1955年、大阪市生まれ。 モンスター造型グループ「ダイモス」のリーダー。 子供の頃に、第一次怪獣ブームの洗礼を受けた後、ハリーハウゼンのモデル・アニメーションに出会い、洋物のモンスターへと興味が広がる。 '85年、SFショップ・モノリスの第1回造形コンテストにて、ラテックス製の50cm84ゴジラで金賞を受賞。 同コンテストに入賞した村上寛氏、影山氏と「ダイモス」を結成し、メンバーに造型術を教えながら、30~50cmのアーマチュア入りアニモデルを、個展等で発表していた。
その後パラダイス向けには、'92年にメカギドラ、'99年には初代ギドラの原型を造っているがいずれもキット化は断念されている。 東京マルイのRCギドラの原型も有名であるが、こちらもテスト品だけで製品化はされなかった。
氏の作品は巨大な一点物が多く、量産キット化されたのはパラダイスの35cm初代ガメラとジーンズ工房の三式機龍のみのため、知る人ぞ知る幻の原型師と呼ばれている。 なおパラダイス向けのギドラ2体は、2001年3月に怪獣専門ショップとして開設された東京パラダイスに約2年ほど飾られていた。
2019年ころからSNSで『ダイモス「ラテックス部」通信』と題して、ラテックス製モデルの制作過程や'動く'様子の紹介動画配信を開始している。
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パラダイス キングギドラ('99) |
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