1964年、新潟県生まれ。 松下進氏の事務所を経て独立、イラストレーションを中心に現在は多岐に渡る仕事をしている。
本業のアートワークで磨かれた独自のセンスで、東宝やウルトラ怪獣のカリカチュアモデルを中心に活動を続けるWFディーラー「HONEY BONES」主宰。
(近影:2011年WF会場にて)
BEST KAIJU WORKS
HONEY BONES 悪夢ガメラ(2010) | HONEY BONES シアンキング-神獣期(2011) |
[補足]
- ファミ通など表紙の仕事で、海洋堂とコラボし立体オブジェをコーディネートしたのが造形のきっかけで、ゴジラは「原ゴジラに、そそのかされて造りだした」そうである。
- 1994年、第5回アートプラ大賞に入賞した大型の「デフォームド・ゴジラ1992」でメーカーデビュー、WFではカリカチュアライズされたゴジラ、ガメラ、ウルトラ怪獣、大魔神などのデフォルメモデルを立て続けに発表している。
- 1998年にはデファルメモデルと並行して、リアルタイプの「デスゴジ胸像」を発表。 そのオリジナルイメージを盛り込んだ作風は、2007年の50cmに及ぶ「初ゴジ・サバイブ」などへと発展していく。
- 2008年には平成のガメラ2をモチーフに、ハネ上がる甲羅とバーニアで武装した「ガメラ2-ハコガメReMix2-フルバーニアン」を発表。 ジェット戦闘機を思わせるアレンジを、ハードな体表表現とともに実現している。 このアレンジとトゲトゲのハードディティールは、さらに発展して上出の悪夢ガメラ(2010年)へと引継がれた。
- 2011年には、平成ウルトラマンのデザイナー丸山浩氏が、ウルトラ戯画のシンボルキャラクターとして描き下ろしたオリジナル怪獣「シアンキング」を、独自のアレンジを加えた神獣バージョンで立体化。 開田裕治×丸山浩 二人展「ウルトラ戯画2」の会場でも展示された。
- このページの作製にあたり、2011年には今後の展開について「売れ筋ではないアイテムで、スパイスの効いたひと味違う作風を目指したい。」と抱負を語っている。
OFFICIAL SITE
前田ヒロユキ氏のオフィシャルブログです。