PAOPAO WONDER LAND PHOTO REPORT

イベントレポート・ワンフェス2006[冬]

WONDER FESTIVAL 2006 WINTER (2006.2.19)

新作オリジナルキットを中心に、ワンダーフェスティバルで発売された、ゴジラ・怪獣関連情報を紹介します。 なお訂正や補足情報お持ちの方は、メールでご連絡下さい。
最終更新:2006.4.22

■戻り寒の冬の1日

 この週初めはいったん3月並の気温になったのですが、また気温が10度を切って、2月に"寒の戻り"を経験する週末となりました。
 会場は西館に移って、再び1階と4階の2スペース開催になったのですが、今回は4階もフルに使って、アトリウムの吹き抜けにはガメラのバルーンが飛ぶ、西館全館開催となりました。 怪獣を出すディーラー数は、約10ディーラーほど増えています。
 ガメラは、生誕40周年を記念したプロジェクト(以下ガメラ祭りと表記)が企画され、プロップや着ぐるみの展示の他、ガメラ・モールディングコンテストが実施されました。

*右画像:吹き抜けに飛翔するガメラバルーン(拡大画像有り)

■五十音順ディーラー紹介

凡例:…東宝怪獣 …ウルトラ怪獣 …大映怪獣 …その他の怪獣・怪人 …メカ …完成品、中古品、その他
■アウトローファクトリー

アニメから怪獣まで幅広く扱う、WFディーラー。 久々に準備稿版ガメラの再販と、同様のテイストで展開する新作2点が並びました。

  • 「ガメラEX-F」「レギオンEX」
  • 「ギャオスEX」「ガメラEX」
  •    今回EX名で統一された、準備稿デザインを元にしたガメライメージモデル群。 新たに、フライングガメラとレギオンが加わりました。
    ■AKI

    WF初参加となる、AKI氏主宰のWFディーラー。 今回は、食玩怪獣のリペイントが並ぶ中、オリジナルキットのモスラ幼虫が並びました。

  • 「モスラ幼虫」
  • ブースに並んだ、コナミガメラのリペイント
  •    オリジナルキット第1弾は、平成VSシリーズ版の幼虫モスラ。 ディスプレイ用ひな壇には、リペイントされたコナミのフライングガメラが並べられました。
    ■浅井造型

    浅井篤氏主宰の、怪獣専門メーカー。 今回は、怪獣フリークス30cmシリーズより次回作のラドンが展示されました。

  • 「空の大怪獣ラドン~蘇る大翼龍・福岡の攻防」途中原型
  • 「空の大怪獣ラドン~蘇る大翼龍・福岡の攻防」途中原型
  •    いよいよ形になってきた、初代ラドン対岩田屋ビル。 初代ラドンの出来もさることながら、怪獣GK史上、おそらく最初で最後となる幅55cmにおよぶ岩田屋ビルのお披露目です。 心配された価格も、9万を切っていよいよ6月に発売となります。
    ■海豹屋

    大阪から参加のWFディーラー。 かわいい海豹と共に、岸本氏の怪獣が毎回増えていきます。

  • ブース
  •    今回は、再販のみ。 ゴモラ改の大阪城ジオラマを始め、初ゴジ出現、スカイドン、『ファイアーマン』よりドリゴンなどが並びました。
    *参考に並べられたファイアーマンは、コナミの食玩「超人ヒーロー伝説2」のものです。
    ■アトリエG-1

    奥田茂喜氏主宰の、怪獣専門メーカー。 独自路線のフルアクションモデルと、レジンキットが並びます。

  • 「友好珍獣 ピグモン」
  • 「初ガメ灯台襲撃バージョン」「ガメラ3バニシングフィスト」
  • 「ミニラ」
  •    可動モデルの新作は、小さなヒーローシリーズのピグモン。 簡易骨格が入っており、展示例のようなお座りポーズもとれます。 新機軸のピューターモデルからは、8cmのガメラ2種が並びました。 その他、小さなヒーローシリーズ次回作の18cmミニラが参考展示されました。
    ■アトリエ夢の森

