PAOPAO WONDER LAND PHOTO REPORT

イベントレポート・ワンフェス2016[冬]

WONDER FESTIVAL 2016 WINTER (2016.2.7)

新作オリジナルキットを中心に、ワンダーフェスティバルで発売された、ゴジラ・怪獣関連情報を紹介します。 なお訂正や補足情報お持ちの方は、メールでご連絡下さい。
最終更新:2016.2.20

■晴天の幕張へ

 すっかり幕張開催が定着した、造形の祭典ワンダーフェスティバル。 冬のWFでは3年振りの晴天にめぐまれ、比較的すごしやすい冬の1日の開催となりました。
 怪獣関連を出すディーラー数は、新規ディーラーもちらほら増えてはいますが、常連ディーラーが休みや抽選落ちで減った分、ちょっと少な目な印象です。

右画像:酒井ゆうじ造型工房「30cmデスゴジ 香港上陸」 (クリックで拡大画像あり)

■五十音順ディーラー紹介

凡例:…東宝怪獣 …ウルトラ怪獣 …大映怪獣 …その他の怪獣・怪人 …メカ …完成品、中古品、その他
■浅井造型 & モンスターメーカー・28

浅井篤氏主宰の浅井造型と、丹羽俊介氏が主宰するモンスターメーカー・28のジョイントブース。 桑名市から参加する怪獣専門メーカー2社のそろい踏みです。

  • 「50cm 逆ゴジ」
  • 「宇宙大怪獣ギララ」
  • 「空の大怪獣ラドン」
  •   浅井造型は50cmシリーズの2作目、逆襲ゴジラの登場です。 今作は、怖さの雰囲気はそのまま、30cmで手がけてきた「動」から一変して「静」のポーズで仕上げてきています。 当日版権では、「企画もの」としてギララがお披露目。 こちらも決定版といってよい出来で、他の一般版権の難しい怪獣も、このシリーズでじゃんじゃん立体化してほしいですね。
    一方丹羽氏は、最新作のラドンを初展示。 翼の先の垂れ具合に苦労したそうですが、こちらもなかなかの佳作となっています。 しかし、新作のたびにサイズがでかくなってるぞっ、丹羽さん!(笑)
    ■アス工房

    GK最初期に、マーメイドで活躍した浅川洋氏の主宰する、怪獣専門メーカー。 「アレイド」ブランドより、"中の人"を30cmサイズとしたレジンキットをリリースしています。

  • 「高原竜ヒドラ」
  • 「地底怪獣デットン」「岩石怪獣サドラ」
  •   新作は、テレスドンからの流れでデットン。 サドラとの絡みで展示されました。 最新作のヒドラは原型展示でしたが、このウロコのめくれ具合に感動! これを再現してこその怪獣ガレージ!! 抜きのために妥協しないところが浅川氏の真骨頂で、ウロコ面は当然別パーツになるそうです。
    ■アトラゴンGK & イーグルクラフト

    宮崎逸志氏主宰の特撮専門メーカーと、南田哲郎氏主宰の怪獣専門メーカーの共同ブース。 毎回30cmウルトラ怪獣が並ぶ、ジョイントブースです。

  • 「ミミー円盤」
  • 「ブラック指令」
  • 「マットシュート」
  • 「モグネス」
  •   アトラゴンGKは、事情によりお休み。
    イーグルクラフトからは20cmサイズのラインナップでミミー円盤、ブラック指令、マットシュート、モグネスなどが並びました。
    ■ウギャーモデリング

    さまざまな小品が並ぶ、WFディーラーさんです。

  • 「ゼットン」
  •   今回は改造パーツから一転、アレンジの効いたゼットン全身像の通常レジンキットが並びました。
    ■ウルトラ☆マシーン製作所

    長年、ウルトラメカを中心に造型している、kei2氏主催のメカ専門のWF常連ディーラーです。

  • 「1/200 海底軍艦 轟天号」ドリルギミック実演
  •   今回も残念ながら、本体は間に合わず。 その代わりにご覧の、触って遊べる?ドリルギミック実演コーナーを参考展示。 カムを利用した先端の前後運動に加えて、冷線砲もエア缶でプシューッと発射していました。
    ■ウルトラやホビー+痛快娯楽劇場=怪獣少年

