PAOPAO WONDER LAND PHOTO REPORT

イベントレポート・ワンフェス2013[冬]

WONDER FESTIVAL 2013 WINTER (2013.2.10)

新作オリジナルキットを中心に、ワンダーフェスティバルで発売された、ゴジラ・怪獣関連情報を紹介します。 なお訂正や補足情報お持ちの方は、メールでご連絡下さい。
最終更新:2013.3.16

■幕張へ

 すっかり幕張開催が定着した、造形の祭典ワンダーフェスティバル。 東京で2度目の大雪も心配された週の週末、比較的暖かい穏やかな日の開催となりました。
 昨年から導入された優先入場券制度は、大きな混乱もなく定着しそうですが、それでも開場時のダッシュは相変わらずです。
 怪獣関連を出すディーラー数は、やや少なめで落ち着いた印象です。

 右画像:酒井ゆうじ造型工房「ゴジラ2000ミレニアム・造形デザイン」 (クリックで拡大画像あり)

■五十音順ディーラー紹介

凡例:…東宝怪獣 …ウルトラ怪獣 …大映怪獣 …その他の怪獣・怪人 …メカ …完成品、中古品、その他
■アウトローファクトリー

 アニメから怪獣まで幅広く扱う、WFディーラーです。

  • 「イリス幼体EX」
  •    準備稿版イラストを元にした、ガメラEXシリーズ。 イリスに新作の幼体が加わり、一挙に展示されました。
    ■浅井造型

     浅井篤氏主宰の、怪獣専門メーカー。 30cmサイズで統一された、怪獣フリークスシリーズを展開しています。

  • 「竹原春泉繪本百物語 第弐・小豆あらい」
  •    新作のゴロザウルス凱旋門は...案の定、影も形も無し。 もっとも、常連客のみなさんは十分承知しているようで、ブースでは怪獣目当ての人はほとんど見かけず。 むしろ、年配の方から女性客まで妖怪ファンで賑わっていました。
    →すみません、小豆あらいは写真がブレブレで拡大できないため、サムネイルのみで表示します m(__)m
    ■アス工房

     GK最初期に、マーメイドで活躍した浅川洋氏の主宰する、怪獣専門メーカー。 「アレイド」ブランドより、"中の人"を30cmサイズとしたレジンキットをリリースしています。

  • 「地底怪獣テレスドン」
  • 「ウラン怪獣ガボラ」
  •    新作は、とんでもないボリュームのテレスドンとガボラ。 2体でテーブルがいっぱいなので、ほかは持ってこれなかったとのこと。 重量級のガボラもテレスドンに比べると小さく見えますが、胴回りはガボラの方が上だとか。 四足だと、ボリュームが目立たない例でしょうか。
    ■アトラゴンGK & イーグルクラフト

     宮崎逸志氏主宰の特撮専門メーカーと、南田哲郎氏主宰の怪獣専門メーカーの共同ブース。 毎回30cmウルトラ怪獣が並ぶ、ジョイントブースです。

  • 「深海怪獣グビラ」
  • 「マグマ大使&ダコーダ」「ギエロン星獣」
  •    アトラゴンGKは、グビラの完成見本を展示。 前回途中だった宮崎氏得意の適度なシワも入り、もちろんドリルも回っています。
     イーグルクラフトからは、今春発売予定のギエロンが展示されました。 昨年から延び延びになっていましたが、今度こそ発売されるとのこと。 予約の方、もうちょっとで届きます。
    ■イマージュ

     川崎市で完成品工房も営む、ショップディーラーさんです。 店長たまお氏のオリジナルキットも、増えてきました。

  • おみやげシリーズ「ガメラ66」「バルゴン」
  • おみやげシリーズ「ゴモラ」
  •    おみやげシリーズの新作は3点。 たまお氏のガメラ対バルゴンと、ゲスト原型も定着したMAC氏のゴモラ。 なぜ今このアイテムがカブるのか?のバルガメくんですが、バルゴンは他メーカーに先駆けて一足先にお目見えです。
    ■ウルトラやホビー

