怪獣無法地帯創始者。 '85年、篠雅人氏と共に怪獣無法地帯を結成、アマチュア・ディーラーとしてWF等イベントで活動後、ボークスOHSの原型を手がける。
'90~'91年は、イベントに怪獣無法地帯名義で参加していたが、'91年に井上氏に師事して大阪へ移住、篠氏と共に怪無を脱退し、パラダイスに参加した。 パラダイスがメーカー活動を停止した後は、個人的に造型活動を続け、90年代後半より、オーバーグラウンドやRICに原型提供という形で第一線に復帰している。
2001年には、橋本智氏と共にWFディーラー活動を再開、おまんたワールド名義で、30cmウルトラ怪獣をリリースし続けている。
(近影:2002年WF会場にて、おまんたバッチを付けクール星人を造形する高垣氏)
BEST KAIJU WORKS
パラダイス バラン('91) | おまんた世界 宇輪 (2015) |
[補足]
- 代表作は、東宝怪獣を優先したためバランを掲載した。 しかし、高垣氏の怪獣造形の真骨頂はむしろ円谷怪獣で発揮され、ご本人も腺病質の宇宙人については自信をのぞかせている。
- パラダイスのメーカー活動停止の後、表だった作品発表はしていなかったが、'90年代後半よりオーバーグラウンドやRICへの原型提供で再び高垣造形を目にする機会が多くなった。
名作と呼ばれる作品も各時代に点在しているが、特に近年のRICやおまんたワールドでの円谷怪獣の作品群はどれも出来が安定しており、氏の技術の確かさをうかがわさせる。
私的ベスト作品群 この他、パラダイスのモゲラ('91)、オバグラのペガッサ星人(2001)、RICのゴーガ(2001)なども好きな作品である。 - 2001年からスタートしたおまんたワールドの活動は、そのユーザーに媚びないラインナップで初期怪無のアマチュアリズムを彷彿させる。(参考:2002年のWFで売られたおまんたバッジ)
- 2015年以降は、成田亨氏のデザインワークの立体再現に力を入れている。