    京都から参加の、森啓行氏主宰の怪獣&恐竜専門メーカーです。

  • 「アントラー」
  •    今回は参考展示のみですが、ほぼ原型のできあがった新作のアントラーが展示されました。
    ■イーグルCRAFT

    南田哲郎氏主宰の、怪獣専門ディーラー。 毎回30cmサイズの怪獣が並ぶ、WFディーラーです。

  • 「初代バラゴン」
  • 「超獣バキシム」「超獣ベロクロン」「ベムスター飛行態」「ベムスター」
  •    新作東宝ものは、30cmサイズの初代バラゴン。 頭部をクリア成型して、角が電飾されました。 『ウルトラマンA』からは、超獣バキシムをリリース。 ベムスターは、今回は飛行態の登場です。 他に、再販の「ゴジラ1955」「超獣ベロクロン」「ベムスター」などが並びました。
    ■イマージュ

    川崎市で完成品工房も営む、ショップディーラーさんです。 一捻りしたポーズのオリジナルキットも、お馴染みとなりました。

  • 「激闘シリーズNo.19 大怪獣バラン」
  • 「裏激闘シリーズ 大悪獣ギロン」
  • 「ミニデフォルメDX FWGマウントポジション」
  • 「ミニデフォルメDX ガメラ(鉄棒バージョン)」
  •    激闘シリーズの最新作は、No.19の大怪獣バラン。 片膝立ちの立体化で、トゲはクリア成型です。 ミニデフォルメシリーズ新作は、GFWよりマウントポジションでのタコ殴りシーンの再現。 今WF企画もののガメラシリーズからは、陰険な顔立ちのギャオス輪切りギロンとミニデフォルメの鉄棒ガメラが並びました。
    ■ウエストケンジ

    WF常連となったの、ショップディーラーさんです。 オリジナルキットは、アニメから怪獣まで様々。 怪獣は、一般版権でソフビ化された製品群が並びました。

  • 「ファイナルゴジラ」「GMKゴジラ」
  • 「DFブラック機龍」「DFスペゴジ」
  •    アイテムも増え、怪獣だけのひな壇が設置されるブース。 新作として、上段に石井氏のファイナルゴジラとGMKゴジラ、リアルデフォルメシリーズからブラック機龍、クリア成型のスペゴジが並びました。
    ■ウルトラ☆マシーン製作所

    長年、ウルトラメカを中心に造型している、メカ専門のWF常連ディーラーです。

  • 「ウルトラホーク3号」「マットジャイロ」
  •    新作は、1/144スケール、約14cmのウルトラホーク3号と9cmのマットジャイロ。 残念ながら販売は間に合いませんでしたが、ここまで出来ているので、次回は確実?
    ■ウルトラやホビー

    堺市のホビーショップが出店する、怪獣専門のWF常連ディーラーです。

  • ウルトラやホビー「DFメカゴジラ」
  • ウルトラやホビー「DF決戦ゴジラ」「DF2代目ラドン」
  • ウルトラやホビー「DF初代ガメラ」「DFバルゴンガメラ」「DFG3」
  •    今回は、突然の忌事で、不参加となりました。*上記は販売予定作品です。
    ■MRD

    サークルMRDが出展する、WFディーラー。 特撮関連の戦艦やメカ、宇宙戦艦ヤマトのアイテム等が並びます。

  • 「テラグローリー」
  • 「惑星大戦争版轟天(改)」
  •    新作の原型参考展示は、『宇宙からのメッセージ』よりテラグローリー、次回リリース予定です。 隣では、リボルバーユニットとスペースファイターを追加した惑星大戦争版轟天(改)も再販されました。
    ■OBSESSION

    矢沢俊吾氏主宰の、WF常連ディーラー。 今回怪獣に初挑戦という事で、題材に平成ガメラが選ばれました。

  • 「G3」
  •    女性フィギュア作家らしい、柔らかい線で構成されたG3。 なまめかしい、独自の雰囲気が漂う立体作品です。


    ■おまんたワールド

    高垣利信氏と橋本智氏との、2人組ユニット・ディーラーです。

  • 「イカルス星人」
  • 「クモ男爵」
  •    高垣氏の新作は、イカルス星人とクモ男爵。 イカルスは、やっと決定版が出ましたね。 この他イカルス星人の後ろにはクモンガが、クモ男爵の後ろにはグモンガも展示されました。
  • 「飛行メカゴジラ」
  • 「ユートム」
  • 「ちびすけ鉄人版」
  •    一方橋本氏の新作は、等身大プロップより飛行メカゴジラと、ユートム。 ユートム購入者には、約15cmのブリキおもちゃ風ユートムがプレゼントされます。
    →まるで実在したような出来ですが、これもオリジナルのレジンキット、パッケージは田宮教明氏による銘品です。
    このプレゼント品はあまりに出来が良いので、この後単体でも発売されました。 次回作はちびすけ鉄人版、モデルになった当時の本物の鉄人のお面といっしょに展示されました。
    ■怪獣造形・ケチャップ堂