     堺市のホビーショップが出店する、怪獣専門のWF常連ディーラーです。

  • 「ガメラ1966(バルガメ)」
  • 同上ジオラマ
  •    なぜ今このアイテムがカブるのか?のバルガメくん。 蘇生工房やクラバートと比較してもかなりのボリューム。 さて、この後はバルゴンの競作となるのでしょうか。
    ■L.M.U-23

     アニメ系フィギュアを並べるディーラーさんです。 今回は、GMKゴジラの参考展示がされました。

  • 「総攻撃ゴジラ」
  •    なぜかなまめかしい印象のGMKゴジラ。 ゴジラは初展示ですが、反応によっては販売もあるとのことです。
    ■おまんたワールド

     高垣利信氏と橋本智氏との、2人組ユニット・ディーラーです。 王道あり、マニアックありのアイテム選択で活動中です。

  • 「ゴジラの断末魔」
  •    今回も、高垣氏は都合により欠席。
     橋本氏の新作は、このシーンを選んだかという初代ゴジラの最後のシーン。 おまけの骨も、劇中映るプロップそのものの再現。 熱帯魚飼ってる人は、水槽のエアポンプの向こう側に置いてみては?
    ■怪獣工房『彦』

     WF2年目となる、下平信彦氏が主宰するプライベートメーカーです。

  • 「双子モスラ(モスラ対ゴジラ版)」
  •    WF2作目は、双子の幼虫モスラ。 リクエストが多ければ、この後モスゴジも期待できそです。
    ■怪獣商会

     お馴染みの、怪獣専門完成品工房のブースです。

  • 「モゲラ・ジオラマ」
  •    20cm強のモゲラにNゲージを合わせたジオラマ。 昭和怪獣は、低い街並みが付くとぐっと雰囲気があがります。 この隣には、パラダイスの50cmバラゴン上半身を使った山岳登場ジオラマも飾られました。
    ■怪物屋

     オリジナルキットもリリースする、大阪のモンスター専門ショップ、怪物屋の出店ブースです。 海外GKコーナーでは、新旧のモンスターや動物キットも飾られています。

  • 「メカニコング」
  • 「ジラヘッド」「青坊主」「1954 初ゴジ」「1964 モスゴジ」「1962 キンゴジ」
  •    回った時には、売り切れていたメカニコング。 とにかく、無事正規版権で販売された事に感謝。 永らく続いてきた版権問題に、一筋の光明が見えた気がします。 一方、デミ氏が原型を手掛けるヘッドシリーズは、新たに2体が追加されました。
    ■GOWROW

     RIC、ダイモスなどでもお馴染みの原型師、當幸宗氏が主宰する、怪獣専門のプライベートメーカーです。

  • 「ファイナルウォーズ版 轟天号VSマンダ」
  •    得意の平成版竜に、新型轟天号を絡めた(本当は逆)作品。 しかし、メカもこれだけ造れるって、器用さに驚かされます。
    ■かなめみお

     各種イベントで活躍する、まんがとGKのご夫婦ディーラーです。 怪獣GKでは、リアルタイプの30cmモデルを中心にリリースしています。

  • 「ペダン星人」
  • 「巨人」
  •    なぜこのアイテムがカブるのか?の2つ目ペダン星人と、付け胸毛がいや~んな巨人(笑)。 巨人はかなめみお初期のころ10cmシリーズでも造っていましたが、当時は版権が降りなくて並べられなかったアイテム。 時代は変わるものです。 横にいるのは、約2cmのあやこさんです。
    ■GALVANIC

     斉藤淳司氏が代表を務める、動物の骨格・頭骨を販売するショップ・ディーラーです。

  • 「ゴルドン頭骨」「スカイドン頭骨」「テレスドン頭骨」
  •    久々に、頭骨シリーズの新作が登場。 いかにもな感じが特徴です。
    ■クダフ ロミ

     福田浩史氏が主宰する、プライベートメーカー。 ビオランテの連作を展示・販売しています。

  • 「ビオランテ第二形態」
  •    いよいよ販売となった、ビオランテ第二形態。 かつてのVOLKS畑中版に匹敵するサイズでリリースです。 自由に配置できる触手も、数本付いています。
    ■クラバート・ガレージ