    堺市のホビーショップが出店する怪獣専門のWF常連ディーラーに、橋本氏とメソポタミヤノリアキ氏が合体。 三位一体で、造形物とイラストが並ぶテーブルになりました。

  • ウルトラやホビー「ガンダー」
  • 痛快娯楽劇場「サンダ対ガイラ」
  • 怪獣少年「東宝怪獣葉書繪画館 part.2」「ウルトラQポストカード繪画集VOL.2」
  • 怪獣少年「ウルトラQポストカード繪画集」告知ポスター
  •   ウルトラやホビーからはガンダーが登場。 30cmサイズの迫力の一品です。
    痛快娯楽劇場からは、サンダ対ガイラの対決セットがリリース。 橋本さんが「やるならこのポーズでやりたかった」という、過去に例のない絡みでの造形です。
    田宮氏は、東宝とウルトラQの絵葉書セット第2弾をそろえてきました。 絵葉書をあしらった、宣伝用ポスターも販売して欲しいですね。
    ■大阪芸術大学

    大阪芸大の生徒の卒業制作を並べたブース。ゴジラ好きのtomo氏が造ったゴジラ 2014が並びました。

  • 「ゴジラ(2014)」
  •   学生さんの、ジャンルを問わないさまざまな立体作品が並んだブース。 ほぼ中央に、tomo氏が造ったゴジラ(2014)が展示されました。 ※残念ながら、複製の関係で販売は見送られました
    ■OYDY

    東京から参加の、ガメラ2が大好きだという渡良瀬氏が主催するWFディーラーです。

  • 「ガメラ -仙台-」
  •   前回話していた霞目に続く札幌、仙台、足利などG2のバリエーション展開。 第2弾は、草体に撃ち抜かれた炭化ガメラの再現モデルです。 小さいストラクチャーは付きますが、できれば展示で使用していた荒廃した仙台市のベースも発売してほしいですね。
    ■怪獣風紀委員会

    かいちゃん氏が主催する、かわいいデフォルメ怪獣が並ぶディーラーさんです。

  • 「イカルス1970(ファイト版)」
  •   今回は、ウルトラファイトからイカルス星人の胸像が立体化されました。
    ■GOWROW

    原型師當幸宗氏が主宰する、怪獣専門のプライベートメーカーです。 毎回大型のヘッドモデルや迫力の怪獣モデルが並びます。

  • 「逆襲ゴジラ」
  •   ラストで氷漬けにされる前の、セイバーを見上げるちょっと力が抜けたポーズ。 當氏は、逆ゴジならどうしてもあのシーンをやりたかったとの事で、今回のリリースになりました。
    ■ギニョール造形工房吉埜

    東京から参加の吉埜氏による、ギニョール・モデル群がずらりと並ぶディーラーです。 毎回、放射火炎や飛び怪獣の操演も行われます。

  • 「初ゴジギニョール・電車咥えバージョン」
  • 「ミレニアムゴジラ・雛形ギニョール」
  •   新作は、電車を咥えた初代ゴジラの全身像やミレニアムゴジラ・雛形のヘッドモデル。 毎回派手な展示と実演で、吉埜さんもギニョールを手にかぶせて走り回っていました。
    ■cubist

    怪獣では、ゴジラの胸像が並ぶディーラーさん。 今回は、cubist、ねんど星人、模型ライダー、兜工房、ジャーヘッドの5ディーラーの共同卓で参加。 胸像を中心にした怪獣テーブルになりました。

  • ジャーヘッド「ガメラ1996 ヘッドモデル」
  • ねんど星人「カネゴン」
  • ねんど星人「マグラー」
  • 模型ライダー「宇宙恐竜ゼットン&ゼットン星人 バストレジンキット」「超古代怪獣ゴルザ バストレジンキット」
  •   ひときわでかい、ジャーヘッドのG2ヘッド。原口氏こだわりの口の中が、良く再現されていました。 ねんど星人氏は相変わらずのタッチで、貨幣をこれでもかとほおばるカネゴンがお目見え。 反対にスタイリッシュなアレンジの模型ライダー氏は、新作2体を展示。 ゼットンの前に、極小のゼットン星人がいるのですが写真でわかりますか?
    ■クダフ ロミ