    怪獣一筋、きんぐまいまい氏主宰のWFディーラー。 きんぐまいまい氏&判治靖郎氏原型の、ミラーマンや帰りマンの怪獣を扱っています。

  • 「音波怪獣 シュガロン」
  • 「昆虫怪獣 ノコギリン」「冷凍怪人 ブラック星人」「パワード版 レッドキング(雄)」
  •    30cmサイズの新作は、右目のダメージパーツ付きシュガロン。 15cmシリーズではブラック星人、レッドキング(雄)と再販のノコギリンが並びました。
    ■怪獣無法地帯

    オフィスカイムの出店ブース。 もちろん、ウルトラ怪獣専門です。

  • 「ザラガス」
  •    モンスタークラシックスからは、No.36の「ザラガス」が当日より予約開始となりました。 今回は型抜きの関係で、ポッドは取り外し中のため、甲羅付きでの展示となりました。
    *背中のポッドは、メタル製別パーツになるとの事です。
  • 「チャンドラー」「レッドキング(初代)」「マグラー」
  • 「キングザウルス3世」「ガブラ」
  • 「ウルトラマンVSドドンゴ」「ミイラ人間」
  •    最新作は100作記念の第2弾、「怪獣無法地帯3部作」と銘打った、No.101「マグラー」(原型:鷹松としゆき)、No.102「レッドキング(初代)」(原型:増田剛)、No.103「チャンドラー」(原型:村田幸徳)の3体。
     さらに、既発のNo.99「ミイラ人間」(原型:佐藤和由)、No.100「ウルトラマンVSドドンゴ」(原型:村田幸徳)に加え、発売順序が逆になってしまったNo.97「キングザウルス3世」(原型:清瀬信幸)、No.98「ガブラ」(原型:佐藤和由)が初展示されました。


    ■怪物屋&アトラゴンGK

    大阪のモンスター専門ショップ、怪物屋の出店ブース。 神戸のアトラゴンGKと共同出店です。

  • 「ガイラ胸像」「サンダ胸像」
  • 「B級モンスター・ヘッドレリーフ」
  •    髪を振り乱したガイラと、静淑な面持ちのサンダ。 胸像ながら、静と動の2体の個性を造り別けた造形となっています。 この他、海外のモンスターキットと共に、既発のゴジラ3体とヘッドレリーフも並びました。
    *2枚目は、ゴジラヘッド・レリーフのアイデアの元となった、海外のGK「B級モンスターのヘッド・レリーフ」。 この機会に紹介しますが、皆さんは元ネタいくつ分りますか?
  • 「灼熱怪獣ザンボラー」
  • 「宇宙怪獣ベムスター(飛行形態)」
  •    こちらアトラゴンの新作はザンボラー。 トゲや角は、電飾用のクリア成型版も別売されました。 もう一つの新作は、飛びベムスター。 こちらは20cmサイズで、下には付属する小さなMATアロー1号も見えます。
    ■かなめみお

    各種イベントで活躍する、まんがとGKのご夫婦ディーラーです。 怪獣GKでは、リアルタイプの30cmモデルをリリースしています。

  • 「ギラドラス」
  • 「ボーグ星人」
  •    ライダー怪人と、ウルトラシリーズの怪獣・宇宙人が並ぶブース。 ウルトラシリーズの新作は、ギラドラスとボーグ星人。 ギラドラスは、角やトゲパーツがクリア成型されていますが、気泡を押さえるのに苦労されたとか。 でもその甲斐もあって、ツインテールと並ぶあのいやらしい顔(笑)が見事に再現されています。
    ■GILLGILL