     竹添展氏が主宰する、プライベートメーカー。 今回は、ゲスト原型師として井野宏紀氏も参加するテーブルとなりました。

  • 「バルガメ 大怪獣決闘・前篇」
  • 「キンゴジ北方軍事基地に現る!!」
  •    今回は、大映怪獣に移って昭和ガメラを立体化。 偶然にもバルガメ競作となったうちの一品。 「前篇」とつくからには、次回作は「後篇」のバルゴンと期待も膨らみます。
     井野氏は、イノウエアーツの名作「キンゴジNATO基地」を彷彿させる小型ジオラマでゲスト参加。 写真だと12cmサイズには見えない精密ディティールで、骨太なファイターを再現しています。
    ■グリプト

     怪獣専門のWF常連ディーラー。 毎回30~50cmサイズの、大型モデルを並べます。

  • 「ドラゴリー」
  •    再販のザラガスやレッドキングも並ぶテーブル。 試合でこれなかったライガー氏の留守番マスクの横には、巨大なドラゴリーが展示されました。
    ■ゴート

     古くはボークスのOHSjr.から原型を手がける、杉本浩二氏が主宰するプライベートメーカーです。

  • 「暴君怪獣タイラント」
  •    新作のタイラントは、再販の巨大ヤプールに比べても引けを取らないボリュームで立体化。 杉本氏は、体の線が出た怪人や怪獣造形にも定評がありますが、重量級の怪獣のまとめ方もうまいですね。
    ■酒井ゆうじ造型工房

     ご存知、酒井ゆうじ氏主宰の怪獣専門トップメーカー。 新作の他、再販復刻計画が展開されています。

  • 「30cmバトゴジ 丹沢進撃」
  • 「ゴジラ2000ミレニアム・造形デザイン 口閉じバージョン」
  • 「ゴジラ2000ミレニアム・造形デザイン 口閉じバージョン」
  • S.H.モンスターアーツ「モスゴジ」「デストロイア・エボリューションセット」
  •    新作は、前回に続き平成VSシリーズより30cmのバトゴジ。 バトゴジ特有のムチムチ感、顔が上を向くギミックで太いジャバラとなった首などが再現されています。 また、ゴジラ2000ミレニアム・造形デザインからは、当時口開けと同時に提出された口閉じバージョンもキット化されました。 睨み合うように展示された2体の造形デザインでは、斜め正面写真を撮ると、美しい背びれ造形が鏡像のように堪能できます。
    楽しかったのは、酒井さんの私物が放出されたお蔵出しコーナー。 なんとTVC15のモスラ誕生やアペンディックスのキンゴジなど、約30年前のGKが並んで思い出話にも花が咲きました。
    ■GG'R

     普段は完成品代行などを行っている、仙田耕一氏主宰のショップディーラー。 完成品代行で鍛えられた、怪獣塗装技術も映えます。

  • 「宇宙怪人ブラコ星人」
  • 「岩石宇宙人アンノン」
  •    今回は、オリジナルキット第3弾と第4弾を一挙にリリース。 積層岩石を思わせるアウトラインのアンノンと、モコモコ瘤系のブラコ星人。 形の捉えにくい怪獣2体を、立体化しています。
    ■G-tempest

     石川県から参加する、渡辺結樹氏主宰の怪獣メーカー。 海洋堂リボルテックの原型や、メカものにも腕が冴えます。

  • 「トラウマガメラ」
  • 「マザーレギオン」「マザーレギオン・ダメージ触角キット」
  •    特撮リボルテックの原型から始まった、未可動キットの平成ガメラシリーズ。 今回はトラウマガメラと、レギオンの差し替えオプションパーツが追加されました。
    ■純喫茶ギロチン

     アニメなどのアイテムが並ぶ、WFディーラーさんです。

  • 「万能戦艦アルファ号」
  •    映画などのメカ美術班で活躍する梶政幸氏が、参加するテーブル。 今回は、『地球防衛軍』より小松崎氏デザインのアルファ号が並びました。
    ■ジロー模型