    福田浩史氏が主宰する、プライベートメーカー。 ビオランテの連作を展示・販売しています。

  • 「ビオランテ第二形態 TYPE2」「ビオランテ第二形態SD」
  •   怪獣ではゴジビオ一色のテーブル。 新作は、デフォルメ作品を経由していよいよビオランテ成獣口開けタイプの登場です。
    ■クラバート・ガレージ

    竹添展氏が主宰する、プライベートメーカー。 ジオラマなど、毎回一工夫加えられた展示で楽しませてくれます。

  • 「ゴジラ1989 三原山出現」
  •   新作は1年振りとなる、ビオゴジ出現。 通称海ゴジスーツがモチーフです。 写真資料も少なく、かっこいい陸ゴジとは違う海ゴジ独特のへたれ感の再現に苦労したそうです。
    ■グリプト

    怪獣専門のWF常連ディーラー。 毎回30~50cmサイズの、大型モデルを並べます。

  • 「ガラモン」
  •   サドラとデットンの横に並んだ最新作は、なんと40cmオーバーのガラモン。 次回は発売できるかもしれないとのことでした。
    ■グリムロの鍵箱

    こちらは、複数原型師が参加する模型サークル。 WF初参加です。

  • 「DFペガッサ星人」「モスラ(幼虫)」「DFゼットン」
  •   最近少なくなった小サイズの怪獣たちが、3体並んでリリースされました。
    ■クロスワークス

    さまざまな原型師に発注して、幅のあるオリジナルキットが並ぶディーラーさんです。

  • 「DFバルタン星人襲来!!」
  •   アメコミ風のアレンジベースが付いた、大型のデフォルメモデル。 原型は、ロズウェルでバルタンシルなどの作品を発表している佐野好彦氏です。
    ■ゴート

    古くはボークスのOHSjr.から原型を手がける、杉本浩二氏が主宰するプライベートメーカーです。

  • 「くの一超獣ユニタング」「古代怪獣 ゴモラII」
  •   新作は、30cmサイズのユニタングと20cmサイズのゴモラII。 相変わらずの手堅い造形で、再販のガランとともに卓を飾りました。
    ■酒井ゆうじ造型工房

    ご存知、酒井ゆうじ氏主宰の怪獣専門トップメーカー。 新作の他、再販復刻計画が展開されています。

  • 「30cmデスゴジ 香港上陸」
  • 「30cmデスゴジ 香港上陸」口閉じバージョン
  •   新作は、30cmシリーズの最新作デスゴジ。 「怪獣大進撃リターンズ」の表紙を飾ったモデルで、過去の酒井デスゴジの中でも1・2を争う決定版と言っていい出来です。 隣には、この夏X-PLUSからソフビ化される50cm初代ゴジラも展示されていました。
    ■GG'R

    普段は完成品代行などを行っている、仙田耕一氏主宰のショップディーラー。 完成品代行で鍛えられた、怪獣塗装技術も映えます。

  • 「大魔獣 ジャイガー」
  • 「集団宇宙人 フック星人」「変身怪人 ピット星人」
  •   新作は、一気に3体。 中でも目を引いたのは、ウルトラ系から一転、昭和ガメラの敵役ジャイガーの30cmモデル。 ふてぶてしい顔つきの頭でっかち君ですが、へたをするとおもちゃ感が出てしまうバランスをうまく立体化していました。
    ■仁工房

    大阪で完成品製作を行うショップディーラーです。

  • 「初代ゴジラ電車咥え」
  •   今春X-PLUSからソフビ完成品で発売される、大山竜氏の電車咥え初代ゴジラ。 クラシックモダンブースに店子出店した仁工房のテーブルには、元になったレジンキットが展示されました。
    ■SHINZEN造形研究所