    大阪で、レンタル・ショーケースを営むホビーショップ。 お店では、ギャラリーの他、イベントや各社絶版品の再販復刻企画も進行中です。

  • 「45cmメカゴジラ」
  •    オリジナルの目玉は、かっぱ堂原型の45cmに及ぶ大型モデル、昭和のメカゴジラ1の途中原型展示。 写真だと伝わりにくいと思いますが、迫力の大きさです。 この他怪獣関連では、再販企画第4弾のG-tempest製「ゴジラ2004」も並びました。
    ■グリプト

    怪獣専門のWF常連ディーラー。 30~50cmサイズの、大型モデルを並べます。

  • 「高原竜ヒドラ」ジオラマ
  •    しばらく、ウルトラファイト版の怪獣が続いたグリプト。 今回は、王道の初期ウルトラシリーズに戻って、35cmサイズのヒドラが巨大ジオラマと共に展示されました。
    ■クリプトン

    新潟より初参加の、大橋広史氏が主宰するショップディーラー。 上越市の工房では、完成品代行等を行っています。

  • 「ガメラ2」
  •    スタイロフォーム(発泡ポリエチレンの断熱材)の削り出しを芯に、樹脂粘土で造形された圧倒的な迫力の60cmガメラ2。 製品はFRP製ですが、この時期にこの大きさのFRPは一晩では硬化せず大変だったとか。 こういう大型モデルの完成品は、WFでしか生で見る機会が無いだけに、2体並んだ姿は壮観でした。
    ■號

    アニメと怪獣のデフォルメが中心のWFディーラー。 ガメラ祭りに合わせて、昭和ガメラのデフォルメ怪獣が並びました。

  • 「ガメラVSバイラス」
  • 「DF冷凍怪獣バルゴン」「DF大悪獣ギロン」「DF大怪獣ガメラ」「DF大魔獣ジャイガー」
  •    小サイズながら、久しぶりのリアルタイプとなったガメラVSバイラス。 今回は、動きのある絡みのポーズにチャレンジです。 お馴染みのデフォルメモデルからは、昭和シリーズの怪獣4種が並びました。
    ■小鹿堂

    97年より参加している、kent氏と鹿野兄弟が運営するWFディーラー。 ウルトラシリーズとアニメ系アイテムが並びます。

  • 「異次元超人エースキラー」「殺し屋超獣バラバ」「ウルトラマンA」「怪魚超獣ガラン」
  •    代表のkent氏原型のウルトラシリーズ。 前回の新作だったエースキラーとバラバ、ここ数年の作品となるウルトラマンAとガランが再販されました。
    ■酒井ゆうじ造型工房

    ご存知、酒井ゆうじ氏主宰の怪獣専門トップメーカー。 新作の先行販売の他、再販復刻計画が展開されています。

  • 「ゴジラ ポスターバージョン1984」
  • 「1984ゴジラプレート」
  •    20cmサイズの新作は、84ゴジラのポスターバージョン。 ベース・ビル群共に、ポスターの忠実な再現のため、強烈なパースが付けられています。 実に5年振りとなるプレートの新作、1984ゴジラと共に中央ディスプレイを飾りました。
     また復刻計画ブースでは、イメゴジ2、20cmモスゴジなどが並びました。
    ■XAT・STEW

    東洋武侠団代表古谷洋之氏が参加する、京都から参加の常連ディーラーです。

  • 「ゴジラ1971」
  • 「東宝チャンピオン祭りロゴマーク」
  •    古谷氏原型による、怪獣関連のオリジナルキット。 チャンピオン祭りのロゴマークなど、アイテム選択からも、怪獣原体験を持つ人の「自分の手で作ってみたい!」という想いが伝わってきます。
    ■C.C.C.

    ガメラ胸像のりかっち同盟氏が参加するディーラーです。

  • 「ガメラ1999胸像」(参考:前回展示)
  •    前回に続いて出品された、りかっち同盟氏の初作品。 今回は、ガメラ・モールディングコンテストの方に展示されました。
    *画像は前回夏WF時の画像です。
    ■G-tempest

    石川県から参加する、渡辺結樹氏主宰の怪獣メーカー。 一般版権へ移行し、3年目のWFです。

  • 「初代ゴジラ」
  • 「ガメラ・渋谷決戦」
  •    ミレニアムゴジラ、新作の初代ゴジラ、ガイガン2005と並んだメインステージ。 隣には、ガメラ対ギャオス2体をあしらった、動きのある立体構成の渋谷決戦ジオラマキットが並びます。
    *「ガメラ・渋谷決戦」は、ガメラ・モールディングコンテストの写真です。
     他に版権の関係で今回が最終販売となる「伊-507」を始めとした、『終戦のローレライ』関連商品が販売・参考展示されました。
    ■SHINZEN造形研究所