     木製の飛行モデルを扱うWeb上の模型店、白山仁朗氏主宰のジロー模型のWFディーラーです。

  • 「ムーンライトSY3」「JX-2鳳号」
  •    飛びものなら、実在する飛行機から映画の特撮メカまで幅広く木製モデル化している白山氏。 今回東宝特撮から、2種類の大きさのムーンライトSY3、β号、鳳号、スピップ号などがお目見えしました。 ※奥には、メタルナミュータントでおなじみの『宇宙水爆戦』に出た宇宙船まで見えます。
    ■仁工房

     大阪で完成品製作を行うショップディーラーです。

  • 「オキシジェン・デストロイヤー」
  •    中央球体の内面ディティールが判明し、ブラッシュアップされた改訂版オキシジェン・デストロイヤー。 映画では泡でほとんど見えませんが、こんなファンが付いていたんですね。 このほかブースでは、1m巨大キンゴジも彩色済み飾られていました。
    ■SHINZEN造形研究所

     四国から参加の、竹内信善氏主宰のWF常連ディーラー。 恐竜をメインに、アニメキャラから怪獣まで精力的に造形をこなしています。

  • 「メガロゴジラ」「初代ゴジラ」
  •    恐竜からフィギュアまで、幅広く造形活動するSHINZEN君。 怪獣アイテムではこの半年間に動きはなく、最新作は珠(たま)シリーズの4点なんですが、前回とまったく同じ絵面になってしまうのでその上にいた近作2点をパチリ。 SHINZEN君は、次の一手を模索中?
    ■真・造形とかの会。

     怪物屋や仁工房にも原型提供している造形家、大山竜氏主宰のWFディーラー。 1点ものの作品を並べ、造形家大山竜をプレゼンするテーブルになっています。

  • 「ガメラ3」
  •    前回は途中原型だったガメラ3、今回は完成して彩色済みが展示されました。 キノコガラモンとは一味違う、立体感のあるウロコ&シワの表現に注目です。
    ※ガラモンWSC版は、WSCの項をご覧ください。
    ■ステルス田中雷工房

     プロ原型師田中雷氏が主宰する、WF常連ディーラーです。 近年プロップサイズの模型を手元にというコンセプトで、大型のメカ系GKをリリースしています。

  • 正面ひな壇
  • 1/1スケール「ウルトラガン」
  •    新作のジャンボフェニックスのほか、既発のジェットビートルやスーパーガンのバリエーションが並べられたひな壇。 この横には、雷氏が原型を担当した回天堂の1/1ウルトラガンなども並べられていました。
    ■造型工房キトラ

     埼玉県から参加の、岡健之氏が主宰する怪獣メーカー。 毎回50cm級の大型モデルを発表しています。

  • 「双龍と5匹の隠れ猫」
  • 「炎龍と氷龍ヘッド」
  •    昨年は創作系展示会に注力し、1年ぶりとなったWF。 今回は、その展示会「猫とドラゴン展」出品作と、歴代ギドラと見紛う出来(!?)のヘッドモデルをずらりと展示。 取材の時、ブースの近くにきれいなメイドさんがいるなぁと思いつつ近づいたら、なんとキトラブースで隠れ猫を探してるコスプレイヤーさん。 予想外のネコ効果に、岡さんも鼻の下が伸びていました。
    ■造形工房ユウ

     宮城県から参加のディーラーさん。 サイボーグ009とデフォルメ怪獣が並ぶブースです。

  • 「DFジェロニモン」
  •    ラインナップも充実してきたDFウルトラ怪獣シリーズより、新作ジェロニモンが登場。 今回はとにかく羽根を抜くのに苦労したとのことですが、出来はご覧の通り申し分なしです。
    ■造-K.O

     小野地哉人氏が主宰するWFディーラー。 平成版敵怪獣をラインナップしています。

  • 「ビオランテ 芦ノ湖」
  •    湖面ベースも形を変え、前回よりかなり改修されて参考展示された、ビオランテの花獣タイプ。 シリコンのトラブルで販売は見送られましたが、さらにブラッシュアップして次回こそは販売予定です。
    ■蘇生工房 3ON