    四国から参加の、竹内信善氏主宰のWF常連ディーラー。 恐竜をメインに、アニメキャラから怪獣まで精力的に造形をこなしています。

  • 「珠シリーズ レジェンダリーゴジラ」「レジェンダリーゴジラ」
  •   久々の怪獣新作は、レジェンダリー版ゴジラの2体。 レジェゴジは競作になりましたが、こちらは前方に向かって吠える雄姿の立体化です。
    ■真・造形とかの会。

    怪物屋や仁工房にも原型提供している造形家、大山竜氏主宰のWFディーラー。 1点ものの作品を並べ、造形家大山竜をプレゼンするテーブルになっています。

  • 「ゴジラヘッド1962」
  •   フィギュアに混じって展示された、キンゴジのヘッド。 カエル顔はそのまま、アメゴジ風の首ががっしりした仕上がりになっていました。
    ■ステルス田中雷工房

    プロ原型師田中雷氏が主宰する、WF常連ディーラーです。 近年プロップサイズの模型を手元にというコンセプトで、大型のメカ系GKをリリースしています。

  • 「40cmジェットビートル用発射台」
  • 「ミニジェットビートル発射台ジオラマ」
  •   40cmジェットビートルのバリエーションが一角を占める展示ブース。 再販ですが、載せていなかったジェットビートル用発射台2サイズをご紹介。
    ■3Y toys

    自主制作フィルムを作成している3Yというグループの、フィギュア製作部が昨年から出店しているディーラーさんです。 版権ものからオリジナルまで、いろいろな小物が並びます。

  • 「ゴジラ+ビルデータ」
  •   新宿のコマ劇場跡地に建てられた、新宿東宝ビル。 ランドマークとして実物大のゴジラヘッドが設置されているのは有名ですが、今作はそれをそのまま再現したモデル。 ゴジラは通常のレジンキットですが、ビルは3Dデータとして提供されるという、3Dプリンターが普及した時代の新しい提供形態も試みられています。
    ■製作番外地

    怪獣を出すのは初めてとなる、模型サークルのディーラーさんです。

  • 「バルタン星人」
  • 「メトロン星人」「エレキング」「ゼットン」
  •   販売品は、バルタン星人。 他に参考展示でメトロン星人、エレキング、ゼットンが並びました。 次回は、ジャミラの販売も予定しているそうです。
    ■造形工房ユウ

    宮城県から参加のディーラーさん。 サイボーグ009とデフォルメ怪獣が並ぶブースです。

  • 「DFガヴァドン」
  •   今回のデフォルメシリーズ新作は、ガヴァドンB。 このサイズだと、四つ足怪獣でもかわいく仕上がります。 横にいるのは極小のガヴァドンA。 今度Bと同じ大きさで立体化しませんか?
    ■造-K.O

    小野地哉人氏が主宰するWFディーラー。 平成版敵怪獣をラインナップしています。

  • 「宇宙戦神 ウツノイクサガミ」
  •   今回は、ビオランテから離れて『ヤマトタケル』からの立体化。 過去に作例がないということで、ウツノイクサガミが登場しました。
    ■蘇生工房 3ON

    複数の原型師により、大型のウルトラ怪獣や東宝怪獣が並ぶディーラーさんです。

  • 「地底怪獣マグラー」
  • 「海象怪獣デッパラス」
  •   新作で並んだのは、岡本氏のマグラーと販売になった長島氏のデッパラス。 40cmだとかなりでかいですが、マグラーはもっと太くても良いですね。 怪獣の上には、話題の『進撃の巨人』胸像が再び並んでいました。
    ■タイムワープ

    椎名孝雄氏主宰の、WFディーラーさん。 ウルトラQから、M1号が並びます。

  • 「M1号」「ケムール人」
  •   再販のM1号のとなりに並んだのは、参考展示のケムール人。 差し替えパーツらしきものも見えますが、こちらも次回以降の販売に期待です。
    ■タナカケンイチ