    四国から参加の、竹内信善氏主宰のWF常連ディーラー。 恐竜をメインに、アニメキャラから怪獣まで精力的に造型をこなしています。

  • 「総攻撃ゴジラ TYPE 2」
  • 「モンスターX」「ファイナル ゴジラ」
  •    新作は、昨年末に発売となった総攻撃ゴジラのTYPE2。 今回は、彩色済みの初展示です。 お馴染みの大型ひな壇には、他に近作のモスゴジ、キンゴジ、モンスターX、ファイナルゴジラ、バトゴジ~海底対決~等が並びました。
    ■瀬戸内プロ

    織田尚氏主宰の特殊美術工房、瀬戸内プロが出店するディーラーです。

  • 「ゴジラの息子 ミニラ」「ゴジラの息子セット」
  •    今回は在庫一掃セールとの事で、特売価格にてミニラ、ゴジラの息子セット、ブンダーなど過去のオリジナルキット作品が販売されました。
    ■造型工房キトラ

    埼玉県から参加の、岡健之氏が主宰する怪獣メーカー。 販売品だけでなく、怪獣仲間の参考展示が一挙に増えて、ブースがにぎやかになってきています。

  • 上段ブース「オリジナルイメージゴジラ 全身モデル」「オリジナルイメージゴジラ ヘッドモデル」「キンゴジ」
  • 「キンゴジ」
  • 鮫順作「逆襲ゴジラ」参考展示
  • 雲斎作「逆襲ゴジラ」「キンゴジ」参考展示
  • 七松作「ラテックス製モスゴジヘッド」参考展示
  •    1枚目は、岡氏のオリジナルイメージゴジラシリーズ、鮫順氏のキンゴジが並ぶ上段ブース。*左端は、パシンさん作イノウエバラゴンの完成品作例参考展示です。
     さらに今回は、出色の出来と言って良い全高50cmに及ぶ鮫順氏の逆襲ゴジラ、雲斎氏の逆襲ゴジラとキンゴジ、七松氏のラテックス製モスゴジヘッド(全て非売品)が並び、豪華な怪獣ブースとなりました。
    ■造形工房ユウ

    宮城県から参加のディーラーさん。 サイボーグ009とデフォルメ怪獣が並ぶブースです。

  • 「DFバルゴン、ジグラ」「DFギャオス、ジャイガー、バイラス」「DFガメラ対大悪獣ギロン」
  • 「大怪獣空中戦ガメラ対ギャオス」
  •    新作は、デフォルメシリーズのバルゴンとジグラ。 再販の、デフォルメシリーズ7体と共にブースを飾りました。
    *写真は、ガメラ・モールディングコンテストのものです。
    ■そらきた怪獣警報!!

    ハニーボーン前田氏が、久々に復活して出店した、WFディーラー。 ハニーボーン製のデフォルメ怪獣が並びます。

  • 「飛びガメラ」「ウインダム」「ジラース」「大魔神」「ミクラス」
  • 「ゴジラ胸像」
  • 「ガメラ3」「キングギドラ」
  •    新作のジラースを中心に、2段に展示されたブース。 4年振りの参加ですが、前田氏いわく「まだプチ復活」だそうです。 時期を見てまた本格始動するとの事で、今後が楽しみです。
    ■ダイナミック・マスター

    ウエストケンジで原型をしているモリ・シゲオ氏が、独立して起した自身の怪獣専門メーカー。 自身のブランドで、商品展開中です。

  • リアルデフォルメ・スーパーミニシリーズ「キングシーサー」「ヘドラ4形態」
  • 「デストロイア ポスターイラストバージョン」
  •    新作は、最近力を入れているスーパーミニシリーズのキングシーサーとヘドラ4形態。 一部クリア成型で、透過光による展示がされました。
    ■ダイモス