     複数の原型師により、大型のウルトラ怪獣や東宝怪獣が参考展示される近年参加のディーラーさんです。

  • 「マタンゴ」
  • 「大怪獣ガメラ(バルガメ)」「大怪獣バラン」
  • 「酔っ払い怪獣べロン」
  • 「ウルトラマンタロウ(少年時代)」
  •    岡本氏の新作は、以前展示されたマタンゴがブラッシュアップされて登場。 このブースでは、珍しく小さい(!)30cmサイズです。 この他、販売となったべロンや巨大なバランは彩色済みで初登場、参考展示ではウルトラマンタロウ(少年時代)なども並びました。
    ■ダイモス

     村上寛氏主宰の、怪獣専門メーカー。 東宝をメインとした村上氏の怪獣と、パノラマアワー氏のメカを加えラインナップを展開中です。

  • 「大魔神逆襲・武神像」
  • 「デストロイア集合体」
  • 「総進撃飛行バラン」
  •    大魔神3作の中でも、とりわけ逆襲が大好きという村上氏。 2009年の大魔神に続いて、今回は武神像をリリース。 新作の、デストロイア集合体と総進撃版飛行バランも彩色済みで展示されました。
    ■獺祭工房

     野生動物の観察指導員も務める、熊谷さとし氏主宰のWFディーラー。 飛びギドラを引っさげて、WF2回目の参加です。

  • 「飛びキングギドラ」
  •    今回も、卓から30cmは浮いて展示された初代ギドラ。 差し替えパーツもオプションで追加されて、2回目の飛翔です。 次回作には、地上すれすれを飛翔した初代ギドラを考えているとか。 今回の飛びギドラとどう変えてくるか、楽しみです。
    ■T's Facto

     山脇隆氏主宰の、怪獣専門プライベートメーカー。 御馴染みとなった、立体的な展示棚と独自の飾り付けがブースを飾ります。

  • 「GODZILLA H13 大怪獣総攻撃」
  • 猫とドラゴン展出品作「竜魂の里」
  •    最新作は、どーんと構えたGMKゴジラ。 山脇氏の持ち味を生かした禍々しさが漂う1体。 傍らでは、龍の物語を感じさせる猫ドラ展出品作も参考展示されました。
    ■特撮☆秘宝

     電人ザボーガーのプロップ風メカや、50cmブースカが並ぶWFディーラーさんです。

  • 「マットジャイロ」
  •    特撮模型では老舗のヒルマモデルクラフト製マットジャイロが、参考展示されました。 全長48cmの大型プロップモデル完成品で、この春発売予定です。
    ■特撮フィギュア館

     千葉県より参加の、井祐尚彦氏が主宰する特撮メカや30cm超獣が並ぶWFディーラーです。

  • 「超獣ザイゴン」
  • 「プラスチック怪獣ゴキネズラ」
  • 「オイル怪獣タッコング」
  •    最新作のゴキネズラに、こちらも彩色済みで展示されたザイゴンの30cm級怪獣2体。 さらに今回は特別追悼として、ケチャップ堂最後の作品タッコングも展示・販売されました。
    ■VS

     長岡友吾氏と神田瑞穂嬢の、デフォルメモデル中心のWFディーラーです。

  • 「デフォルメしあんきんぐ」「デフォルメえれきんぐ」
  •    新作は、神田嬢のデフォルメえれきんぐ。 テーブルでは、なんとご本人もエレキングガールでお出迎え。 そちらは速報でお伝えしたので、写真は再販のデフォルメしあんきんぐとの1枚。 この横には、カラーバリエーションで塗り分けられたパステルカラーのえれきんぐ軍団が並んでいました。
    ■パーラーつげちゃん

     柘植史成氏主宰の、プライベートメーカーです。 17cmサイズで、ウルトラ怪獣を展開予定です。

  • 「ペダン星人」
  • 「ブラック星人」
  •    今回は、新作2点が無事そろったペダン星人とブラック星人。 なんでもペダン星人のプチ造形ブームは、ガシャポンが出た事に起因するとのこと。 劇中ではほとんど活躍していない、マニアック?なアイテムです。
    ■HONEY BONES

     前田ヒロユキ氏主宰の、WF出店ブース。 秀逸なデフォルメ作品に加えて、リアルタイプでは独自のイメージギドラやガメラも並びます。

  • 「ウルトラかっ飛びセット」
  •    新作は、既発の3体に新たに3体を加えたウルトラのかっ飛びセット。 迫力あるリアルタイプのガイガンやシアンキングの傍らで、かわいく編隊飛行していました。
    ■FUTUREWPRLD3

