'90年代初頭より、精力的に造型を続ける原型師の一人。 キンゴジ一本背負いなど、キット化されない個人作品で一部マニアの間では早くから名前が知られていた。 '95年頃よりビリケン商会のアニメ系アイテムや、オーバーグランドの20cmシリーズで原型担当するかたわら、ホリゾント(~吉野屋徳兵衛)を通しても怪獣関連アイテムをリリースしていた。
2001年には高垣利信氏とユニットを組み、おまんたワールド名義でアニメ系から怪獣アイテムまで幅広い作品のリリースを開始。 並行して、自身のブランド痛快娯楽劇場を立ち上げる。 2013年夏以降、WFには旧知のウルトラやホビー、メソポタミヤ田宮教明氏とともに「ウルトラやホビー+痛快娯楽劇場=怪獣少年」のディーラー名で出店している。
(写真は、2002年にリリースした、橋本氏ご自身の子供時代をモデルにした福助)
BEST KAIJU WORKS
おまんたワールド M1号(2002) | 吉野屋徳兵衛 キングギドラ(2017) | レインボウエッグ 地底怪獣パゴス(2018) |
[補足]
- 氏は怪獣もの以外にも、アニメキャラや少年、招き猫など、昭和40年代の懐かしい匂いのするアイテムを、独特の柔らかいラインで立体化している。
- 特にオーバーグラウンドの20cmウルトラシリーズは、ピーターやマンVSネロンガなど逸品が並ぶ。
- うれしい事に、2002年よりビリケン商会のリアルソフビ路線強化やオーバーグラウンドの一般版権移行を受けて、イベント以外でも氏の原型怪獣に触れる機会が増えてきた。
※その後、オーバーグラウンドは2004年末にメーカー活動を終えている(2006年付記)。 - 2018年には、レインボウエッグ加藤氏の依頼でパゴス原型を担当、それをきっかけにその後レインボウエッグから一般版権による新旧原型作品のリリースがされている。
※2022年には、レインボウエッグからキーラ対サイゴが23年振りに復刻・再販された。