    村上寛氏主宰の、怪獣専門メーカー。 村上氏と當氏の怪獣を中心に、パノラマアワー氏のメカを加えラインナップを展開中です。

  • 「サンダ」
  • 「緯度0大作戦・超獣3点セット」
  • 「地底怪獣バラゴン」
  • 「GODZILLA 2000」
  • 「東宝敵キャラシリーズNo.8 ファイアーラドン」
  •    村上氏の新作は、タグボートを持ち上げるサンダ。 映画終盤、東京湾でサンダがタグボートを持ち上げ、ガイラめがけて投げつけるシーンの立体化です。 その手前に並んだのは、『緯度0大作戦』から超獣の3点セット。 DVDによる、国内初ソフト化記念作品です。
     一方當氏の新作は、一挙に3体。 体表の表現が際立つバラゴンは、頭部クリアー版も用意され、超前傾姿勢のGODZILLA 2000が咆哮する横には、プテラノドンの化石をあしらったべース付きファイアーラドンも並びました。
    ■匠工房

    普段は完成品工房をしている、ディーラーさんです。 最近では、NEO超像革命の造形プロデュースをするなど、活動の幅を広げています。

  • 「初代ゴジラ彫像」
  •    新作は、初代ゴジラ彫像。 ベースをクリア成型するなど配慮もされています。 また、極小精密のオキシジェンデストロイアーは全長約25mm。 メーター部分は、デカールで再現されています。
    ■ちるそないと103

    ウルトラ怪獣を格安で並べる、WF常連ディーラーです。

  • 「セブンVSプラチク星人」対決ジオラマ
  • 「プラチク星人」
  • 「ウルトラセブン」
  •    新作は、30cmシリーズのセブンVSプラチク星人。 第30話『栄光は誰れのために』の、イメージジオラマで展示です。 セブンは参考展示で、これから最終のブラッシュアップをしてリリースされます。
    ■T's Facto

    御馴染みとなった、山脇隆氏主宰のプライベートメーカー。 毎回立体的な展示棚と、ジオラマが目を引きます。

  • 「韮沢靖イラストイメージゴジラ」「ガイガン」対決ジオラマ
  • 「韮沢靖イラストイメージゴジラ」「ガイガン」対決ジオラマ2
  • 「ゴジラvsビオランテ」
  •    今回中央に飾られたメインのジオラマは、韮ゴジ対ガイガンの対決ジオラマ。 ガイガンの足元の原始モスラは、ガイガン付属のベースです。 ゴジラvsビオランテでは、薔薇の花びらが散らされて展示されました。
    ■D-tech

    大阪より参加の、GK専門のギャラリーショップを開いているディーラーさん。 アニメ系から怪獣まで扱います。

  • 「機龍メカゴジラ」
  • 「イラスト版FWゴジラ」「ゴジラVSメガギラス ポスターVer.」
  •    今回は従来品のみですが、目玉は三式機龍の再販。 精密なディティールと、動きを感じさせるポージングの逸品です。 他には、近作のイラスト版FWゴジラ、DFゴジラVSメガギラス、DF万歳モスゴジ、DF熱海城キンゴジ、新・轟天号などが並びました。
    ■Delicious Rainbow

    今回初参加となる、阪口晃氏が主宰する怪獣専門のWFディーラー。 20cmサイズで、Q~帰りマンぐらいまでのウルトラ怪獣を中心に、造形活動を続けて行くとの事。 今後のラインナップに期待しましょう。

  • 「パゴス」
  •    rainbow eggの加藤氏と友達の阪口晃氏。 学生時代より、二人の間で造型第一作はパゴスだ!と話していたとの事。 今回自らディーラーを立ち上げて、晴れて怪獣造形デビューしました。
    ■VS☆C-PROJECT☆

    外川祐女史主宰の、カリカチュアモデル専門WFディーラーです。 復活後、精力的に新作をリリースしています。

  • 「激突モスゴジ」
  • 「ガメラ マグネット」「ガメラ・ソルジャーレギオン」「干支かいじゅう 戌」「マグネドン & キングストロン」「シーモンス&シーゴラス」「ちびシーモンス&シーゴラス」
  •    東宝の新作は、激突モスゴジ。 モスゴジが、名古屋城に倒れ込んだNGシーンをコミカルに再現。 名古屋城も、ちゃんとデフォルメされています。
     再販は、ガメラ祭りにちなんでG3マグネットやガメラ&ソルジャーレギオン等が並んだ他、干支かいじゅうの「戌」も展示されました。
    ■VS with ☆Mぷろじぇくと☆