     かつて、タイムトンネル2の名で出ていた井坂氏が参加しているディーラーさん。 昭和ゴジラといえばのアレが、販売されました。

  • 「キンゴジ・ジャイアントスイング」
  •    小モデルのため、ピントはベース上に合っているのですが、そっちを大人の事情でボカシたため、結局全部ボケボケに。 あぁ、早くこういう事しなくてもいい時代になりませんかね。
    ■HELLPAINTER

     クリーチャー系の印象が強い、完成品工房も営む高橋ミキヤ氏主催のディーラー。 今回は、昭和オヤジにはうれしいウルトラ怪獣の登場です。

  • 「ケムール人」
  •    過去にもウルトラファイト版のイカルスなどをリリースしたことはありましたが、今回はQからケムール人(!)とおやじ心をくすぐるアイテム選択。 しかも、かつてのVOLKS版に匹敵する40cm超というサイズ!! ひな壇の上から、3つの目が会場を見下ろしていました。
    ■モンスターメーカー・28

     丹羽俊介氏が主宰する、桑名市から参加の怪獣専門ディーラー。 映画のポスターを縮小したホリゾントで飾り付けられたブースに、毎回新作を欠かさず持参してくれます。

  • 「ゴジラ'84」
  •    今回は完全に間に合わず、いよいよ上の紹介文「毎回新作を欠かさず持参して」を直さないといけない事に。 予告ポスターのみというブースに、丹羽氏も反省の弁しきりでした。
    ■YAMAKAWA造型部

     山川隆生氏主宰の、怪獣専門メーカー。 四日市から参加です。

  • 「初代ゴジラ(品川上陸)」
  •    新作は、15cmサイズの初代ゴジラ上陸ジオラマ。 造りこまれた品川ベースがうれしい一品です。 ご覧の通り、セピア調彩色版とモノクロ版の2バージョンで彩色展示されました。
    ■夢工房ハイライト

     岡悟氏主宰の、ヒーロー&特撮専門メーカーです。 怪獣特撮関連では、マンやセブンなどのヒーローと対戦怪獣が立体化されています。

  • 「キングジョー」
  •    ハイライトでは、新作のキングジョーがようやく完成し販売が開始されました。 今回は、WFに間に合わせるのに朝まで塗装していたとか。 できたてホヤホヤの一品です。
    ■レジンシェフとうけけ団

     日米合体ディーラー。 ビルズキッチン主宰のビル・グドムンドソン氏と、日本の複数原型師による作品を中心に、30cmサイズの怪獣が数多く並びます。

  • 「初代モスラ ニューカークシティ空港着地」
  • 「24連装ロケット砲車・電飾仕様」
  •    杉田氏の新作は、ニューカークシティに降り立つ初代モスラの図。 お手頃価格での販売です。 黒井氏も、東宝自衛隊シリーズをいつもより多めに持ってきてくれました。 写真は、新たにLEDが仕込まれたポンポン砲(改)。 明りを遮断した箱囲い展示のため、画質が少々粗くなっています。
    ■WSC(ワンダーショウケース)

     あさのまさひこ氏プロデュースのWSCも早No.63に。 前回、圧倒的な存在感を放っていた大山竜氏のガラモンが、WSC版にリメイクされて登場しました。

  • WSC No.63「ガラモン」
  •    手頃なサイズと価格にリメイクされた、キノコガラモン。 それにしても写真の参考展示品、異星の冬虫夏草がやたらと追加されてます。 こうなるともう、ガラモンは豪華なベースで冬虫夏草が主役?!

    注意:ここで紹介したイベント情報は、怪獣やガレージキットのファンのためのもので、特定のディーラーや商品の宣伝ではありません。

    紹介した画像データは、当日撮影の他、各ディーラーからご好意で提供していただいた写真も使用し構成しています。 また、登場するキャラクターは、各社の著作物です。
    (C)TOHO Co. (C)DAIEI Co. (C)NIKKATSU Co. (C)SHOTIKU Co. (C)TSUBURAYA PROD.
    All photograph by Masato Matsumoto.