    監督や脚本など、多彩な顔を持つタナカケンイチ氏の主催するディーラーさんです。 今回は、三木悠輔氏主宰のスタジオヘッドマスターが店子出店していました。

  • 「モスゴジ」
  • 「初ゴジ」
  • 「水爆大怪獣 ゴジラの最期」
  • 「カマキラス2004 断末魔」
  •   新作は、参考展示から販売になった20cmサイズのモスゴジ。 デッサンがしっかり取れた、手堅い造形の逸品。 参考展示の初代ゴジラもなかなかの出来で、こちらは次回販売の予定です。
    一方スタジオヘッドマスターからは、新作として大阪のイベントでも販売されていた、オーナメントのキット版2体が登場。 にぎやかなテーブルとなりました。
    ■D's

    佐藤ノブヒロ氏が取りまとめをしている、WFディーラーさんです。 複数の原型師により、怪獣からアニメキャラクターまで様々な造形物が並びます。

  • 「ノースサタン星人」「アトラー星人」
  •   怪獣のラインナップに、新作としてノースサタン星人、アトラー星人が加わりました。
    ■T's Facto

    山脇隆氏主宰の、怪獣専門プライベートメーカー。 御馴染みとなった、立体的な展示棚と独自の飾り付けがブースを飾ります。

  • 「GODZILLA 2014」
  •   スタンダードな30cmシリーズが続く山脇氏の新作は、各社競作となったギャレゴジ。 大きく天を仰いで吠える、攻撃的なポーズで立体化です。
    ■てんつく工芸

    鮫順こと松本健一氏が主宰する、怪獣専門のWFディーラーです。

  • 「初代ゴジラ 胸像」
  • 「ゴジラ1971」
  •   まず目を引いたのは、60cmの初代ゴジラ胸像。 胸像でこの大きさ、とにかくでかい(笑)。 持ってくるのも大変だったのでは(^^;) 一方ヘドゴジは、めでたく販売となりました。
    ■Neo-chi工房

    1/1スケールのプロップレプリカや小物が並ぶディーラーさんです。

  • 「アイスラッガー」
  •   ダグラムの照準器と並んで、マネキン頭部を使った展示がされたアイスラッガー。 ウルトラアイと並んで、人気のアイテムです。
    ■NorthStar/DeadPool

    北海道から参加の、NorthStar氏とDeadPool氏のジョイント卓。 NorthStar氏はライダー怪人がメインですが、今回からウルトラ系星人も展開します。

  • 「ババルウ星人」「アトランタ星人」「ウルトラセブン星人4体セット」
  •   ウルトラ怪獣を、初めて並べるというNorthStar氏。 24cmサイズの2体は、オーソドックスな立ち姿で立体化。 もう一つは、ガシャポンサイズの4体セット。 ガシャポンでコンプリートしたウルトラセブン怪獣で、立体化されていないものを補完しようと作成したとの事。 こちらも(以外に)反応が良かったようです。
    ■VS

    長岡夫妻が主催の、デフォルメモデル中心のWFディーラーです。

  • 「デフォルメシェーゴジラ」
  • 「ゴジラ 名古屋城を襲撃す!」
  •   瑞穂嬢の新作は、大戦争からシェーゴジラのデフォルメモデルをリリース。 長岡氏は、名古屋城に激突したモスゴジを並べました。
    ■HONEY BONES

    前田ヒロユキ氏主宰の、WF出店ブース。 秀逸なデフォルメ作品に加えて、リアルタイプでは独自のイメージギドラやガメラも並びます。

  • 「ウルトラかっ飛びセット」「DFジラース」
  •   怖いガメラやガイガンに挟まれて、かっ飛びセット(最終の6体版)も再販されました。 6体そろっての彩色済みは初展示なので写真を掲載。 手前にあるのは、同じく再販のジラースです。
    ■非公認造形部・バレリバ妄想団

    球体関節を利用した、可動モデルが並ぶディーラーさんです。

  • 「消防&メディカルジェットジャガーセット」
  •   こちらは、可動ジェットジャガーのバリエーション。 そういえば、ゴジラアイランドにそんなジェットジャガーが出てましたね。 ああっ、懐かしい!
    ■FUTUREWPRLD3

