前田氏が原型を担当する超激造マザーレギオンも、企業ブースにて参考展示されました。
    ■フェアリー企画

     AFVものを扱う、WF常連ディーラーさん。 1/144自衛隊シリーズなど、怪獣ジオラマに合うストラクチャーも販売されています。

  • 「24連装ポンポン砲」
  •    なんと1/35スケール、全長21cmで立体化されたポンポン砲。 原型製作の藤原氏は、リアルな自衛隊とは別に5輪シャーマンなど東宝自衛隊独自車両もキット化したいと意欲を語っていました。
    ■ペーパークリップ

     大阪から参加の、丹羽智代氏が主宰するディーラーさん。 2回目のWF参加です。

  • 「ゴジラVSビオランテ」
  •    巨大な芦ノ湖ベースが目を引いた、「ゴジラVSビオランテ」のジオラマ展示。 「なぜ今花獣が3体も?!」の中の一品です。
    ■モンスターメーカー・28

     丹羽俊介氏が主宰する、石川県から参加の怪獣専門ディーラー。 映画のポスターを縮小したホリゾントで飾り付けられたブースに、毎回新作を欠かさず持参してくれます。

  • 横浜決戦ジオラマ全景
  • 「魏怒羅'01横浜決戦II」
  •    一般版権に移行して初めてのWF。 横浜決戦のパート2としてGMK版ギドラを追加し、ご覧のジオラマで展示されました。
    ※バラゴンは、居場所が無いので未展示です。
    ■YAMAKAWA造型部

     山川隆生氏主宰の、怪獣専門メーカー。 四日市から参加です。

  • 「ゴジラ対アンギラス 対決セット2」
  • ロゴ入りミニレリーフ「ゴジラの逆襲」
  • 「ゴジラ対ヘドラ 対決セット2」
  • 「2代目アンギラス」
  • 「ゴジラタワー」
  •    新作は、久々の15cmサイズの対決セット。 逆ゴジ噛つきバージョンから12年振りの、逆ゴジ対初代アンギラス・パート2です。 ミニレリーフの「ゴジラの逆襲」は、立体的に切り抜いた2枚のポスターにはさんで、木枠にはめ込んで展示されました。
    ■夢工房ハイライト

     岡悟氏主宰の、ヒーロー&特撮専門メーカーです。 怪獣特撮関連では、マンやセブンなどのヒーローと対戦怪獣が立体化されています。

  • 「ブルトン」
  • 「キングジョー」
  •    今回は、塗装済みで展示された岡氏原型のブルトン。 でかいです。 ラメの感じが、写真でわかるでしょうか。 →このラメ塗料は、キットに付属しています。
    この他、最新作のキングジョーの途中原型も、展示されました。
    ■吉野屋徳兵衛

     30cmサイズのウルトラ怪獣をリリースする老舗のディーラー。 荒井氏をメインに、浅川氏などゲスト原型師の作品が並びます。

  • 「サイゴ」
  •    満を持しての販売になったサイゴ。 頭を低く構えたポーズでの立体化です。 惑星Qを模した、ジオラマで展示されました。
    ■レインボウエッグ

     首都圏から参加する、加藤智之氏が主宰するWF常連ディーラーです。 かねてよりのMa.K.シリーズと共に、30cmウルトラ怪獣がブースを飾ります。

  • 「岩石怪獣 ゴルゴス」
  •    今回も、Ma.K.シリーズが大充実で、特撮関係は再販のみでした。 次回こそは、新作でセブンの宇宙人を!
    ■レジンシェフとうけけ団

     日米合体ディーラー。 ビルズキッチン主宰のビル・グドムンドソン氏と、日本の複数原型師による作品を中心に、30cmサイズの怪獣が数多く並びます。

  • 「蜂毒噴霧車」
  • 「エビラ」
  • 「海獣 大ウミヘビ」
  •    ビルの新作は、『宇宙大怪獣ドゴラ』より蜂毒噴霧車。 なんとも渋い、アイテム選択です。 足回りのデザインは、マーカライトファープからの系譜でしょうか。 こちらは61式のシャーシ流用のようです。 また、準新作としてエビラ各種も展示されました。
     一方、杉田氏の新作は、『キングコングの逆襲』より海獣大ウミヘビ。 尻尾は独立しているので、離して配置も可能です。

    注意:ここで紹介したイベント情報は、怪獣やガレージキットのファンのためのもので、特定のディーラーや商品の宣伝ではありません。

    紹介した画像データは、当日撮影の他、各ディーラーからご好意で提供していただいた写真も使用し構成しています。 また、登場するキャラクターは、各社の著作物です。
    (C)TOHO Co. (C)DAIEI Co. (C)NIKKATSU Co. (C)SHOTIKU Co. (C)TSUBURAYA PROD.
    All photograph by Masato Matsumoto.