    こちらVSの、長岡友吾サイド。 神田瑞穂嬢のMぷろじぇくととジョイントで、デフォルメ怪獣が中心です。

  • 「デフォルメ G2」「デフォルメ G3」「デフォルメ ガメラ」
  • 「デフォルメ モスごじ」
  •    長岡氏の新作は、デフォルメのG3。 再販のG1、G2と共に、ガメラ・モールディングコンテストに出品されました。
     Mぷろじぇくとの新作は、『モスラ対ゴジラ』よりモスごじが幼虫モスラ2体と格闘するシーンをデフォルメモデル化。 1匹が尻尾に噛みつく、岩島のあの有名シーンの再現です。 この他、前回同様近年のデフォルメ作品が再販されました。
    ■バイス

    映画のプロップも作成する、プロの模型メーカーが出展するブースです。

  • 「TACガン」
  •    今回新作は、特撮ガンシリーズよりTACガンが並べられました。
    ■羽沢組

    参加2回目となる、はざわまさと氏主宰の怪獣専門メーカーです。

  • 「DFキンゴジ」「DF初代ゴジラ」「DFモスゴジ」
  •    メーカー活動第2弾は、キンゴジの完成品ソフビ。 キット版の初代ゴジラとモスゴジも再販され、3体のゴジラが並びました。
    ■PINKY&FLOWER

    怪獣に限らず、いろいろな造形物が並ぶディーラーさんです。

  • 「スーパーデフォルメ ソルジャーレギオン」
  • 「ギロンのペーパーナイフ」
  •    ガメラ祭りの回らしい、ガメラ関連の小アイテム。 ギロンの頭にある、お遊びのバツマークが笑えます。
    ■FIRE BALL

    こちらも、色々なものを並べているディーラーさん。 東宝モノは、おそらく初めて?

  • 「X星人」
  •    GFWより、パカッと割れたX星人の頭部モデルを出品。 登場シーンが少ないのですが、新X星人ってこんな顔してたんですね。
    ■Material Models

    林功次郎氏が主宰する、WF常連ディーラー。 リアルタイプの女性フィギュアに囲まれて、得意な怪獣アイテムの登場です。

  • 「ファイナル版ゴジラ」
  •    久々の怪獣造形となる、30cmサイズのファイナル版ゴジラ。 引き締まった体躯から、荒々しさが滲み出ています。 その横には、ゴジラに付くラストシーンで手を広げるミニラも並びました。
    ■モンスターショップ

    茂木栄一氏が取りまとめをしている、WF常連ディーラー。 何人かの原型で、デフォルメやオリジナルの造形物が並びます。

  • 「DFメカゴジラ」
  •    茂木さん原型の、東宝デフォルメシリーズの第4弾。 サイズはゴジラと同スケールで、全高14cmほどです。
    ■モンスターメーカー・28

    丹羽俊介氏が主宰する、石川県から参加の怪獣専門ディーラー。 毎回着実に、1体ずつゴジラが増えていきます。

  • 「ゴジラ'74」
  • 「モスゴジ」
  • 「GMKゴジラ」
  •    このWFの新作は、昭和ゴジラの中でもほとんど立体化されていない、ゴジラ対メカゴジラ版のゴジラ。 心憎いアイテム選択と手堅い造形で、再販2体のゴジラと共にブースを飾りました。
    ■YAMAKAWA造型部

    山川隆生氏主宰の、怪獣専門メーカー。 四日市から参加です。

  • 「四日市モスゴジ」「モスラレリーフ」
  • 「サンダ対ガイラ・L作戦成功」ジオラマ
  • 「ゴジラVSメカゴジラ ジオラマセット」
  •    最新作は、33cmサイズの大型作品、四日市モスゴジとモスラレリーフ。 長年造り続けているサンダ対ガイラシリーズからは、新作のL作戦成功がジオラマ仕立てで展示。 他に従来品からは、リファインされたゴジラVSメカゴジラ、ゴジラ対エビラ230南海投げ等が並びました。
    ■ゆーじ鯛

    極小サイズのデフォルメで、ゴジラやガメラシリーズを並べるWFディーラーです。

  • 「ガメラvsイリス」「ガメラvsレギオン」
  •    平成ガメラシリーズのミニジオラマ3部作から、今回はG2とG3のミニジオラマが並びました。
    *写真は、ガメラ・モールディングコンテストのものです。
    ■夢工房ハイライト