    かつて、タイムトンネル2の名で出ていた井坂氏が参加しているディーラーさん。 極小サイズのウルトラQ怪獣がならびます。

  • 「ガラモン」「パゴス」「カネゴン」
  •   7cmの極小サイズシリーズ、既発のガラモンにパゴスとカネゴンが仲間入り。 しかしこの大きさの顔、よく掘れるなあ。
    ■ペーパーカンパニー

    こちらは、ギャオスヘッドが並んだディーラーさんです。

  • 「ギャオス首像」
  •   卓の中央には、秀逸なギャオスヘッドが並びました。 今度は、全身とかにもチャレンジしてほしいですね。
    ■べらねどん

    西田忠司氏主宰のWFディーラーさん。 かわいいデフォルメのオリジナル怪獣と、20cmサイズのウルトラ怪獣が並びます。

  • 「円盤生物ノーバ」
  •   新作は、円盤生物ノーバ。 再販のゴキネズラ、アンタレスとともに卓を飾りました。
    ■ホライジング

    巨大な東宝怪獣とウルトラ怪獣が目を引いたディーラーさん。 怪獣のリリースが続けられるかは、売れ行き次第とのことでした。

  • 「サンダ」
  • 「バルタン星人」
  •   サンダは、Tony Cipriano氏が原型を務める50cmの大作。 どうも海外では、ガイラよりサンダの方が人気のようです。 バルタン星人の方は、ご覧のようにACROの怪獣REMIXと同様アレンジしまくりのクリチャー風味の造形。 原型のJordu Schell氏を調べたら、『アバター』などの映画でも造形をやっていたプロの特殊美術の人らしい。 しっぽのセミ感とか、バルタンのモチーフをよく理解されている事がわかります。
    ■YAMAKAWA造型部

    山川隆生氏主宰の、怪獣専門メーカー。 四日市から参加です。

  • 「ギャレゴジ」
  •   新作は、36cmサイズのギャレゴジ、今が旬のゴジラです。 ギャレゴジは横にも大きいので、この大きさだとかなりのボリュームです。 ディスプレイのテーマは「夕陽に吠える?!」かな?。
    ■夢工房ハイライト

    岡悟氏主宰の、ヒーロー&特撮専門メーカーです。 怪獣特撮関連では、マンやセブンなどのヒーローと対戦怪獣が立体化されています。

  • 「バルンガ」
  •   新作のバルンガが、電飾されてジオラマ仕立てで展示されました。 中空でとても軽く、展示例ではビルの影から支柱で支えられていました。
    ■レジンシェフとうけけ団

    日米合体ディーラー。 ビルズキッチン主宰のビル・グドムンドソン氏と、日本の複数原型師による作品を中心に、30cmサイズの怪獣が数多く並びます。

  • 「ナタール円盤」
  • 「赤ん坊ダイゴロウ」
  • 「モスラ・ヘッド」渋谷ジオラマ
  • 「1964 GODZILLA BUST」
  •   ビルの最新作は、ナタール円盤。 ミステリアン円盤と同じ原型ですが、ベースは新造です。 杉田氏の新作は、赤ん坊ダイゴロウ。 出てないものを補完したいとのことで、かなりマニアックな選択です。 黒井氏の新作は、以前大型モスラ用に作った渋谷進攻ジオラマ向けの、モスラヘッド単体版。 ジオラマキットと併せて楽しめる一品。 ほかに、前回に続くシェーン・フォルクス氏原型のうけけ団2作目として、手ごろなサイズのモスゴジヘッドも並びました。

    注意:ここで紹介したイベント情報は、怪獣やガレージキットのファンのためのもので、特定のディーラーや商品の宣伝ではありません。

    紹介した画像データは、当日撮影の他、各ディーラーからご好意で提供していただいた写真も使用し構成しています。 また、登場するキャラクターは、各社の著作物です。
    (C)TOHO Co. (C)DAIEI Co. (C)NIKKATSU Co. (C)SHOTIKU Co. (C)TSUBURAYA PROD.
    All photograph by Masato Matsumoto.