    岡悟氏主宰の、ヒーロー&特撮専門メーカーです。 怪獣特撮関連では、マンやセブンなどヒーロー側の立体化が多いメーカーです。

  • 「ウルトラマン(A)」
  • 「ラゴン」
  • 「ガメラ対バルゴン」大阪城ジオラマ
  • 「バルゴン」
  •    今回は、ラゴンと対峙する相方のマンAタイプが完成。 グー&パーの右手首や、クリア成型版のマスク、二重構造となるカラータイマーなどが付属します。 そして、マンVSラゴン以上に人目を引いたのは、35cmサイズのガメラとバルゴンを使用した大阪城ジオラマ。 全長80cmにおよぶバルゴンは、2002年に一度途中原型が展示されたきりの幻の巨大怪獣キット。 右手には、加納カズノリ氏のパッケージイラスト原画も飾られました。
    ■吉野屋徳兵衛

    鉄人28号シリーズと怪獣をリリースするディーラー。 今回は荒井氏の、30cmモルフォ蝶が発表されました。

  • 「幻視蝶モルフォ」
  • 「ゴルドン」「メトロン星人」
  •    新作は、荒井成一氏原型による30cm幻視蝶モルフォ。 サイズ比較のため、参考展示された橋本版ゴルドン、メトロン星人と共に、ブースを飾りました。
    ■rainbow egg

    東京から参加する、加藤智之氏が主宰するWF常連ディーラーです。 普段は、Ma.K.シリーズをリリースしていますが、今回怪獣デビューを果しました。

  • 「宇宙ゲリラ シャドー星人」
  •    ディーラー名の『虹の卵』(ウルトラQ第18話)からも分る通り、怪獣GKファンの顔も持つ加藤氏。 その登場怪獣は、兄弟ディーラーのDelicious Rainbowからリリースされています。 加藤氏の方は、未だ30cmサイズで出ていない星人を中心にリリースしてゆくという事で、まず第1弾としてシャドー星人が選ばれました。
    ■レジンシェフとうけけ団

    日米合体ディーラー。 ビルズキッチン主宰のビル・グドムンドソン氏と柴田幸房氏の作品を中心に、30cmサイズの怪獣が数多く並びます。

  • 「大巨獣ガッパ」
  • 「ヘドラ飛行期」
  • 「マーカライトファープ」「ガイガン」
  • 「ボスタング」
  • 「プラチク星人骨格」「大魔獣ジャイガー」
  • 「シャーレ・ヘドラ」
  •    今回のビルズキッチン30cmシリーズ新作は、大巨獣ガッパとガメラシリーズ第3弾のジャイガー。 そして、メカもの第2弾となるマーカライトファープ。 マニア泣かせの、渋いアイテム選択が続きます。 日本初登場となる、ヘドラ飛行期等と共にブースを飾りました。
     一方日本勢柴田幸房氏の新作は、ガイガンとボスタング。 昭和おやじにはうれしい、東宝と初期円谷の怪獣が続きます。
     ジリさんの新作は、♪タ●ダタケ●タケ●ーのペーパークラフト付きプラチク星人骨格。 グリグリ動きます。 他に新人原型師、杉田知宏氏作の「シャーレ・ヘドラ」も卓を飾りました。
    ■Re:Vanilla it a Me

    赤羽俊彦氏が主宰する、長野県から参加のWFディーラー。 "レバニライタメ"2回目の参加です。

  • 「サイボットゴジラ 胸像」「デフォルメ サイボットゴジラ」
  •    赤羽氏が1番好きだという84サイボットゴジラ。 前回のデフォルメタイプに続き、今回はリアルタイプの胸像を出品です。

    注意:ここで紹介したイベント情報は、怪獣やガレージキットのファンのためのもので、特定のディーラーや商品の宣伝ではありません。

    紹介した画像データは、当日撮影の他、各ディーラーからご好意で提供していただいた写真も使用し構成しています。 また、登場するキャラクターは、各社の著作物です。
    (C)TOHO Co. (C)DAIEI Co. (C)NIKKATSU Co. (C)SHOTIKU Co. (C)TSUBURAYA PROD.
    All photograph by Masato Matsumoto and each maker.